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ー星の始まりー
≪世界の始まり≫
兄妹神が星を作るよう創造神に命じられた。
妹の女神ティアーズは人型の生物を作り、兄の神アースティアは獣のような生物を作った。
人型の生き物は知力が優れていて、独自の生活を築く事が出来た。
アースティアの作った生物は繁殖力に長けていたが賢くは無かった。
アースティアの生物はティアーズの生物を食らい数を減らしていった。
そこで2人はもう1つの星を作った。
兄の生物を住まわせるのが惑星アースティア。
妹の生物を住まわせるのが惑星ティアーズ。
しかし2ヶ月に1度、魔力の高いアースティアの生物がティアーズに降りてくるようになってしまう。
困った女神は対抗策として魔力の強い生物と力の強い生物を作った。
生命力の強いアースティアの生物はティアーズでも繁殖して数を増やしていった。
手に余る事態に協力し合い、兄妹の神は人々に静める策を授ける事にした。
魔法と錬金術である。
いつしかアースティアの生き物は魔物と呼ばれるようになる。
そして2ヶ月に1度の魔物が降りてくる日を『天の戦嵐』と呼ぶようになった。