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新天地へ


 かよ子は微睡みの中にいた。

 でも、自分の新しい身体が作られている事は分かった。体の感覚が曖昧にもかかわらず、温かいような熱いような力が沸いてくるかのような不思議な感覚がしていたからだ。

 かよ子は新しく自分が作られて行く事に嬉しい様な悲しい様な相反する気持ちの中にいた。母親が産んでくれた身体じゃなくなる事が悲しい。でも、真っ新な綺麗な身体になれる事が嬉しい。


 曖昧な時の中、静かに新しい世界へ向けてたゆっていた。





 唐突に目が覚めた、辺りは明るい。どうやら自分は横になっているようだ。身体を起こして周りを見た。


 白い花が辺り一面に沢山咲いていた。かよ子は花畑の中で横になっていたのだ。花はどこか神聖さが漂う。神の庭だからだろうか。かよ子は花を見て空を見た、色づいていて、視野も広いそれにとても


「きれい……」


  花も空も空気も…きれいだった。ふと、溢れた。今までと違う自分を感じた。病気だった自分が、景色を見てまた綺麗だと思う気持ちが生まれたことが嬉しかったのか、広く見える視野が普通で、以前の自分を憐れんだのか。溢れた。溢れて止まらない涙が。


「ああああああぁぁぁーーーっ」


 声のかぎり泣いた、なぜこんなに涙が出るのか。


 これがこの世界でのかよ子の産声になった。







 しゃくり上げるまで泣いて、落ち着いてきた。

 前世の記憶はある。だが以前の自分とは違う。身体を見てこれが転生かとかよ子は納得する。


 まずは現状確認をしよう。声を上げたのに魔物が来なかったのは、きっとここが神の庭だったからだろう。多分。後はステータスの確認。


「ステータス」


名前 -

種族 人間

職業 魔法使い

年齢 19

HP 10000

MP ∞


適正 ∞

スキル 創造魔法 異空間住居 地球通販 アイテムボックス∞ 不老


「名前がないなぁ名前かぁ……」


 かよ子の子をとってしまおう!今からわたしはカヨ!

 後は創造魔法!スキルすべてメンリル様と決めたけど初めの4つは反則級なのよね。あっ不老も反則か。


 創造魔法は、魔法も物質も創造出来るの!まずは鑑定能力を創造!なんかスッと抜けたような?魔力∞だからね、いくらでもスキルが作れちゃう。

 次は、安全の為に魔法!武器で魔物が出て来た時に戦うとかムリムリ。

 魔法は、水魔法に火魔法、土魔法に風魔法、他は雷魔法に時空間魔法かな。飛行魔法とかいいかも!忘れちゃいけないのが結界魔法だね。魔物出て来たら一発で倒されちゃう。常時はっとこう。

 ちょっと練習、感覚では無詠唱で出来そうだけど、あとイメージ。


「水よ」


  ぴゅん ばしゃん。

 ちょっと水で遊んでみる。いろんな形に出来るなぁ。

楽しい。


 次は異空間住居。


「異空間住居」


 透明な扉が出てきた。透明なのにそこにあるって解るんだよね。ノブをひねって入ってみる。短く刈りそろえてある芝生の中に一軒家、この家カスタム可能なんだよね。


 でも改めて見ると面積広!!一つの世界だよ。ではおじゃましまーす。広い家だ。玄関で靴ぬいで、今気づいたけどショートブーツ履いてたよ。一階はリビングにキッチン、トイレ風呂に寝室。2階に寝室と。ベッド大きいなぁ、ゆったり眠れそう。いいね日本の洋風な家。

 リビングのソファーに座って。


 次は地球通販。


「地球通販」


 ブンっとめのまえに通販の画面が検索画面が出てるから欲しいものを買い物カゴの中に魔力で精算と。

 目の前の机の上に買ったものが出てきた。紅茶のペットボトルとサンドイッチ。こんな感じかぁ。

 とりあえず食べる。泣いてお腹空いてたんだよね。魔力で精算とか、めっちゃチート。実質タダだよね。嬉しい。電化製品とか買ったらこっちじゃつかえないからカスタマイズ可能だし。要するに魔道具化出来ちゃう!


 次はアイテムボックス∞


「アイテムボックス」


 目の前の空間にうっすら隙間。ペットボトル入れて入った、また手を入れてペットボトル出た。

 何が凄いかというと入れたいと念じるだけで物が入れれる事、時間停止機能とリスト化されるのと魔物や動物を入れて解体と念じたら解体される!それとアイテムボックスにゴミ箱機能があるから、ゴミも捨てれる。至れり尽くせりだね。

 

 後、ステータスに出てないけど魔力でお金が作れる。とりあえず価値がわからないから


「この世界のお金両手いっぱいでろ!」


  両手山盛りの金貨!ちょっと机の上に置いて、地球通販で旅人グッズ購入しないと。カバンにお金入れる巾着袋ナイフにお茶おやつ。ななめがけのカバンが綺麗すぎるけどしかたない。


 神の庭にでる。牡丹に似ている花を鑑定。


 ー神の花ー

 神の為の花。花びら一枚食べれば1歳若返る。


「ふぁ!?」


 びっくり花だった。綺麗だから記念に摘んで行こうと思ったけどあきらみるしかないかなぁ。


「ねぇ、君のこと摘んでっちゃダメ?」


 花に聞いてみたけどだめかな?


 ぽろり、ぽろり、ぽろり。


「落ちた!あっあっもう大丈夫だよありがとう」


 結構たくさん落ちちゃった。こんなに気前良くくれるって凄いなぁ。拾わないと。全部拾わないともったいない。せっせと拾って残ってないか周りを確認うん大丈夫!両手いっぱいの花束貰ったみたいで嬉しい!でもアイテムボックスへ。枯れちゃうと悲しいからね。


 あと忘れてた!マップ!マップスキル作ってこの場所チェックしておこう。

ついでに、クリーン魔法も。

 マップで現在地、道はどこだ、あった!人が近いのは左の道行こう。


 カヨは神の庭を振り返る。


「神様、メンリル様行ってきまーす!!」




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