第1章 第10話
3分後
私は路地裏にいた。周りには男性プレイヤーが私を囲むように立っていた。威圧感があって膝が震えて泣きそうだった。
「どうしますか?兄貴?」
「そうだな…」
その兄貴と呼ばれた人は私をなめるように見ていった。それだけで悪寒が走る。
「…や…やめてください…」
「ああん?うるさいんだよ!!」
取り巻きの男が私に蹴りを入れる。
「殺すには惜しい女だからぎりぎりまで傷付けて回復薬飲ませてまた殺す。これでどうだ?」
「「「いい案ですね!!」」」
男たちがそれぞれの武器を取り出し、構えた。
「…お願いですから、やめてください…」
「おびえている姿もなかなか良いな。やっぱり殺すのは惜しいな。殺れ」
「OK~!」
「死ね~!」
「キャハハハ!!」
……どうすればいいの?
私は何も出来ずに剣の軌道を見ていた。体に鈍い痛みが走る。HPを見るとどんどん減っていっている。そして半分を切った。
「おっ!半分きりましたよ」
「まだまだ殺れ」
「OK」
私はその会話の間に死ぬ覚悟をした。そのとき、
『緊急システムアナウンス!緊急システムアナウンス!全使用者に連絡します!』
前に聞いた少年の慌てた声が聞こえた。
「ああん?」
「なんだ?折角いいところだったのに」
「…助かった…」
私は少年の次の言葉を待った。
『全使用者に連絡します!現在システムの不具合により終了不能になりました!まことに申し訳ありません!現実世界での影響が無いように現実世界での1週間をIFの世界の5年にします。システムの修理が終わり次第また連絡します。続いてシステム不具合のIF内での影響について連絡します。以後死亡した場合、武器がランダムドロップされます。HPが1割を切ると現実の痛みが来ますのでご注意ください。一撃で死ぬと全武装がドロップされて能力値が初期値に戻ります。死んでも現実の体は何の影響は受けません。これだけは約束します。以上で説明を終了します。修理に忙しいので質問にはお答えできません。極力早く直します』
この瞬間、私たちはIFに閉じ込められた。
「…なんだと」
「どうするんすか兄貴?」
「そんなこと俺に聞いたって知るか!」
男たちが騒ぎ出した。私はその間に逃げておいた。
「ふう。助かった…」
「クルルウ」
「フリーザ。どうしよう私この世界(IF)に閉じ込められちゃった…」
「キュルキュル!」
フリーザの声は私を励ましてくれるように思えた。私は今言われたことを整理してみた。
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1:現実の1週間=IFでの1年
2:死んでも現実の体には影響は無い
3:死ぬと武器がドロップされる恐れあり
4:HPが1割をきると痛みが現実と同じくらい感じる
5:一撃死すると初期設定に戻る
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これは簡単に死ねないな…そういえばイベントは?
私がそう思ってウィンドウを開くと、
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イベントは強制終了されました
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何この落ち!?
どうも体が悲鳴をあげつつ投稿した唯です
ごめんなさい。短いです…なにせいろいろと忙しいですから
閉じ込められちゃいました
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