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おすすめの作品紹介  作者: 六文銭
作品紹介
20/97

19、異世界建国記 ☆

【作者】

桜木桜様


【あらすじ】

異世界に転生した主人公。

どうやら捨てられた子供に転生してしまったらしい。

目の前には自分と同じように捨てられた子供たち。

主人公は生きるために彼らを率いて農作業を始める。

少しづつ孤児が集まり、村の噂を聞いて難民がやってくる。

ただの子供だけの集団がいつしか村になる。

そして周囲の国々に目を付けられ始め……

後に神帝と呼ばれる男の英雄譚

これは異世界に転生した主人公が、孤児のリーダー→村長→大豪族→国王→皇帝と成りあがっていく物語。


【感想】

古代ローマをベースにした異世界でのでの建国ものです。なろうの作品はたいていが中世ヨーロッパ世界がベースになった異世界が舞台になっているものが多く、古代世界は読んだことがなかったので面白かったです。読んでいて、少し古代ローマの勉強になりましたし、古代ローマや古代ギリシャについて学びたくなりました。

内政系ファンタジーとあらすじには書かれていますが、内政で国を発展させるのではなく、戦争や外交で勢力を拡大させていくところがメインだと私は感じました。

内政、軍事、外交すべてがしっかり描かれていて、反乱がおきたり、貴族の粛清など、リアリティがあって面白いです。史実の物語を読んでいるような気持ちになります。よくある、転生知識で国を発展させていたけど、侵略者が来たではなく、主人公は侵略者側なのも面白かったです。侵略側に回るほかないという状況に追い込まれるところもリアリティがあって良いです。

孤児たちの集団のリーダーから王になるところより、王になった後、中央集権化したり、他国との外交の駆け引きするところのほうが面白いです。

時々あとがきに載っている各国の勢力図も位置関係やそれぞれの国の大きさなどがわかって非常に良いです。

この作品で私が一番面白いと思ったのは、後生の評価が書いてあるところです。歴史が好きな私としては、本当に歴史を学んでいるような気持ちになれて楽しかったです。

また、主人公が死んだあと、国がどうなったのかまで書かれていて、面白かったです。主人公が死んだら終わりになる作品が多い中で、あそこまで主人公が死んだ後の話もしっかり書かれている作品はないのではないでしょうか。

気になった方はぜひ読んでみてください。


【評価】

9点


【詳細情報】

ジャンル…ハイファンタジー

完結済み作品

文字数…約128万文字

目安読了時間…約43時間

書籍4巻

コミック8巻

作品URL…https://ncode.syosetu.com/n7756cy/


【備考】

総合累計273位

完結済み累計79位

異世界転生/転移〔ファンタジー〕累計128位



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