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30歳の異世界秘密基地  作者: 康成
3/10

第2話 異世界で火おこし

 多田ただ 育慈いくじ、30歳独身のサラリーマン、


 多田が社会に出て痛感した一番の事は、


 それは、学生のころ暢気にドラマを見てて思ったことだ。

 ドラマに出てくる嫌味な上司や先輩、学生の時分にも嫌味なやつは確かにいた。

 しかし、こんなあからさまにそんな嫌味や時には人格批判のようなことを面と向かって言ってくるそんな奴いないだろう。


 心ながら思っていた。


 そんな、若い時もありました!


 多田が社会に出て痛感した一番の事は、


 それは、ドラマや映画、小説に出てくるような嫌味な上司や先輩は、普通にいるということだ。


 そう。この目の前の禿げみたいに。


 「お前、なんでこんな事も出来ないの?」

 

 そういいつつ、目の前の禿げ散らかした上司に、パンっとバインダーで頭を叩かれる。


 どうやら、印刷した資料が、一ページ抜けているらしかった。


 しかし、USBに入った資料をそのまま印刷しただけで全ページ印刷したわけだから、抜けるわけがないのだが・・・。


 「データを見てみろよ、シートに分かれてるだろ。よく見ろよ。マヌケが」


 「印刷するとき、シート1だけでいいか。確認しましたよ?」


 そうシートが2枚あるなどは確認しているそのときは、確かにシート1だけ全部でいいんだよ。そんな聞いてくるな


 「ああん、シート1なんて言ってねんだよ。シート全部っていたんだよ。どうすんだよ、印刷もタダじゃねーんだよ、お前と違ってよ、多田君」


 それからネチネチと1時間ほど、嫌味は続き、よっぽどいやなことがあったのか、いつもならそろそろサボってないで仕事に戻れ、と怒鳴って終わりなのだが、今日に限って終わらない。


 今日は、あとどれくらいで終わるのか、永遠に続くかと思われた嫌味も、


 「稲武いなぶ 課長かちょう

 

 たった一言、

 

 わが社のプリンセス高城たかぎ 美子よしこの一声で途絶えた。


-----------------------------------------------------


 高城たかぎ 美子よしこ、通称プリンセスヨシコと呼ばれている。


 今は、工場の受付嬢をしており、都会の大学卒業後こちらに戻ってきたのだ。

 こんな田舎の場末といっていい工場に、垢抜けた美人がなぜ?というほどの美人だ。


 それに、先ほどまでの剣幕もどこのその禿げ、もとい稲武課長はヘコヘコと頭を下げ、愛想笑いをしている。

 この禿げがヘコヘコする理由は、勿論高城さんが、美人なだけではなく、この高城工場の社長令嬢だからである。

 

 「稲武課長、少し言いすぎではないかしら。多田君も反省しているようですし。作業をとめてまでいうことはもうないように思いますけど?」


 真っ赤な口紅。受付嬢という仕事だからだろうが、いつも濃い目の化粧をしている。

 ぷっくりとした魅惑的な唇からもれるのは、少々棘だった言葉だった。


 「いや~しかしですね。高城おじょ―――高城さん、これはこの課の問題ですので、ここは、課長である私の」


 判断でやらせていただきたいと言ったかっただろうが、


 それをさえぎるように、高城さんはファッサっと、まるでマントを翻すように、肩甲骨まで伸びたあでやかな黒髪を後ろで流した。

 何か、文句がありますの?とでも言わんばかりの高圧的な態度だ。


 言いくるめるのは、プリンセスの機嫌を損ねると判断したのか、禿げは、次から気をつけるんだぞ!と背中をバシンっと音がするほどたたいてくる。


 では、そういうことで。と愛想笑いを浮かべる禿げに、高城さん、満足したのか。

 くるりと踵を返すと、何も言わずにハイヒールをカッカッと響かせて去っていった。


 ハァッーーーと部署内にため息がこだまする。部署内の巻き込まれないように石像と化していた同僚たちから、脱力したこえがでる。

 はげのほうを見やると、毒気を抜かれたのか、シッシと手を振っていた。


 これ幸いとばかりに席にもどり、禿げにしかられていて停滞していた仕事の消化にかかる。

 仕事の量をみて、またサービス残業だな~と多田は、息を吐き出した。



------------------------------------------------------------------


きっかりと2時間ほどサービス残業して帰路につく。

普段なら、ここから帰宅ラッシュに巻き込まれて1時間ほど電車にすし詰めされなくてはならない。


しかし、ゲート{転移/異世界門}という能力を手に入れた多田は、その限りではなかった。


最初に思いついたのは、転移の能力があれば電車通勤しなくていいんじゃない?という発想。


だが、転移の能力はなぜかこの現実世界では使えなかった。


しかし、ゲート{転移/異世界門}を何度もしようして異世界に行くうちに気が付いたのだ。


確かに、転移の能力は、現実世界では使えない。


でも、異世界に言って、こちらの現実世界にゲートを開くとき、任意の場所(行った事がある場所)に開くことが出来るのだ!


