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「.......ず..鈴!!」
「ん....何...」
ぅ...重い.......
「鈴、おはよ」
わー、朝から暑苦しいね。
「おはよ、知音。玲音は?」
絶対いると思うんだけど...
「ここー♪」
「んにゃ!?」
み、耳にふーってしないでー!!
「可愛いーね鈴」
この変態発言するのが、峯崎玲音
私を起こしたのが、峯崎知音
そしてこのシスコン双子の妹がわたし...
峯崎鈴です!!
「ねぇ鈴」
「なぁに?」
知音に呼ばれて上を向いた瞬間...
「んッ...んぁ....ふ..ぅ...」
「鈴ごちそーさま」
キスされました。
「ずりー!!俺まだしてない!!」
グッと玲音に引き寄せられて、
「んゃ...っ.....ふぁ..んんッ」
玲音と知音が昔言ってた。
キスは挨拶だ!!って。
「鈴、感じちゃってんのー??」
...かんじる?
取り合えず玲音のにやけ顔がキモい。
「....何を感じるの?」
喜怒哀楽?
「ん?だぁかぁらぁ気持「あぁぁぁ!!」
.....んだよ知音」
いきなり叫んで立ち上がった知音をみた。
どうしたんだろ?
「学校!!遅刻するっ!!!」
現在時刻は8:10ジャスト。
後、10分で行かないと遅刻...だっけ?
「二人共頑張ってね〜」
「「は??」」
見送ろうとするとなにいってんのこいつ
みたいな目でみられた。
「鈴...忘れたの?」
何を忘れたか言ってよ知音。
「鈴は忘れっぽいからなぁ」
同じく玲音も何!?
「「今日から鈴も学校だよ」」
...はぃ?
「わ、ワンモア プリーズ...?」
え?え??
「「鈴も学校!!」」
そんなわけな...くないんだ...
「え...ち、遅刻じゃん!!!!」
...........ーーーーーーー
「あれぇ...?ここどこ!?」
あの後ダッシュで学校に来て二人は教室に
私は理事長室に.....いくはずだった。
「広すぎ!!」
キョロキョロしながら歩いてた私は前なんて
見てなくて、気づかなかった。
ドンッ
「ったぁ....」
「いって....」
前にいた人に思いっきりぶつかった。
「ぁ...ご、ごめんなさい!!大丈夫ですか?!」
「大丈夫だ....お前こそ...ッ...」
その人は顔をあげた瞬間固まった。
「...?っあ!!肘、血がでてる!!」
確か....ポケットに....あった!!
「待っててくださいね!!」
近くの水道でハンカチを濡らした。
それで肘をふいた。
「って....」
「しみますか?もう終わりますから」
絆創膏を貼って....OK!!
「ほんとすみませんでした。では!!」
また理事長室を探そうとしたとき、
「....お前、名前は?」
あ、そうだよね。名前わかんないやつに
喋りかけられてもこまるよね。
「藤宮鈴です。あなたは?」
とっさの偽名。素性バレると困るんだよ。
「...氷川 杏。お前、見た事ないな
転入生か?」
「はい。理事長室に行きたいんですけど...」
改めて見ると杏さんって男の人なのに綺麗。
イケメンには免疫があるからどうも思わないけど
知音とか玲音とかで。
「連れてってやる」
「え!?杏さんありがとうございます!!」
やー...不良校でもいい人はいるんだね!!
ってあれ?杏さん、不機嫌...?
やっぱ案内嫌だったとか?
「....杏」
「え?」
「杏って呼べ。敬語もやめろ」
杏さ...杏は俺様!?超命令形だよ??
「う、うん...ねぇ杏って何年?」
スタスタ歩いてく杏の後ろをついてった。
多分、理事長室に連れてってくれる。
「1年」
「同い年!?年上かと思ってた」
「.....。」
「.....。」
....会話が続かないー!!!!
いつもは玲音と知音がいるからこんな事ない!!
「ここ」
一人で唸ってたらある大きな扉のまえで
止まった。
「ありがとう」
「あぁ」
前で杏と別れて理事長室をノックした。
「しつれ...「すぅぅずぅぅ〜!!」にゃ!?」
....なんかが、飛んで来た。
「駿?!」
「おう!!久しぶり〜、会いたかった。
って事で...わかってるよな?」
「なに....んんッ..!!っは...ふぁ...」
そうだった、駿も"挨拶"する人だった。