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15.リンゴ畑でつかまえて


「ほいっと」

「うわっ!」


 ひょいと後ろに受け流されたグリーゼが、慌てて受け身を取って構え直す。しかしアクナバサクが即座に距離を詰めて喉元に指先を突き付けた。


「はい死んだ! 今グリちゃん死にましたよ! わはは、またわたしの勝ちだ!」

「くう……も、もう一度!」

「イイヨー」


 グリーゼは槍を構えてアクナバサクにかかって行く。アクナバサクはひらひらした動きでそれをいなし、また受け流す。さっきからそれの繰り返しだ。グリーゼも試行錯誤しているが、アクナバサクの動きもどんどん良くなっている様に思われる。


 今度は長い事やり合っていたが、グリーゼの方が息を切らして先に膝を突いた。アクナバサクは一人でぴょこぴょこ飛び回っている。


「はっはー、なんか段々体の使い方解って来たぞ。ウシ……あれ相手だと雑な動きで何とかなっちゃうけど、グリちゃん相手だと色々試行錯誤できていいナー」

「……敵わな過ぎて悔しくもならない」


 グリーゼは苦笑いを浮かべて天を仰いだ。抜ける様な秋の空が広がっている。

 アルゲディが駆けよって来て、タオルを手渡した。


「グリーゼ姉さん、大丈夫?」

「ああ、ありがと……王様はでたらめだな。あんなに強いのに、今も戦いの最中にもっと強くなってる」

「体に慣れて来た、って言ってたね。王様って元々の姿は違うんだよね。あの姿しか知らないから想像つかないなあ……」


 と二人はアクナバサクを見た。アクナバサクはまだ跳ねている。


 アクナバサクの元の姿は怪物だ。頭は山羊、目が六つ、腕が四本、下半身は蛇だった。今の人間ベースの体とは随分勝手が違う。復活してから難なく動かせていたアクナバサクだったが、戦闘技術を持つグリーゼなどと手合わせをすると、より体の使い方が洗練されて来るらしかった。

 一応女の体ではあるが、その身体能力は女、というより人間離れしている。

 闇の神獣によって生み出された魔人たちは生殖能力を持たなかったから、アクナバサクも自分が男であるか女であるか、そもそもそんな事を考えてすらいない。今は女の体を持っているから、何となくそう振舞っているだけで、本質は無性別である。


 グリーゼは跳ね回るアクナバサクを見ながら腕組みした。

 あれでも昔に比べて弱体化しているという。しかも魔王の中では一番弱かったらしい。

 今のアクナバサクより強い昔のアクナバサクより強い魔王がぞろぞろいて、しかしその魔王たちに人間たちが勝った。どうやって勝ったのだか想像も出来ない。


(……昔は人間も化け物ぞろいだったのかな)


 二百年前にあったという戦争の事を想像すると気が遠くなる。自分では戦力にすらなりそうもないな、とグリーゼは変な気分になった。


 水筒に入れたお茶をカップに注いでいると、ひとしきり跳び回ったアクナバサクが二人の隣に腰を下ろした。


「やー、いい運動になった。ありがとねグリちゃん」

「いや、こっちこそ」

「王様もお茶飲む?」

「いただきます!」


 もうすっかり定番になった香草茶をすすって、アクナバサクは息をついた。


「やー、ちょっとずつ日が短くなって来たね。冬も近いぞ」

「冬かあ……」


 とアルゲディは空を見た。まだ秋空だ。冬の気配はない。


「おりょ、あんまり嬉しくない?」


 とアクナバサクがアルゲディを覗き込む。アルゲディは頷いて、同意を求める様にグリーゼの方を見た。グリーゼも頷いている。


「正直、冬にはいい思い出がないんだ。寒いと、生活にも戦いにも支障が出たから」


 城塞都市が廃墟と化してからは、冬は辛い季節だった。眠るにも寒いし、外仕事をすれば指先はかじかむ。

 燃料になる木もほとんどなく、瓦礫から廃材を集めて来たり、火魔法を使ったり、ともかく色々工夫をしたものだ。それでも、現世喰が来ればそれらをすべて中断して戦わねばならない。日々の暮らしは重荷で、冬は特にそれが厳しかったのだ。


 そんな話をふんふんと頷きながら聞いていたアクナバサクはにんまり笑って二人の肩を抱いた。


「ここじゃそんな心配は要らないぞ。冬の雪景色は綺麗なもんだしな。それに雪合戦がやりたかったんだよ。ホネボーンは相手になってくれないし、ナエちゃんは何かいじめてる様な気分になっちゃって駄目だしさ」