つまり、現実世界→異世界→現実世界と往復することにより、転移能力を擬似的に再現できるのだ!


理屈は分からない。しかし、重要なのはもう満員電車にすし詰めされる必要はないということだ!


早速、所定のトイレへと向かう。ここでゲートを開いてもいいのだが、誰かに見られても言い訳がめんどくさい。


それにこんな便利な能力があると知られたら、どんどん利用しようとしてくる奴も出てくるかもしれないし、なによりも今の自分の唯一の楽しみでもある秘密基地を教える気もない!


秘密だからこその、秘密基地なのである!


そんなことで、トイレに入り、元気よくゲート{転移/異世界門}と唱え、夢の秘密基地へと舞い戻った。


-----------------------------------------------------


田舎とは言え、街灯のある町に住む多田にとっては、夜の森というのは薄暗く、不気味さを感じていた時期もあったが、それも1週間ほどで慣れ、月明かりって結構明るいんだよな。などいう感想を言えるぐらいの余裕が生まれていた。


それに、今はLED式のランタンを数台持ち込み、ある程度の光量を確保していた。


これは最初期のころに試したのだが、どうやらあの人型のゲートを通れる大きさなら、物も運べるらしい。これは服がそのままゲートを通ってきてるので薄々と出来るとは思っていた。


まだ試してないけど、たぶん他の人も通れるのではないかな。自分も通れるわけだし。


ぐぅ~とかわいらしくもない腹の虫が、空腹を訴えてくる。


時間は、20時過ぎといい時間だ。


早速用意に取り掛かるとしよう。


「本日の夕食は、スーパーで買ったソーセージ、鮎、安かったトマト、そして冷えた缶ビール!」


それを、炎の魔法で、一気に焼きます!と言えたら、よかったのだろうが、あいにく使える魔法は、ゲート{転移/異世界門}だけである。


焚き火を起こすべく、河原で適当な石を並べ簡易的な竈を作る。

そこにホームセンターで買ってきた薪を下に敷き、空気が通るように真ん中を空けるように木同士を立てかけていく。


なぜ、薪をしたに敷いたのかというと、これは直火(山火事などの恐れがあるのでキャンプ場でもできるところが少ない)をする際、地面が湿っていたりすると火が燃え移りづらいのだ。


これもここ一週間ほどの試行錯誤の結果である。


最初、ライター等で適当に木に火を近づければ勝手に火がついてくれると思っていたのだが、これが案外つかない。

イライラとしながらも、ゲート{転移/異世界門}ですぐに自宅に帰り、困ったときの偉大なる知の宝庫、ゴーグル先生(ゴーグルという世界的に有名な検索エンジン)にて検索をした。 


「火おこし コツ」



やはり先生は偉大で、多くの目から鱗の知識を授けてくれた。


まず拾った木では水分を含んでおり、火が点きづらいとのことだった。

よく売られている薪等は、よく乾燥させて水分を抜いてあるから火が簡単に点くことのことで、最初は大きな薪ではなく、新聞紙等を火種にし、小さな薪から火をおこし、徐々に大きな薪に火をうつしていくという作業が必要なことが分かった。


早速、ゲート{転移/異世界門}をしようして、以前いったこのあるホームセンターへと転移し、薪を購入、現実世界にてTVの番組欄ように購読している新聞紙を手に再び異世界へと戻ってきた。


