第6話
て事でやって来ました、ショッピングモール。
ここは精一杯子供らしく問いかけてみるか。
「何買うの?」
き、決まったー!完璧な上目遣い!
しかも心なしか目もウルウルしているー!
クリティカルヒット。母に5000ダメージ。
鼻血を吹き出してしまったではないか。
こいつは暫く封印だな。恥ずかしかったし。
「そ、そうね…。だいちゃんの服と夕飯用の食材かな。(危なかった。危うく天に召されるところだったわ。)」
「ふーん。わかった。」
それから俺は着せ替え人形にされちまったよ…。
いろんなところを巡りながら…。
あ、ハンバーガーは美味かった。
チェーン店最高だね。常連になりそう。
食べた後も着せ替え人形にされたぜ!
店員さんノリノリだったよ…。
戦いが終わったのは夕方…。
長く辛く苦しい戦いだったよ…。
急いで夕飯の材料を買った後、さっさと帰った。
だってもー、周りの人がね…。
「美幼年キター!」
「天使がご降臨なされたぞー‼‼‼」
「prprしたフィー‼‼」
とか話してたんすよー。
いや、もうドン引き。変態の巣窟じゃん。
道理で他の男性見なかったわけだ。
引き籠もるのも無理はない。
この世界の男性には同情するね。
え?俺はって?HAHAHA
いくら美人でもそんなのは嫌だ。
家族もヤバい感じだし…。
結局、今回の総額は10万円程だった。
その大半が俺の服へとなったのだ。
はぁ…。