《夜のぬくもり》&《手をのばしたその先に》&《ハンター》
《ハンター》はなんだかイマイチです。(読む前から誠に失礼ですが…)読みたくない人は《手をのばしたその先に》で、stopしてください!
《夜のぬくもり》
なぜだろうか。
貴方のその腕に
抱かれているだけで
とても
暖かくなるのは。
独りだって
生きていける。
ずっと
そう思っていたけれど
このぬくもりを
知った今、
もう貴方なしでは
生きれない。
貴方が
いなくなってしまったら
凍え死んでしまうから。
お願いだから
愛して。
お願いだから
暖めて。
夜という孤独に
殺されないうちに。
(それはまるで、太陽の光がないと輝けない月のよう。)《手をのばしたその先に》
もうすこし。
もうすこしで
貴方に
手が届くのに。
波が貴方を
連れて行ってしまった。
ああ
なんということを。
この
溢れんばかりの
思いを
どうしろというのか。
ビンに詰めて
海へ
流してしまおうか。
それとも
風船に
結びつけて
海の恋人に
捧げてしまおうか。
それとも
それとも
私が
鳥に
なってしまおうか。
鳥になったら
貴方の元へ
飛んでいこう。
そして
愛の歌を
声続く限り
歌おう。
ああ
もうすこしなのに。
こんなにも
貴方は
遠い。《ハンター》
ハンターになろう。
そう思った。
何故なら
貴方の
心臓を
いただくために。
でも、
気付いたときには
遅かった。
私は
貴方に
捕らわれてしまった。
もう離れられない。
私の心臓は
貴方のものだから。
狙って
狙って
貴方の心臓に
純銀のナイフを
突き立てようと
思っていたのに。
私は
貴方を
愛していたらしい。
ハンターになろうと
そう決めた
あの夜から。
(独占欲の強い、自分)
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