新聞紙を丸め、火をおこし、枝のように細く薪に火をうつし、うちわで仰ぎながら、火を大きく育っていく。


火が大きな薪へと燃え移り、風にあおられて、ゴオゥ!と大きな音を立てたときには感動したものだ。


火をおこしながら、思うのは昔の人たちはすごいだ。


ライターなど当然なく、火打ち石で麻などの燃えやすいもので火種を作り、そこから乾燥させた薪で火をおこす。


それ以前の時代では、キリモミ式と言われる木と木をすり合わせて摩擦熱で火を起こすというやり方だ。

労力は、とんでもないことだろう。自分ならあきらめている。


しかし、現代の技術を持ってすれば5分とかからない。


この一週間ゴーグル先生に聞くことによって、火おこしも進化しているのだ。


もう新聞紙を使う時代は終わった。


今のキャンプ用品事情には、着火材という火を起こすためだけのアイテムが存在するのだ。


新聞紙でも十分だが、すぐに灰になりそれが舞うので目に痛いのだ。


ならべた薪のなかに、着火材とネット通販でよく届くダンボール編を入れて着火マンで火をつける。


あとは適当に内輪であおれば、すぐに火が燃え広がり、焚き火となる。


ふんふん、鼻歌交じりに、焚き火に鉄串で刺したソーセージをかざし、焼いていく。


ソーセージの油が、火におち、ジューと勢いを増していく、皮がパリパリと食欲をそそる音を鳴らせる。


ころあいだろう、ソーセージにかぶりついた。


「あつっ、あつっつつつ」


と唇を若干やけどしつつ、ソーセージをほお張る。


パリとした歯ごたえの後に、ジュワーと口の中に肉汁が広がる。


それをキンキンに冷えた缶ビールで流し込む。


ゴクゴク、ッパァーと、冷えた缶ビールが体中を隅々とめぐるイメージに疲れもぶっとぶというものだ。


しかし、シチュエーションと偉大ものだ。


スーパーで買ってきた一袋いくらの冷凍食品のソーセージも、月明かりの下大自然溢れる河原で、焚き火であぶっただけで、極上の美味しさになる。


そんなことを考えながら、鉄串に鮎を串刺しにして地面へと突き刺し、あぶる。


その絵図らに満足して、心地よくもういっぱい缶ビールをあおる。



その後、多田が鉄串を引き抜こうとして、火傷をおうのは言うまでもないだろう。


そういえば、鮎の串刺しで木だよね?と思い出しのは、川に右手を突っ込んだ後だった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


川のせせわぎに、木々が鳴らす葉擦れ、時折聞こえてくる虫の高い澄んだ鳴き声に、パチパチと焚き火が爆ぜる音、それらの音を聞きながら、サマーベッド(組み立て式のベッドでパイプベッドと呼ぶこともある)に寝そべりながら、缶ビールをぐびりと飲む、たぶんシチュエーションがそうさせるのだろう、いつもなら2本ぐらいで満足するのに、今日は調子がよくもう7本目ぐらいに突入している。


時刻は23時過ぎと、いい時間であるが、水辺が近いという清涼感とどこまでも続いていくと思われる漆黒の夜空という開放感に、むさくるしい6畳一間の我が家に帰る気を起こさせなかった。


そしてもう一つの理由は、片手にビール、もう一つの手には、スマホである。


アプリゲームで遊んでいるわけでなく、


より秘密基地を充実させるため、ゴーグル先生で、ネット検索しているのだ。


「なるほど焚き火だと煙が出るけど、炭火にすると長時間持つし、煙も少なくて室内でもいい。そういえば昔の家には、囲炉裏があるもんな。暖も取れるし、まじで昔の日本人すごすぎだろう」


今度、囲炉裏作るか、そうすれば洞窟でも火を起こせるし。冬になったら、暖もとれるし。


と暢気につぶやきながら、薪を焚き火に投げ込むようにくべながら、缶ビールをぐびりと飲み、スマホをポチポチと操作する。


誰もが今、疑問に思っただろう。異世界でネットが使えるのか?!


これは、はっきり言ってNOである。


勿論これにはからくりがある。


それが、このゲート{転移/異世界門}さんである。


河原に似合わない、銀縁の黒い塊。


視界に入らないように後ろに配置しているを常時展開しているのだ。


なんとこのゲート{転移/異世界門}さんは、物だけではなく電波も通すようなのである。

これは、偶然の発見だった。


うちわであおぐのが面倒になり、扇風機で代用できないのか閃いたのである。

そこでゲート{転移/異世界門}を開き、延長コードをいっぱいまで伸ばした後、扇風機とともに異世界へ、そして、スイッチON!


ブォオオオオ~という音とともに扇風機が動いたのである!

