博霊神社
「おわぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は今落ちている。なぜかって?転移したのさ
「そんなこと考えてる場合じゃねぇぇ!!、地面が!!地面が!!」バサバサ・・ガシャーン
「う、うぅ・・助かった」
俺は木に引っかかって何とか助かったようだ
「おい!あのクソバ〇アなんであんなところに出すんだよ・・」
「ハァ・・なんだっけ博霊神社・・・・あれ、どっち?」
「はあ、こっから探さないといけないのかよ」
???「ねぇ、おにいさん」
「わぁ!! びっくりした!!」
そこには小学5年生くらいの黄髪の少女がいた
「な、何かなお嬢ちゃん」
???「おにいさんは たべてもいい人間なのかー?」
(あ、これガチなやつや)「お嬢ちゃんお腹が空いているの?」
???「うん、だからお兄さんを食べてもいい?」
(なんか食べ物あったかな・・・あ、今日食べなかった昼飯みっけ)
「お腹が空いているのだったらおにぎり食べる?」
???「うん、食べるのだー♪」モグモグ ゴク
「お嬢ちゃん名前は?」
???「わたしはルーミアなのだー」
「ルーミア、博霊神社って知ってるか?」
「知ってるのだー」
「どっちか教えてくれないか?」
「いいのだー、あっちにあるのだー」
「そうか、ありがとな じゃあな」
「さよならなのだー」
ルーミアに別れを告げてから俺は博霊神社に向かった。
1時間ほど歩き続けると少し古びた階段の先に赤い鳥居がみえた。
「階段キッツ、長すぎんだろ・・」
「やっと登れた」
長い階段を登りきって休憩していると
「あなたが紫のいっていた迷い人ね」
そこには赤と白の巫女服を着た15歳くらいの女の子がいた。
「迷い人ってなんだ」
???「迷い人は違う世界、つまり異世界から連れてこられた人よ」
「なるほど、ところでお前は誰だ?」
???「私はこの博霊神社の巫女、博霊 霊夢よ」
「そうか、それで俺は何で連れてこられたんだ?」
「そんなの私も知らないわよ。どうせ紫が何かたくらんでるんでしょ。」
ブォン
「永遠の18歳ゆっかりーんでーす☆」
「噂をすれば自称永遠の18歳妖怪のお出ましよ」
「自称じゃないわよ」
「それで何しにきたんだ?」
「裕人にはここに住んでもらうわ」
俺&霊夢「は?」
「働かざる者食うべからずよ」
「それは分かるけど何故ここなんだ」
「ここが安全で最適だったからよ、じゃあね」
「ちょまて!!」ブォン 「くそ・・・」
「仕方ないわね・・・改めてよろしくね」
「あぁ、よろしく」
「とりあえず中に入りましょう」
「あぁ、わかった」
「はい、お茶」
「ありがと」
「そういえば裕人は能力あるの?」
「知らねぇ、てかあっちには能力なんてなかったから」
「迷い人はこっちに来るとき、なんらかの能力がつくのよ」
「そうなのか。けど俺にはなんともないぞ」
「なら私が見てあげようか?」
「見ることなんてできるのか?」
「私にかかればそんなの簡単よ」
「なら、見てくれないか?」
「分かったわ」お札 ぺタ<ピカッ コォォォ
「分かったよ、能力は「記憶を操る程度の能力」 と「具現化する程度の能力」
「記憶を操る程度の能力と具現化する程度の能力?」
「えぇ、そうよ」
「ちょっと地味だし使えるのか?」
「そうねあまり使い道がないわね」
???「れーいーむー」
「ん、誰だ?」
「うるさいやつが来たわね」
???「遊びに来てやったぜ霊夢」
「別に来なくてもいいのに、あんたが来たいだけでしょ魔理沙」
「そうだな お 誰だその男、霊夢の彼氏か?」
「違うわよ、こいつは迷い人で居候の東山裕人よ」
「迷い人なら能力を持っているよな」
「えぇ持っているけど戦闘向きじゃないわよ」
「べつにいいんだぜ、勝負するんだぜ裕人」
「拒否権は」
「ないんだぜ」
「ですよねー」
俺たちは神社の境内へ向かい戦うことになった