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第8話

ちょっと変えました。

「「「ただいまー。」」」



やっと家に帰ってこれた。

入学式が昼前に終わったので、外食してきたのだ。

因みにお好み焼きを食べた。

青のりが歯に付いてないか心配だ。

そのまま妹の那奈を保育園まで迎えに行き、帰宅したというわけだ。

さてと…、暇だし、お昼寝タイムといこうか。










「ただいまー。」

「「おかえりー。」」



ん?どうやら姉が帰ってきたみたいだ。

起き上がりリビングへと向かうとしますか。



「おかえり。」

「お?ただいまー、大地ー。入学おめでとう。馴染めそうか?」

「うーん……、まだ何とも。これからだね。」

「それもそうか。いじめられたりすれば言えよ?いじめっ子には死よりも辛い目に遭わせてやるからな。」

「う、うん、ありがと……。(絶対言えない……。)」



この家族ヤバい方に行ってるな……。



「私もやるー‼」

「よく言ったぞ。それでこそ烏丸家の女だ。」



い、妹まで……。

母や姉と同じ道を歩んでいくんですかい?

誰だ!こんな教育をしたやつは!出てこい!俺が教育というものを教えてやるッ!

嘘です。調子に乗りました。ごめんなさい。お許しください……。



「今日はだいちゃんの入学祝いで外食いくわよー。ついでに凛のお祝いも兼ねて。」

「ついでって酷くない?」

「だいちゃんのが大本命に決まってるじゃない。」

「それもそうか。」

「納得しちゃうんだ!?」



い、イカン。妹よ、このやり取りはよろしくない。



「なんで耳塞ぐの?」

「那奈にはこうなって欲しくないからさ。」

「ふーん……。でも聞こえてるよ?」



既に手遅れだったわけだ……。



「じゃあ、真似しないようにしなさい。」

「でも、私もそう思うし……。」



なんてことだ……。

俺の癒しが……。マイエンジェルが……。

うぅ……、これから何を支えにして生きていけば……。



「早く準備してー。予約した時間に間に合わなくなるからー。」



へいへい。てかどこに行くんだ?













「ここよ。」



は?え?めっちゃ高そうな店の前にいるんだが……。

もしかしてここ?隣のファミレスじゃなくて?



「何してるの?早く行くわよ。」



マジでここなのか……。

因みに寿司屋だ。

お財布的に大丈夫なのか?

確かに以前、年収お高めとは聞いてたけど……。



「ここはお祝い事の時に来るの。だいちゃんが生まれた時にも来たのよ?」

「それは覚えてるが、私の小学校入学の時はなかったのは?」

「ここ高いのよ……。」



やっぱ高いじゃんか……。



「じゃんじゃん頼んじゃっていいからねー。」

「ここ高いんでしょ?」

「そんな一回来たぐらいじゃどうってことないよ?」



そう言ったので注文していったのだが、姉がよく食べるので母が青い顔して止めていた。

結局十分に食べれなかった姉はコンビニで弁当を買った。まだ食べれるのか……。














「母さん。」

「どうしたの?」

「ありがと。」



すると母は笑顔になり、



「どういたしまして。」



ちょっと照れ臭かった。

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