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異世界は自由で幸せです。  作者: さ汰
始まりの森
4/26

~ゴブリンの森3~

ーーーーーーーーー

 サキ Lv01

人族 正常

ーーーーーーーーー

 HP300/300

 MP500/500

攻撃力.300~600

防御力.500

魔法攻撃.400

魔法防御.500

瞬発力.100

運.50

ーーーーーーーーー

『神羅羽LvX』

『忍耐Lv3』『誘惑Lv1』

『投石Lv1』『鑑定Lv1』

ーーーーーーーーー


「攻撃力の300~600って曖昧だな…」


さっきゴブリンが昇ろうと頑張ってた木の上にもう一度飛び上がり枝に座りながらステータスをチェックしてる

基準が分かんないから何とも言えないな


スキルの所に『鑑定』があるって事は、さっきのゴブリンも鑑定出来たってこと? でも鑑定が『投石』の後に表示されてるってことは、指輪をはめてから獲得したってことか?

『神羅羽』は転生する前に獲得したから一番最初…『忍耐』は……Lvが上がってる事を思えば、足翼の練習中に獲得して…しかもレベルアップしたって事だろうな……『誘惑』は、いつだろ………んー…分かんないや…『投石』は、絶対ゴブリンに石投げた時だよね

こんな簡単にスキルが手に入るならいろいろ実験する必要が有りそう

なんてニヤニヤしなが考えてると


ガリガリ ガリガリ


聞き覚えのある音が下から聞こえた…。


「あ…またゴブリンだ…ん?さっきと眼の色が違う?」


さっきのゴブリンは眼が赤かったのに対して、今度のゴブリンは青い目をしてた


「まあいっか…勝手に体力削って自爆するの待とっかな…」


私はそのまま太い木の枝に横になったが…すぐさま飛び起きた


「鑑定使えるチャンスじゃん!」


取り敢えず私はゴブリンを視界に収めた状態で「鑑定」と心で唱えてみる


「あれ?やり方が違うのかな?」


次はゴブリンを視界に入れて左手の指輪を撫でてみた


すると、自分のステータスではなく、ゴブリンのステータスが浮かび上がった。


「よし!成功!」


ーーーーーーーーー

 なし Lv05

ゴブリン 正常

ーーーーーーーーー

 HP30/30

 MP0/0

攻撃力10

防御力10

魔法攻撃0

魔法防御0

瞬発力50

運0

ーーーーーーーーー

『悪心Lv2』『忍耐Lv5』

『打撃Lv3』『繁殖Lv9』

ーーーーーーーーー


「は…繁殖Lv9って……ゴブリンらしいな」


ゴブリンのHPが30ってことは、私の攻撃力より断然低い…そしてゴブリンの攻撃力が10…攻撃が当たっても大丈夫そうだな……。


そう思うと、私はウキウキしながら木の下へと飛び降りた、近くに落ちてる小石を2つ拾って構え1つをゴブリンに投げつける


「グギャッ」


小石はゴブリンの頭にヒットしたが、ゴブリンは倒れず 体勢を整え私の元へと駆け出した。


「ヤバッ」


冷や汗が出る間もないくらい早く私は木の上へと舞い上がりもう1つの小石をゴブリンの頭上へと投げた


「ウギャ」


変な悲鳴を漏らしながらゴブリンはその場で力尽きる…


やっぱり石投げるだけじゃ、一発では無理か……。


先程と同じようにゴブリンは光りに包まれ消えたがそこにはなにも落ちていなかった


「ドロップなしとかもあるんだ…」


ガックリしながら木の上へ上がると指輪を撫でてステータスを確認する



ーーーーーーーーー

 サキ Lv2

人族 正常

ーーーーーーーーー

 HP305/305

 MP505/505

攻撃力.310~610

防御力.510

魔法攻撃.405

魔法防御.505

瞬発力.101

運.50

ーーーーーーーーー

『神羅羽LvX』

『忍耐Lv3』『誘惑Lv2』

『投石Lv2』『鑑定Lv2』

『悪知恵Lv1』

ーーーーーーーーー


「レベル上がってる…スキルレベルも…ん?『悪知恵』って………………………もしかして石投げるだけしかしてないからかな?」


スキルが増えるのは嬉しいけど…『悪知恵』ってのはあんまり嬉しくないな…。


あれ?『誘惑Lv2』になってる!?なんで!?思い当たる事なんてないんだけど……。『投石Lv2』『鑑定Lv2』は見に覚えあるよ?でも誘惑なんて………っ!!!

ちょっと待てよ…ゴブリンのスキルに『繁殖Lv9』って有ったよね…ゴブリンて人間の女は殺さないで………あぁ、そゆことね、ゴブリンを誘惑したって事か…てことは、レベルが上がる分 ゴブリンに狙われやすいってことじゃん!


「はぁ…もう最悪じゃん」


枝に横になり綺麗な青空を眺めながら大きく溜め息をついた



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