57、異世界ギルド創始譚 ☆
【作者】
イワタニ様
【あらすじ】
ユート、二十歳。人を助けるために事故死し、そして転生することを許された。
転生した先は刺激に溢れる「剣と魔法のファンタジーワールド」のはずだった。この世界で魔物を倒して生活する刺激的な冒険者という生き方を選んだユート。しかし、この世界には「冒険者ギルドがない」という大きな問題があった。ユートはそのことに不満を覚え、この異世界で仲間たちとともに時に魔物と、時に貴族と、時に外国と戦いながら、理想の冒険者ギルドを作ろうと足掻いていく。
――そう、これは冒険者ギルドを作ろうとした男の物語である。
【感想】
すごい面白いしもっとみんなに読まれてほしい、評価されてほしいと思う作品です。
異世界で魔物、モンスターが出てくる作品だと、ほぼすべての作品で当たり前のように出てくる冒険者ギルド、でも冒険者ギルドがない!だから自分たちで冒険者ギルドを作ろうというお話です。普段当たり前にある冒険者ギルドについて考えさせられる作品です。
当たり前のように存在する冒険者ギルドがないから作ろうとするところがやっぱり面白いです。そもそも、冒険者ギルドは武力を持っているのに、なぜ国から潰されないのか、権力持って独立しているからだと思いますが、そもそもそんな組織を国が認めるのかなど、当たり前のように存在する冒険者ギルドですが、作ろうとすると非常に高い壁が立ちふさがります。でもそこを勇気をもっているだけでそこまでチートをもらったわけでもない平凡な主人公が仲間たちと共に、立ちふさがる障壁を乗り越えて冒険者ギルド作っていくところが面白いです。中世封建社会の中で国をまたぐ冒険者ギルドってやっぱり存在が不思議ですよね。他の作品であまり触れられることのないギルドの財政状況だったり、規則やランクなどを決めるところが見れるというのも面白いです。
無事にギルドを立ち上げられた後も主人公たちの苦難は続きます。
何ならギルドを立ち上げたあとの方が問題が起きます。対立する派閥の貴族に妨害工作をされたり、主人公も貴族なので戦争に駆り出されたり、依頼中のけがなどで引退することになったりしたらどうするか、今のランキング制度は公平ではないのではないかなどいくつも問題を抱えますが、周囲の人々の協力も得て、何とか解決していきます。
何事もすんなりとうまくいくわけではなく、毎回苦労しながらも周りの人たちに協力してもらいながら、何とか解決していくというところが面白いです。無双もいいんですけど、やっぱり苦労を乗り越えて解決していく方が面白いなと思います。
個人的には戦争のシーンも好きです。
無双や俺TUEEEに飽きた人はぜひこの作品を読んでみてください。
【評価】
9点
【詳細情報】
ジャンル…ハイファンタジー
完結済み作品
文字数…約143万文字
目安読了時間…約48時間
作品URL…https://ncode.syosetu.com/n0800cn/




