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【旧作】私は異世界で自由に生きる〜子供達に癒される〜  作者: 春爛漫


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真面目な治癒師と日常

 町の準備が終わるまでの間は、午前中に孤児院に遊びに行って、午後からは果物を収穫して地球通販で買った大量のバスケットに果物を詰めていった。


 やっぱり獣耳尻尾、可愛い〜!年長さんは触っちゃダメだって自重が働くんだけど、幼児さんは触りたい欲望を抑えるのが、苦しい〜!あっ、今触れたかな?とか、今なら触れるぞって誘惑がー!

 獣人の身体の一部だから、ピクピク動くのよ!それもラブリー!尻尾振ってまとわり付かれるとか、それなんて天国ー!やっぱり小さいうちは構ってもらいたいよね。分かる。カモーンて感じ。お姉ちゃんはいくらでも構ってあげるよ。


 頭が天国になりながら、この2日準備しましたとも。




 今はインビジブルで姿を隠して、真面目な治癒師に変身して、手甲を外した姿で町を見下ろしている。

 もう列が出来てきてるから、役場に飛んで物影でインビジブルをといて役場に入る。私の座る椅子は準備してくれてるけど、その他が出来てない。イワンの街が優秀だったんだ。

 私は机をアイテムボックスからだして右側に置く。その上に銀貨を入れる箱を置いて、役人さんに左右での仕事を教える。私が椅子に座り、治療がスタート。


 季節風邪の人が多い。小さい子供がお父さんお母さんに抱かれながら、くる人の多い事。毎年何人か亡くなるって体力の無い子供ってこと?そんなの許せない。

 子供が来たら治療した後、クリムの実をあげる。頑張って収穫したのはこの日の為さぁ!もちろん痩せてる人にもあげる+おにぎり。普通の怪我の人もいるから、サーチ掛けて治療する。やっぱり担架で運ばれてくる人もいるから治したら、おにぎりをあげる。


 サーチ、サーチ、サーチ!ちょっと付き添いのおばさん、貴方のほうが重症ですよ!もうすぐでぽっくり行っちゃうよ!お金を貰い治療する。油断出来ないなぁもう。


 お昼はこの間と同じ、治療しながら片手でおにぎりを食べる。たまに私の右手を見て拝んでくる人がいる。どういう祈りだい?役人さんは交代で休憩して下さいね。


 人口が少なかったのか、日暮れ前にすべての治療が終わった。



 私は手伝ってくれた役人さんと兵士さんに果物入りのバスケットを配った。全員にね。町長の分は誰かに受け取ってもらおうかと思ってたんだけど、町長に呼ばれた。銀貨の入った箱と机をアイテムボックスにしまい、町長の所に行く。


「カヨ様!今回はありがとうございました!これでこの町も活気を取り戻すでしょう。ちょっと私では役が足りませんが、紹介状を書かせてもらいました。受け取ってください」


 私は紹介状を貰う。


「私1人の力では出来ない事でした。町長と役場の皆さんと兵士の方に感謝します。少しですが、こちらを貰って下さい」


 私は果物の入ったバスケットを町長に渡す。再度お礼を言って、帰らせてもらった。


 役場から出た私は、自分にインビジブルを掛けて町の外まで飛行魔法で飛んでいく。


 今回は余り疲れなかった。治療に来る人が少ないのもあるけど、前回からの慣れもあると思う。


 人が来ない辺りで、異空間住居に入る。

 季節風邪かぁ、カリオンは大丈夫かな?明日、一度帰ろうかなぁ。でも孤児院は治癒魔法が使える人が多いし、大丈夫かもしれない。


 インビジブルと変身魔法を解いて、地球通販で買った鯖の味噌煮をダイニングで食べる。たまに無性に食べたくなるんだよね。鯖の脂が美味しい。青魚食べると健康食食べてるって感じがする。


 自身にクリーンを掛けて、2階の寝室に行く。

 寝巻きに着替えて、ベッドに横になる。今日もいっぱい治療した。身近な人は救えてもこの国の大きさでは、微々たる物だ。でも、小さな事から一歩ずつ頑張っていくしかない。


 獣人の人は素直で善人の人が多いと感じる。種族の特性かな。生まれた時から運命の人が決まってるって羨ましいな。出会えなかったら悲惨だけど。前世でも一生独身の人もいたし、そんなものかな。獣人が固まって住んでるのって、番いの人を探しやすくしているのかもしれない。


