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あのとき  作者: Chika
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プロローグ2

12年前、大好きだった祖父がなくなった。

私はそのとき大学1年生だった。


祖父は田舎の小さな病院に入院していた。大きな設備はなく手術も行えない。そんななか、祖父の症状が悪化して大きな病院に救急搬送されることになった。救急車に乗せられ運ばれる祖父。


受け入れてくれる病院を探すが、近くの病院は危険な状態の祖父を受け入れてはくれなかった。


そんな病院の体制に苛立ちを覚えた。


亡くなる可能性がある人は受け入れてはもらえないと父に教えてもらった。


助からなくても訴えたりしないから、近場の病院で受け入れてほしかった。少しでも早く受け入れてほしかった。


受け入れてくれたのは市街の片道1時間程度かかる病院。



着いたときには祖父の意識はなく、その後一度も戻ることなく、祖父は亡くなった。

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