登場人物の動向
おさらいの意味で載せました。
ユーリー・クライネフ
主人公。
刑務所から生還したものの、ルナティカとは合流できていない。
精神は未だ不安定。
殺人カビの能力を持つ。その対象を限定できる程度まで能力が成長した。
よく読む本は筋トレ関連。
ブリトニー・ダーリング
準主人公。
刑務所に突入した後、ユーリー達と合流した。
電磁波を操る能力を扱う。熱を発生させるほか、記憶や脳、通信に干渉することもできる。
よく読む本はファッション誌。
ゲオルド・ムーア
対策チームのリーダー。
刑務所でトロイの暗殺を試みるも反撃されて死亡。トロイについて何か知っているらしい。
よく読む本は学術的な新書。
クリフォード・カーライル
実はユーリーの監視役だった。
ユーリーと行動をともにし、刑務所から生還。ブリトニーらと合流している。
解毒剤の弾丸を扱い、銃の扱いも得意とする。
本はあまりよまない。
マルセル・クロル
ゲオルドの後輩にあたり、吸血鬼討伐を主に行う魔物ハンター。
ゲオルドの死で心を打ちのめされている。
よく読む本は自己啓発本。
アディナ・フランクリン
対策チームの一人。異界出身。
ユーリーらと合流。メルヴィンとは協力関係にあるが、それ以外にも因縁があるようだ。
語学系の本をよく読む。これもアディナが異界出身であるため。
ルナティカ・キール
メインヒロイン。
元はタリスマン支部の参謀。投獄されていたが、クロイツやフィルの手引きで脱獄。吸血鬼屋敷に向かった。
よく読む本はミステリー小説と哲学書。それ以外のジャンルも満遍なく読む。
メルヴィン・デリンジャー
裏主人公。
アディナと同じく異界からやって来たという。
元はデーモンボーイズの一員だった。現在はゲオルドたちと協力している。
異界にいた頃はホラー小説をよく読んでいた。
ヘンリク・フォン・ホーエンハイム
ユーリーたちに協力する錬金術師。レヴァナントを解体したい。
本拠に居座っているが、外部の誰かと連絡を取り合っている。
本より論文をよく読む。
ダリル・グラッドストン
デーモンボーイズの一員だった少年。
リーダーの死後、行方をくらませる。
本は少なくとも5年は読んでいない。
ジェシー・インソムニア
監獄の主を名乗っていた吸血鬼。
じつはデーモンボーイズのボスだったが、ある理由で兄弟を見限っている。
刑務所の中と外で暗躍していた。
よく読む本は伝記と自伝とルポルタージュ。
シャルム
デーモンボーイズのリーダー。
最後までダリルを見捨てなかったが、ユーリーとの戦いの途中エミリーの襲撃で死亡。彼の死でデーモンボーイズは実質解散となった。
本以前に字が読めない。
トウヤ・インコグニート
トロイの親衛隊の一人。
親衛隊最強とも言われるが、ユーリーに敗北し死亡。しかし、トロイ曰く死んで終わりではないようだ。
よく読む本はライトノベル。
ヘザー・レーヴィ
トロイの親衛隊の一人。
自身が戦闘を行うことはないが、人の思考、感情、記憶を操作する力を持つ。それを悪用し、混乱を引き起こした結果、ブリトニーに殺される。
よく読む本はファッション誌。
イザベラ・リリエンタール
トロイ親衛隊の一人。
他の親衛隊メンバー同様、暗躍している。しかし、彼女に限っては不穏な行動を……。
本より新聞をよく読む。
ジェラルド・アイゼンバーグ
トロイ親衛隊の一人。
過去にユーリーやルナティカに何かをしていた。
ヘザーらとは別でルナティカを探している。
本は読まない。
エミリー・クレヴィック
トロイが娘と呼ぶ少女。
レヴァナントである。
よく読む本は児童書。
アリス・アッカーソン
処刑人。
トロイとの関係があり、彼の秘密も知る。トロイ・クレヴィックと接触し、このあと何かを始めるようだ。
よく読む本は科学雑誌の類。
クロイツ・ゴソウ
プリズン・ギャングのボス。
錬金術師であり自らを『呪われた錬金術師』と称する。
ルナティカを外部に逃がした後、情報を得ようとしている。企んでいるのはユーリー含めたタリスマン関係者への復讐。
よく読む本は新書。
グランツ・ゴソウ
潜入チームの魔物ハンター。
クロイツを探しに刑務所に突入するが、重症を負う。一応脱出はできてきる。
本はあまり読まなかったが最近歴史ものにはまった。
ライオネル・インフェルノ
プリズン・ギャングのひとり。
クロイツが後継者と認める人物。
クロイツとともに刑務所での混乱を生き抜き、復讐の準備をすすめる。
実は両性具有。
本を読める環境にいなかったが、なぜか読んだこともない本の内容を覚えている。
フィル
プリズン・ギャングのひとり。
面倒くさがりで屈強な青年。
ルナティカを連れて脱獄し、現在は吸血鬼屋敷にいる。
字が読めないので当然ながら本は読まない。
イアン・クレヴィック
死体研究所の所長。
ブリトニーとグランツとのコネクションがあり、二人を助けるためにタリスマンにやってきた。だが、まだ目的はある様子。
よく読む本は研究者の書いた専門書。
トロイ・インコグニート
タリスマン支部の表向きでの支部長。
評判は二極化している。
同じ名前、同じ容姿を持つ人物に支部長の座を譲ろうとしている。
よく読む本は哲学書と心理学の本。
トロイ・クレヴィック
タリスマン支部の本当の支部長。
トロイ・インコグニートと瓜二つの容姿を持ち、彼のことを『我が友』と呼ぶ。
現在、刑務所の偽られた部屋にてアリスと密会中。
ノンフィクションか実用書であれば何でも読む。ただし、思想の偏りからか、自分の思想と相容れないものは絶対に読まない。