 おやすみの音楽かけて眠ろう。







 朝、目が覚めて、支度をする。朝食を食べ終わったら、インビジブルを掛けて異空間住居から外に出る。

 カリオンの自宅玄関へ瞬間移動する。インビジブルを解いて、会う人みんなに「久しぶり、おはよう」と挨拶していく。

 散髪屋に行くとモニカさんとカルロスさんが準備していた。「おはようございます」と挨拶する。返事が帰って来る。私は、りんごとクリムを切って、味見を2人にしてもらう。


「新しい果物を植えたので、試しに食べてみて下さい。よければお店で採用して下さい」


 2人共、美味しいと食べてくれる。採用だって。カルロスさんにアイテムボックスに入っている在庫を渡す。また収穫しないと。


「モニカさん、お腹は大丈夫ですか?」


「大丈夫よ。心配しないで、元気だから」


「無理して働いたら駄目ですからね」


「もう、心配症ね」


 モニカさんもカルロスさんも笑ってる。この夫婦は良いな。安心する。


 魔道具屋に顔を出す。パルコとロアがいた。2人に在庫で足りない物はないかと聞くと、石鹸の実が少ないらしい。アイテムボックスに入ってる在庫をすべて出す。2人が手分けしてマジックバックに入れている。これだけあれば、当分は大丈夫でしょう。


 美容室に行くと、リンダとタエが居た。何か問題はないか聞くと、プイの恵みが凄い勢いで売れているらしい。在庫がもっと欲しいと言ってきたので、今日作ると言っておいた。

 3回目の脱毛をお願いすると、タエが施術してくれた。もう慣れたものだね。

 施術が終わったらジェルをつけてもらい、すっきりした気持ちで、3階のルーフバルコニーに行く。


 収穫鋏を取り出して全部の実を収穫する。種類が多くなったなぁ。みんな美味しいからいいんだけど。

 休憩を挟みながら収穫する。贅沢な日々を送ってるなぁ。マイペースで仕事出来るなんてそうそう無いぞ。キッチン組にも渡しておきたいからたくさん収穫しないと。あと、孤児院に持っていくぶんも。カゴを分けて収穫する。カゴに入れておいたら受け渡しが楽だからね。


 午前中いっぱいかかっちゃったな。プイの恵みの材料はお昼から収穫しよう。昼食食べに行こ。



「ダンテいるー?」


「カヨさん、ダンテさんは今日休みです」


「そう。代わりに果物マジックバッグにしまっておいてくれる?」


「はい!」


 収穫した果物を渡していく。


「もう、家に慣れた?」


「はい!ダンテさんが分かりやすく教えてくれるので、ありがたいです」


 元気があるのは良い事だね。

 渡し終わったら、昼食をもらい食べる。ダンテの食事にはまだまだだけど、美味しく作れてる。この時点で、私より格段に料理が上手いよ。



「ご馳走様。料理、おいしかったよ」


「はい!ありがとうございます」



 私は、またルーフバルコニーに行き、プイの恵みの材料、プイの実と薬草を収穫する。薬草も魔草になってるんだけどね。取っても取っても生えてくる。


 沢山材料を収穫したら、大きな錬金釜に材料を入れて混ぜる。性能が良い錬金釜だから、混ぜるだけでプイの恵みが作れる。結構混ぜないといけないんだけどね。腕力との勝負だよ。ピカっと光ったら完成!


 創造魔法で劣化防止の容器をたくさん作って、プイの恵みを中に入れ、商品を完成させていく。ちまちました作業は嫌いじゃない。コツコツと作っていく。

 大量に出来た物をカゴに入れていく。詰め替え用と一緒にアイテムボックスに入れる。


 美容室に行って、在庫をタエに渡す。どれくらい持ちそう?か聞いたら、1ヶ月くらいらしい。どれだけ売れてるんだ。もう一度作っとこうかな。


 戻って、また収穫して作った。タエに渡したら、孤児院に出掛ける。果物の配達と私の癒し成分の補充だ。


 孤児院に着いたら厨房に行き、バズさんに果物を渡す。厨房に居た子供達も喜んでくれた。


 畑に行き小さい子供達と遊ぶ。子供を見ると頬っぺたつつきたくなるのは何故だろう。嫌がられるんだけどね。1・2歳の子供を気が済むまで抱っこして、赤ちゃんの所へ向かう。

 ベビーベッドで寝ている赤ちゃん。前より大きくなったね。頬っぺをさわる。モチ肌。手を触ると小さくて可愛い。ぷくぷくの足も触る。赤ちゃんて全身可愛いで出来てる。癒されるー。

 少しの間、満足するまでぼーっと赤ちゃんを見ていた。


 院長を探知したら、子供達に魔法を教えているみたいだった。

 院長の所に行き、最近、季節風邪が流行ってないか聞く。この辺りでは聞かないらしい。良かった。


 帰り道でボウの乳を大量に買い、アイテムボックスにしまう。自分でも結構飲むけど、他に飲む子もいるかもしれないからね。


 夕食まで、果物の収穫をする。果物はどれだけ収穫しても足りないんだ。すぐにあげちゃうからね。


 夕暮れ時、久しぶりにみんなで食事を食べる。1人じゃないって素晴らしい。いつもより美味しく感じるよ。


 食事が終わって、みんなにおやすみ。部屋に行って、眠くなるまで内職。バスケットに果物を詰める。全種類は入らないから、あげる時運任せになっちゃうけど。


 眠気が来たらクリーンを掛けて、着替えて、おやすみ。



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