異世界転生したら、冒険者になるしかなかった!?
習作です
何が起きたのか思い出そうとするが、彼の脳裏には一切の記憶がなかった。それでも、自分がここにいるということだけはわかっていた。
彼は立ち上がり、周囲を見回したが、人工物らしきものは何も見つからず、どうやら森の中にいるようだった。転生したのか、あるいは夢でも見ているのか、彼は自分がどうなってしまったのかを理解するできなかった。
驚いたものの、同時に心の中にはワクワクした気持ちが芽生えていた。こんな不思議な体験をしたことは今までなかったので、不安や恐怖はもちろんありましたが、新しい世界で冒険ができると思うと、期待に胸が膨らんでいました。
「まあ、なんとかなるや」と口にしながら、レイは周りを見回しました。
木々が生い茂り、美しい鳥のさえずりが響いていました。
あまりの景色の美しさに、レイは思わず立ち止まり、深呼吸しました。
異世界といえばやっぱり魔法でしょ!
わくわくしながら、さっそく魔法を試してみることにしました。
「まずは、ファイア!!」
何も起きませんでした。
「ウォーター!!」
しかし、こちらも何も起きませんでした。
「アイテムボックス!」
「鑑定!」
「ステータスオープン!」
何も起こりません
「まあ、こんなもんだろう。いきなりチートとか、そんなに都合の良い話はないだろうな」とレイはつぶやきました。
「さて何かをする前にまず、食料と水。あと今日寝る場所だな」
まずは、この森でどのような生物が生息しているのか、食料や水源があるかを探してみることにしました。そして、適切な場所を見つけ、自分を守るための基盤を築く必要があります。
森を探索すると、幸運にも小さな川を発見しました。私はその川で水を飲み、そして川辺に石を並べ、そこで休むことにしました。
私は周りの樹々を観察し、食べられそうな果実がないか探しました。すると、木の上に大量の赤い実が実っているのを見つけました。
果実を摘み取り、興奮しながら食べました。生きていくための食料が手に入ったことで、少し気持ちが楽になりました。
ほっと一息していると、スライムがやってきたました。見た目は普通のスライムで、色は緑色です。
「スライムいるんだ…」
「よし、これでスライム退治だ!」
レイは木の枝を手に、勇んでスライムに立ち向かった。
「はいっ!」
木の枝を振りかざし、スライムに攻撃を仕掛けると、スライムはレイの攻撃をかわして、素早くレイに接近してきた。
「おおっ!」
レイはスライムの勢いに驚きながらも、慌てずに木の枝を振りかざし、スライムを打ち払おうとするが、スライムはレイの攻撃をかわしつつ、伸びた触手でレイを捕まえた。
レイはスライムの触手に締め付けられて苦しんでいた。
「あ、あれ…?スライムってこんなに強かったっけ…?」
レイは思わず口を開いてしまった。
スライムはレイを引きずり回し、その勢いで木の枝を折ってしまった。レイは慌てて立ち上がり、再びスライムに向かって木の枝を振りかざすが、今度はスライムがその攻撃をかわして、再びレイを捕まえた。
「くっ…!」
レイはまたもやスライムに締め付けられて苦しんでいた。
心の中でつぶやきながら、私は手に持っていた木の枝でスライムに攻撃しました。
スライムは、私が攻撃してくるのを見て、攻撃を避けることなく、そのまま私の体に突進してきました。
「うわっ!」
「…うぅ…こんなザコ、楽勝のはずなのに…」
レイは少しがっかりしながらも、根気よく戦い続けた。やがて、スライムの動きが鈍くなり、レイは再び攻撃を仕掛けた。
「やっとだ…!」
木の枝を振りかざし、スライムに一撃を与えると、スライムはぐったりと倒れた。
「よし、勝った!」
レイは勝利のポーズを取りながら、スライムを見つめた。こんな小さなスライムだったけど、意外に強かったな、
「まあ、それなりになるもんだな。なんか、レベルが上がったきがする!」
スライムを倒したし、レベルアップがあるのかとおもいしたが、何も起こりません。とりあえずもう一度会魔法を試してみることにした。
しかし、何をしても何もおこりません。諦めかけた頃、空から小さな葉っぱが舞い降りてきた。
その葉っぱは、まるで自分に何かを伝えるかのように、そっと頭の上に降りてきた。
すると、葉っぱは少しずつ光り始め、あたり一面に優雅な白い光を放ち始めた。レイは目を見張り、驚きとともに葉っぱを手にとった。葉っぱはふわりと揺れ、そのまま消え去った。
レイは不思議な感覚に包まれ、何かが起こる予感を感じた。
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