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TRUMPⅢ  作者: 四季 華
第2章
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2-6

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 四人はそのまま四季家へとやってきた。公園から近かったことと、凛の傷の手当てをするためだ。

「夏、手当してやって。俺は救急箱の場所すら知らないから」

「階段の収納スペースに置いてあると前も言ったでしょう」

「うるさいな。いいから手当て。早く」

「はい」

 はぁと溜息を吐き出して、救急箱を持ってくる。中から必要なものを取って、凛の手当てに取り掛かる。凛は若干の呻き声を発しつつも、我慢して手当てを受けていた。

「しかし、あなたたちはどれだけ有名な不良なんですか」

「不良じゃねーって」

「どこがですか」

「ナッちゃん、不良扱いは勘弁だゼ?俺らのどこがふりょーなんだってノ」

「そーだよ夏兄、ひどい」

「そんなに非難されても……」

「俺らだって好きにこうなったわけじゃねーっての」

「そうそウ」

「じゃあ何故こんなことに?」

「そりゃあ……どっから話せばいいんだ?」

「ガキの頃かラ?」

 三人で話し合った結果、三人が幼少期の頃から話すことになったらしい。夏輝と凛が待っていると、春一が腕を組んで話し始めた。トランプの結成について―。



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