うぉおおおお~と歓喜に震えた。これでラクになるとばかりに火のそばに扇風機を置き、スマホでゲームでもして暇つぶすかと操作しているときに気づいたのだ。


Wifiの電波が立っているではないかと、ためしにゴーグル先生につないでみた所、問題なく反応。

ゲート{転移/異世界門}を開いたままだと電波が受信することに気がついたのである。


完璧だ。もうここに住めるとさえ思った。


しかし、このゲート{転移/異世界門}さんを常時起動しているというのには落とし穴があった。

ものすごく疲れるのである。


たぶん、魔力?この際便宜上魔力としおく、理由は、異世界=ファンタジーだからだ。

魔力を消費していき、だんだんと体が、けだるくなっていき、

最後は、動けなくなってしまい、眠りに落ち、そのままこの異世界で朝を迎えてしまったのだ。


朝起きると、燃え尽きた木の残骸、ゲート{転移/異世界門}から伸ばしていたコードが途中で千切れてしまっている扇風機、石がいたるところにこびりついて倒れている俺。


しかも、けたたましく鳴り響くスマホのアラーム!


時刻は、8:20―――工場の朝は少し早い、始業時間は8:30からだ!


即効で起き上がり、ゲート{転移/異世界門}を、無事に起動することができ、シャワーを浴び、着替えて、

駅まで走り出し!


あっ、ゲートを使えばいいんだったと家まで引き返し、ゲート{転移/異世界門}で会社のトイレまで転移し事なきを得た。本当に便利な能力である。


そんな経験を得てなお、ゲート{転移/異世界門}を常時起動させているのは、ある程度の法則が分かってきたからである。


まずゲート{転移/異世界門}を出しておく分には、ほとんど魔力?を消費しないということ。


またゲート{転移/異世界門}を通すもの大きさと時間で消費量が変わってくるということ。


前回の扇風機は、電気を通すため、コードを常時異世界と現実世界とを通していたため、常に両界を往復している状況になっていたぽい。


(ぽいというのは、勝手な予想だ)


そのため、微々たる量でも積み重なってエネルギー切れを起こしたのだろう。


このことで、ゲート{転移/異世界門}の使用には限界があり、また限界を迎えても一定時間で回復するということが分かった。


後は、実験を繰り返しつつ、魔力の消費が少ない方法を探った結果、


ゲート{転移/異世界門}を常備起動、電波だけをこちらに通すのだ。


形を持ってない分消費量が低いのか、この方法なら半日以上持つことが分かったのだ。


なので、夕食の終わった団欒のひと時くらい、ゲート{転移/異世界門}を使っていても問題ないのだ。


火の暖かさ、アルコールがもたらす体の熱を、川の冷気を宿した風が覚ましてくれる心地よさ。


思わず、うっととして、スマホを落としそうになる。


そろそろ帰ろうか。そんなことも考えたが、あまりの心地よさにこのままここで寝てしまおうかと考える。


しかし、それは危険だ。ここは異世界で今はたまたま遭遇していないだけで、モンスターや亜人といったものが襲ってくるのかもしれない。


神々の話では、ドラゴンとか、魔王とかいるみたいだし。


ふと疑問に思う・・・ここは、本当に異世界なんだろうか。


ゲート{転移/異世界門}の力はホンモノなのは、身をもって体験している。


しかし、ここは異世界ではなく日本の山奥ですといわれても今の段階だと納得できる。


見上げれば、漆黒の夜空、そこにはひとつの満月のお月様。


「普通、異世界の定番に、月は2つじゃないのかよ」


と誰ともなしにぼやく。


今度の土曜日か日曜日、どちらかを冒険にあてよう!


そう、いまだみぬ冒険の景色に胸を躍らせながらも、眠気が襲ってきた。


「さすがに、飲みすぎたか」


火は、―――獣対策にそのままにしておこう。川の近くだし、火事にはならないだろし。


そんな楽観的に考えながら、多田は眠りに落ちた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


時刻は、2時


日本で言うところの、丑の刻。


逢魔時と同じ魔が活発になる時間。


パチパチと元気よく燃えていた火も勢いをおち、燃え尽きようとしていた。


その炎の残滓が、漆黒の夜空に向かって、上っていく、蜘蛛の糸のように細く、薄く、煙になって上がっていく。

 


元来、焚き火には色々な用途がある。


勿論、暖をとり、肉やさなかを調理することであり、


また獣や魔物を寄せ付けにくくする効果もある多田が使っていた用途がそれだ。


まあ、雰囲気重視というのも一つあるが、


古来より、暖でも料理でも警戒でもなく、焚き火をする理由、それは煙。


狼煙という、主に居場所や、戦時には色をつけて指令を出すなどがある。


深い人が張り込まない魔の森の山奥に煙が立ち上っていたら、どう思うだろうか。


何者に、居場所を知らせたか。


そんなことは、知る由もなく多田、幸せそうにいびきをかいていた


DIYな秘密基地予告にもかかわらず気づいたら、ただのBBQに。

すみません、近話中には・・・

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