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ひなたの詩&エッセイ集

涙のヒーロー

作者: ひなた

 涙の数だけ強くなれるというのなら

 今頃僕は最強のヒーローだっただろう

 傷付く度に優しくなれるというのなら

 今頃僕はもっと優しくなれたんだろう


 零れた涙は僕の武器になんてなってくれない

 割れたガラスのハートは

 触れた人を傷付けてしまうんだ


 誰かを守ることが出来たなら

 誰かにとってのヒーローになれたなら

 僕も無駄な涙は流してなかったのかな


 涙を流すと強くなるんじゃない

 弱いから涙を流しているだけなんだよね

 傷付いたから優しさを知っているわけじゃない

 優しくされていないから傷付いているんだもんね


 でもヒーローはいつもいつも

 涙を武器に変えて傷痕を優しさに変えていた

 そんな力を持っていたんだ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 初めて詩を読んでみました。奥深い感じがいいと思います。とはいっても本当の初心者なのでわかりませんが…… [一言] んー、やっぱりひなさんの作品は僕の中では好きになれるものが多いです。これか…
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