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別れと出会いの話。

作者: 太陽くる美

別れと出会いは紙一重だ。そして正反対だ。

学校を卒業でもしてみれば、次のステージでの出会いが沢山ある。

別れも出会いもよくよく考え込んでしまえば怖いもので

「今まで」の世界から一気に違う所へと飛び立つことは怖いし、

「新しい」世界に受け入れてもらえるかなんて恐怖で心を締め付けられる。


しかしどちらもさけることはできない。それは人生においての義務というか、

必須条件なのだから。だって人間、1人じゃあ生きてはいけない。

1人、から2人に、また大勢になるには出会いは必須だ。


でも自分はただ、「今まで知らなかった人」との出会いだけが『出会い』だとは思わない。

新しい人と付き合って、それにつれて変わっていく自分にも出会う。

誰だって気づいたら出会っているものだろうと想う。

そしてたまに昔の日記かなにかを取り出して、問いかけてみる。

「君から見た私は、どう見えますか。なりたい自分になれていますか」



一期一会。そういう言葉がある。人間が1生で何人の人と出会えるかなんて私には知らない。

おそらく幾万人…とかだ。

世界の人口は約70億にのぼりつめている今、ほとんどの人と出会わずにすぎてしまう。


満員電車の中、人が多いなと感じたってそこで出会える人とも何かのつながりがあって、

一緒にゆさゆさゆらされ、道の先へと進んでゆく。

少しだけ、隣の人でも盗み見して、「みんなで一緒に進んでいきましょう」なんて考えてみる。

たとえ1日限りの仲だろうと。それもきっと大事な一期一会。



「出会えてよかった」と言える、そんな人がいるのなら

それだけで幸せを感じられることでしょう。

今年の干支は蛇でございます。

脱皮して、体が軽くなったような世界はいかがでしょう。

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