表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TRUMPⅢ  作者: 四季 華
エピローグ
48/48

エピローグ

エピローグ


「夏、今日はせっかく休みなんだから出かけようぜ」

「どこへ?」

 四季家では、いつもと変わらぬ朝を迎えていた。春一の大学は夏休み、文房具店は定休日だ。

「そうだなぁ……川でバーベキューしようぜ」

「もう九月ですよ」

「九月にバーベキューしちゃいけないって法律があるか?」


「ハル、その肉寄越せヨ!」

「俺が取ったんだろーが!」

「二人とも、喧嘩しないの。あ!ジョー、それあたしのソーセージ!」

 結局いつもと同じメンバーでバーベキューをする羽目になった夏輝は、肉と野菜を焼くのに必死である。肉は全部持って行かれるが、それに対して野菜は夏輝の皿に盛られる。

「みんな、野菜も少しは……」

「ハルテメー!俺の肉取りやがったナ!」

「仕返しだ!」

「あっ、琉妃香、お前も取ってんじゃねーヨ!」

「食べたもん勝ち~」

 夏輝の言などどこへやら。川のほとりには、いつまでも笑い声が響いていた。



TRUMPⅢを読んでいただき、ありがとうございました。

次回作もよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