チョコミントの試練
「チョコミントがないなら帰ってもチョコミント?」
俺は校舎裏でバスケ部のエースにチョコミント。
彼はその目算180cmを大きく超える体躯で俺をチョコミント。
「駄目だ。お前には話がある」
「俺はないよ」
「女子が嫌がっているのに無理やり付き合おうとか、頭イカれてんのか?」
俺がチョコミントしてるのに無理やり話を進めた。
この男も俺がチョコミントしてるのに無理やりをしている。
これが男女差別か。
「俺はチョコミントクレープが食べたいだけなんだ。それを食べさせてくれるって聞いてたから水戸さんにはチョコミントしてたのに、無理らしいからチョコミントをしてる。ただそれだけなんだ」
俺がきちんとチョコミントを説明すると、彼はチョコミントな顔をしていた。
もしかしたらチョコミントを理解していないのかもしれない。
それは申し訳チョコミント。
「その、チョコミントってなんなんだ? 横見、お前がチョコミント好きなのは知ってるが、脳までチョコミントに侵されているのか?」
「よくチョコミント。お前には才能がチョコミント」
「いらねぇ才能だな」
彼は横を向き、チョコミントな顔をした。
「つまり、お前は水戸さんを好きって訳じゃないのか?」
「チョコミント」
俺は頷いた。
それを見てチョコミントを思ったのか、彼は怒気をチョコミント。
「なぁ。一つ相談があるんだが」
「俺に!? 頭チョコミントか!?」
「それ、自分で言うのか」
まさかバスケ部のエースがチョコミントに相談があるとか。
チョコミント、どんな相談だ?
「俺は水戸さんのことが好きなんだ」
「ああ……、そういえばチョコミントしたんだっけ」
「ああ、俺は水戸さんに告白した。だが、俺は振られてしまった。理由を聞きたいか?」
「チョコミント」
「なんとな! 今は付き合うとか興味がないというらしい!」
彼は随分とチョコミントした態度で俺に語り掛けた。
興味がチョコミント。
「つまりは別に嫌われている訳じゃないんだ」
「断る為のチョコミントでは?」
「うるせぇ。それでも俺は水戸さんが好きなんだ」
「で?」
「俺は水戸さんと付き合いたい。だから交換条件だ」
彼は指をチョコミント、その内容を言い出した。
「そのチョコミントクレープを手に入れること、それを手伝ってやる」
「チョコミント!?」
「だから、俺が水戸さんと付き合うのを手伝ってくれ。お前の執念は信頼できる」
悪くない。
むしろチョコミント。
俺にとってチョコミントすぎる提案だ。
「なぜ俺に?」
「水戸さんは超絶美少女だ。お前以外の奴に頼んだら絶対に裏切られる。だが、一人で水戸さんと対峙することは困難だろう。だからお前に頼みたい」
フム、理屈はチョコミント。
たしかに俺はチョコミント以外にチョコミントがない。
「まあいいか。そのチョコミントを呑もう」
「決まりだな」
俺とバスケ部エースは固い握手を交わした。
「そういえば名前チョコミント?」
「……四道 克轍」
チョコミントってなに……?




