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快楽-苦痛 

作者: 桃月梢絵

これは、事実をもとにしたお話です。

これを見て、病気のことをもう一度考えてほしい

という思いで書きました。


人はなぜ、快楽だけでは生きていけないのか。


障害者である私、大久保瑞オオクボ ミズ、十四歳はその意味を考えてみた。


私は九歳の時、急性骨髄性白血病に掛かった。原因も分からず。


治ることも無く、ただただ進行していくばかり。


それとともに私の周りにいた友人も離れていった。


私は一人っ子。母は事故、父は、私と同じ白血病で亡くなった。


もう私には何も無くて、孤独に病気と向き合っていた。


今も、毎日のように高熱と吐き気と...戦っている。




そして、もう駄目かと思っていたとき、考えてみた。


「なぜ、人は快楽だけで生きていけないのか?」


人は誕生してから永眠するまで、一度や二度は病気に掛かるものだろう。


だからこそ病気の私が考えてみる。


神様は、分かっているのか。


人は快楽だけじゃ生きていけないって。


人生で苦しいことを経験しなさいって、


すると、後に必ず幸福が還ってくるから。って。







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― 新着の感想 ―
[良い点] 苦しさを想像しても僕にはきっとわからない。それが悲しかった。
[一言]  このサイトで初めて読ませていただいた小説です。短い文章ながらも、心に響きました。  健康な私が言うと嫌みに聞こえてしまうかもしれませんが、どうか、ご自愛くださいませ。また、新しい作品を見…
2013/07/03 21:47 退会済み
管理
[一言] 確かに 快楽だけで生きて行けたらきっと楽だと思います。
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