冬休み①
数週間後……
念願の冬休みになった。
昼は屋敷から出ないで、深夜は森の家でコタツに入ると心の中で決めた。
そういや笑ったら叩かれる番組今もやってんのかな。
自分はマイテリトリーに引きこもろうとしている。
しかし、
「ラソム!」
と急いでいるように入ってきた。
「どうかしました?」
「これ見て」
と手紙を渡される。
簡単に言えば2日後に王宮に1泊しなさい。
とのこと、誰かなと手紙に書いてある名前を読む。
アイル•アデン皇女より。
わかってたけどさ、外に出たくないよ。
「自分がついてこいとは書かれていないですけど」
「でも一緒にきなさい」
「はーい」
まだ時間あるし、準備は明日でいいや。
今は本でも読もう。
奥のほうの本棚を取りに行く。
魔物のことの本を読むことにした。
魔物は狼のような姿をした黒いなにかでできている。
まだ魔物は一匹しかいなかった。
一匹の魔物で他の国が滅ぼされた。
魔物が強いとわかる本だった。
戻してくるか。
エデはもう退室していた。
気にせんが。
自分は前世に唆瞭に頼んだことがある。
「ウミウシ」の目標を果たすことと超能力者がいても差別などがされない世界をつくってくれと。
超能力者は自分達以外にもいるかも知れない。
ただ超能力者全員がチートではない。
でも「ウミウシ」のメンバーはバラバラになり、それぞれの人生を送ることになっている。
悲しくはない。
嬉しくもない。
でもチート超能力者にはとあることがない。
そこが普通の人とは違うところだ。
チート超能力者になるためには苦労があるからな。
さてもうそろそろで昼食になるから厨房に向かいますか。
食堂を通ろうとするとエデがいた。
昼食がなにがいいか聞きますか。
「エデお嬢様、昼食なにがよろしいですか?」
「温かい物で」
「わかりました」
うどんでいいや。
厨房にいき、温かいキツネうどんを作ることにした。
「お待たせしました」
「いただくわ」
とエデがすすったのを見て自分も座る。
自分もすすっていく。
数分で食べ終わる。
「片付けてきますね」
「わかったわ」
エデとは冬休みだから執事の仕事ご飯だけでいいわよと言われているので自由にしている。
片付けて、
「瞬間移動」
と念じる。
森の家の中に移動する。
自分は日帰り修学旅行の時に買ったものを使っていく。
力を使わず、魔法も使わずに手作業でしたため時間がかかってしまった。
もう夕食の時間なのだから。
「瞬間移動」
と念じ、食堂に移動する。
エデはまだきていなかったのでエデの部屋に向かうことにした。
コンコンと戸を叩く。
「ラソムです」
「なにかしら」
「入ってもよろしいですか?」
「わかったわ、はぁ」
と自分は入る。
「なんのよう?」
「これあげますね」
と服を渡す。
「これなに?」
「服ですね」
「わかっているわ、ラソムが作ったの?」
「ええ」
「ありがとう、寒いから暖かい服は助かるわ、日常に使える色などしているから」
「ありがとうございます、あともう夕食の時間ですよ」
「ええ、いきましょう」
と向かうのだった。




