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お米のお話

お米と青年

作者: ぷーた

今回はお米が育って旅立つまでの様子を少し短いですが書きました。

お米シリーズ外伝みたいな感じですので、旅はしていません。

 みなさんはお米がどのようにしてできるのか知っていますか?

 えっ? 知っているって?

 じゃあ、これも知っていますか?

 “お米一粒一粒には神様が宿っている”って



 今年も稲刈りの季節がやってきました。

 田んぼ一面には、太陽に照らされた稲穂たち。

 キラキラと黄金色に輝いて見えます。

 

 風が吹く度に、稲穂たちが一斉に

 さわさわ♪っと音を立てて揺れています。

 まるで歌って踊っているみたい。


 波に揺られて ゆ~らゆら

 風に吹かれて さ~らさら♪

 

 自然にその身を委ねながら

 いつも気ままに旅をする

 宛のない旅 ぶらり旅♪

 

 旅をしているその中で

 出会いと別れを繰り返し♪

 

 いったいどこへ向かうのか

 それはだれにも分からない♪


 そんな田んぼに何やら一人の青年がやってきました。

 手に鎌を持って肩から縄をかけています。

 どうやらこの田んぼは青年のもので、稲刈りをしに来たようです。


 青年は、鼻歌混じりで足取りも軽く

 とてもウキウキした様子です。

 余程この日を楽しみにしていたのでしょう。 


 それもそのはず、青年はこれまで

 日の出と共に田んぼにやって来て

 草引きをし、水を替え、

 一生懸命お米のお世話をしてきました。


 毎日 毎日 

 雨の降る日も 風の強い日も

 暑くて汗がにじむ日も 寒くて水が冷たい日も

 どんなときも どんなときも

 大切に 丁寧に育ててきました。

 

 大きく育て♪ 強く育て♪

 雨に負けるな♪ 風に負けるな♪

 おれがお前を支えてやろう♪

 おれがお前を育ててやろう♪

 大きく育て♪ 強く育て♪

 立派なお米になるために♪


 青年の努力のかいあって

 今年も田んぼ一面の大豊作!

 どのお米もキラキラ輝いています。

 そんな田んぼの様子に、青年も大満足。


 これだけ愛情いっぱいに育てられたら

 おいしくなるに決まってるよね


 よかったね お米くん

いつもと違う感じで描いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

よかったら感想で聞かせてください。

ブックマークや評価もしていただけると、モチベーションに繋がりますのでよろしくお願いします。

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