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詩集:DEADEND GAME

FATE & DESTINY

作者: 歌川 詩季

FATE

:宿命、内的なもの

DESTINY

:運命、外的なもの


くらいで、使い分けております。

 村人Aのつもりで これまでやってきたんだ

 何度話しかけられたって

 同じ返事返してやる

 なんたらの町へようこそ かんたらが名物です

 石ころは石ころらしい

 くらしをおくってきたのに


 そいつが一転


 ちっぽけな背中に いろいろ背負わせようと

 する奴らがいるもんだから こいつは困った

 とってつけたような 過剰な設定が重い

 預言者どもに耳を貸すんじゃねえ


 宿命が許婚(いいなずけ) 運命と心中か

 知ったこっちゃないよなと 袖にしたいもんだけど

 宿命が花嫁で 運命と添い遂げる

 つっぱねるのにも疲れちゃう 押し切られて負ける

 おれはまるで 大渦にのまれる小舟



 とりまきの役目で これでも満足してた

 見せ場のひとつもつくれりゃ

 オイシイトコゆずってやる

 あんたらがしのぎ削る横 ちんたらやらせてもらおう

 石垣は石垣なりの

 役目を担ってきたのに


 ところがどっこい


 ありふれた素性に あれこれ上乗せようと

 する奴らが列をつくるから ほんとに勘弁

 切って貼ったような つじつまあわせが酷い

 御先祖様も罪な男だぜ


 宿命が相棒で 運命は親友か

 よそでやっておくれよと けむに巻きたいんだけど

 宿命が愛人で 運命にくちづける

 そっぽむくのにも限界が 押しつけに のされる

 おれはまさに 大波に浮いてる木の葉

 あんまり、英語得意じゃないです。

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