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白猫  作者: 檸檬
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「駿ーてめぇが早く来いっつったから

来てやったのにいつま...鈴?」



神到来!!まじで抱きしめられすぎて死ぬ

寸前だったよ!?

三途の川の向こうでおじいちゃんが手振ってた!!



「はぁ....転入生って鈴の事か?」



てかこの神だれ?後ろに立ってるから姿さえ

見えないんだけどー。

あ、神だから見えないの?じゃあまじで神!?



「ごめーん鈴に会うの久しぶりだったから

激しく(?)しちゃってて」



駿って神と会話できるの!?凄!!

今度やりかた教えてもらおー!!



「はぁ....HR始まるから早くしろ」



でもこの神の声なんか聞いた事ある.....



「はいはい。鈴、行っておいで。

いつでも理事室来てねー」



くるっと神をみると....



「紅ぅぅ!!?紅って神だったの!?」



まさかの紅。てかよく教師になれたね?

体育だけ5であとは全部2だった紅が...!!



「あ?何言ってんだ。さっさと行くぞ」



腕引っ張んないでー!!!!

あなたの脚と私の脚比べてみてよ!!

長さが全然違うでしょぉがぁぁ!!



「鈴....髪、いいのか?」



え、髪?あぁ、髪ね。



「んーバレるかな??」



私の髪はミルクティーの色。

地毛だけどね?

玲音も知音もおんなじ色。


バレたらマズイのは...まぁ色々理由がある。



「さぁ?」


「じゃ、いいでしょ?」



めんどいしめんどいしめんどいし?



「俺が呼んだら入って来いよ」


「はぁーい」



.....わぉ。



紅が入ってった瞬間煩い教室が静かに。

生徒達に何をしたんだい?



「鈴、入れ」



はーっい!!


スタスタ...


な、何!!?そんなにじろじろ見ないでー!!



「自己紹介しろ」



この中で!?この熱い眼差しの中で話せと?!



「ぇと...藤宮鈴です。よろしくね..?」



このカラフルboy’sがよろしくする??

まぁ、してくれないほうがいいけど。



「「「「...可愛いィィィ!!!!」」」」


「鈴ちゃん!!彼氏はいる!?」


「俺と付き合ってー!!」


「てめぇ抜け駆けすんな!!」



彼氏がいる顔に見えますー??

いるわけないじゃん。....今は。



「紅ー...?席は?」



何故か不機嫌な紅。眉間の皺が...!!



「...チッ......窓際の後ろ」



舌打ちィィ!!!?何怒ってるわけ!?



「あいあいさー」



面倒なんでスルーしちゃおう。

うん、それが一番いいよ!!



「あれぇー...??」



なんで私の席の周り空席なの?

あ、私があんま関わりたくないの知ってて

紅が配慮してくれたとか!?



「んぬー...眠...ぃ...」



久しぶりに朝に起きたもんなぁー....

最高に眠い...

紅の授業だし....いいよね....



「ちょっ鈴ちゃん!!寝たら殺されるぜ!?」


「やべぇよっ」



みんななんか言ってるけど聞こえない...



「おやすみぃー...」



瞼を下ろした。



生徒side



「おやすみぃー...」



うわぁぁぁ....やべぇよ!!

紅さんの授業で寝たら死ぬ!!



「す、鈴ちゃんっ」



駄目だ、完全寝てる....

ぅわっ紅さんが気付いた!!



「ぁ...!!?」



まじ...?アノ紅さんが...?

鈴ちゃんを優しい顔でみて撫でてた...

紅さんが居眠りを怒らない事よりも

女をあんな顔でみて触れてたほうが驚き。



((((鈴ちゃんって何者...?))))


クラスの心がリンクした瞬間。




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