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000 青天の霹靂は災いを呼ぶ

2030年3月の初め頃、青空の中、暖かい日差しが刺す。まだ山々には雪が残っており冷たい風が吹き付ける。


今日、3月8日。全国の一部の学校では卒業式が執り行われ、様々な別れや希望に満ち溢れる頃。その時は訪れた。


19歳の大学生である俺は春休みに地元新潟県に帰省に来ていた。

"少し寝すぎたな"

朝起きると既に眩しい太陽が空に上がっていた。

"いい天気じゃん、ランニングでもしてくるか"

そう考え、朝食を済ませたあと、家を飛び出し住宅街からランニングに出かける。


しかし、その日の街はいつもと変わらないはずなのに変だった。

何も変わらないはずなのに漠然とした違和感だけを感じながら風と共に走り抜けて行く。


近くの公園に差し掛かったところで、公園の木々に止まっていた鳥たちや歩き回っていた鳩たち、電線に掴まっている烏たちが一斉に飛び立った。


さすがに嫌な予感を感じたのも束の間────


『バリッ……バリバリバリッ…………』


異様な轟音と共に謎の紫の光が遠くからわずかに見えた。


『バリバリバリバリッ……ピシッ………………ドシャン…………バリバリバリバリバリバリ─────』


とてつもなく強く光を発した後、謎の紫の光を帯びた雷の波が地を走り空から全てを飲み込むような勢いで襲いかかる。


しかし、何も無かったかのように体や建物をすり抜け一瞬で通り過ぎて消えていく。


数秒後、感じたことの無いような強い吐き気、立つこともままならないめまい、そして、何かを全身の細胞が拒絶するような激痛に襲われた。あまりの激痛に朝食を全て吐き出すも激痛は止まらない。

「カッ……カハッ……ゔあア゛ア゛ア゛ッ…………だ………れ………k……」

そこで意識は途絶えた。




───────とあるニュース番組の様子。

スタジオのスタッフが緊急事態にあたふたしているなか、ニュースキャスターはパニックを引き起こさないよう冷静な対応を取るべく、毅然とした態度で強く訴えかけるように話し始めた。


「━━━━ ただいま、緊急速報です。


 本日午前10時13分頃、国内の原子力発電所周辺で、原因不明の大規模な異常事態が発生しました。現在も詳しい状況は分かっていません。


 関係機関に入った情報によりますと、周辺地域や一部の山林、寺社などで、多数の住民が突然体調不良を訴えているということです。

 症状は、倦怠感、吐き気、筋肉痙攣、頭痛、そして原因不明の全身の痛みなどで、意識を失っている人も確認されています。

 現時点で、被害者はおよそ5,000人以上にのぼるとの情報がありますが、被害の詳細は確認中です。情報が錯綜しています。


 原子力発電所では電力供給が停止し、現在、連絡が取れていないとのことです。

 政府は、発電所から半径30キロ圏内の住民に避難指示を出しました。対象地域には絶対に近づかないでください。


 繰り返します。本日午前10時13分頃、原子力発電所周辺で大規模な異常事態が発生しました。

 新しい情報が入り次第、直ちにお伝えします。


 落ち着いて行動してください。

 不要不急の外出は控えてください。━━━━」

何となく世界観が思い浮かんだので練り込んで始めました。

全然初めてこういうの投稿するのでそこんとこよろです。

多分不定期更新になるんじゃないかなぁ……

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