 その光景が容易に想像できて、アルゲディもグリーゼもくすくす笑った。


「そういえばナエさん、リンゴの収穫に行くって言ってたな。キシュクも一緒だったっけ?」

「うん。一杯取ってジュースとかジャムを作るって」

「あれっ、わたし聞いてないぞそんなの! 一大事じゃねーか、今すぐ行くぞ!」


 それでアクナバサクは二人を伴って果樹園に向かった。

 谷の一角に果樹苗ばかり植えた所があって、既に種々の木の実がたわわに実る様になっている。リンゴ、ナシ、モモやアンズ、柑橘が数種類、ナツメやブドウもある。時期柄、多くの果実が枝からぶら下がって甘いにおいを漂わせていた。

 その果樹園でいくつも籠を並べ、赤や緑のリンゴを、ナエユミエナとキシュク、畑妖精たちがもいで集めている。そこにアクナバサクが闖入した。


「抜き打ちチェックだオラァ! 調子はどうだー!」

「あらら、アクナちゃん。とっても沢山出来てますよぉ」


 既にリンゴでいっぱいになった籠が幾つも並んでいる。

 キシュクがするするとリンゴの木から降りて来た。


「王様も来やがったんですか。見るがいいです、この豊作!」

「うひょひょ、リンゴ祭りじゃ! ナエちゃん、これどうすんの? ジャム作るって聞いたけど」

「ジャムも作りますよぉ。あと絞ってジュースにしたり、薄切りにして干しリンゴにしたり、あ、お酒にしてもいいですねえ」

「リンゴ酒! なんて蠱惑的な響きでしょう!」

「なんか凄いな……けど作ったものを貯蔵する場所が必要な気がする」


 とグリーゼが言った。


「お屋敷には空いた部屋がいっぱいあるんですから、そこに入れときゃいいんですよ。いつもご飯食べるのはお屋敷なんですし」

「……運ぶの? これ全部?」


 見れば物凄い量のリンゴである。まじまじと見て、キシュクもちょっと顔をひきつらせた。


「やべえ、取ってる時は夢中で気づかなかったです。こりゃ運ぶだけで一苦労……」

「何言ってるんだキッシュん。アクナちゃんがいるじゃないか、わははは」

「あっ、王様ちょっと!」


 アクナバサクはそこいらに並んでいる籠をひょいひょいと重ねて担ぎ上げて、どんなもんだという顔をした。

 しかし次の瞬間に籠がバランスを崩して傾く。アクナバサクは慌てて倒れる方に走ったが、今度は反対側に傾く。そっちに行くとまた反対に傾き、また逆に行くと傾いて、


「だあああ! うおおお!」


 とアクナバサクはヤジロベーの様にあっちに行ったりこっちに行ったりしていたが、ついに籠が崩れて、集めたリンゴがそこら中に散らばってしまった。


「あちゃー……」


 とグリーゼが額に手をやる。キシュクとアルゲディは呆れた様に顔を見合わせ、ナエユミエナはやれやれといった様子で笑っている。


「あららぁ、アクナちゃんたら、お転婆さんですねぇ」

「面目ねぇ、面目ねぇ……」


 一面に広がったリンゴの中でアクナバサクはがっくりと膝を突いた。

 畑妖精たちがぴいぴいと怒った様に鳴きながら、アクナバサクの頬をつついたり髪の毛を引っ張ったりした。


 それでまたみんなでリンゴを集めているうちに日が傾いて来た。その辺にいた精霊たちも手助けしてくれたおかげで、何とかリンゴは元通りに籠に収まった。


「いやあ、よかった。みんなでやれば早いもんだネ」

「王様はもっとボクたちに感謝しやがるべきですよ!」

「感謝しやがる次第です!」

「考えてみればこれだけ妖精もいるんだし、手分けして運べば屋敷まで行けるかな?」


 とグリーゼが籠に手をやりながら言った。畑妖精たちは意外に力持ちで、三、四匹で籠一つを運ぶ事が出来そうだった。


「じゃあ、みんなで運びますよぉ。アクナちゃんはこうして、こうして……」


 とナエユミエナはアクナバサクに三つ持たせた。背中に一つ背負い、両肩に一つずつである。グリーゼは背負ったのと前に抱えたので二つ。アルゲディとキシュク、ナエユミエナは一つずつだ。その後ろに畑妖精たちがぞろぞろと続いて、変な行列が崖の屋敷に向かって行進を始めた。

 踊る様な軽い足取りで先頭を行くアクナバサクは、時折体ごと後ろを向いた。


「ははあ、こりゃ面白い。結構な長蛇の列になってるじゃないの」

「それだけ一杯取ったって事ですねぇ。はぁい、みなさーん。転ばない様にしてくださいねぇ」


 とナエユミエナが言うと、畑妖精たちがぴいぴいと返事をした。この妖精たちはどちらかというとアクナバサクよりもナエユミエナに懐いている。畑の精であるから、魔王よりも豊穣神の方に親しみがあるのかも知れない。


 屋敷の下まで辿り着いた。ここから階段を上がらねばならない。


「食物の貯蔵庫はいっそこの辺りに造ってもいいかも知れんね」

「そうですねぇ」

「そうなると、この辺にも集落を作ってもいいんじゃない? 城下町みたいな感じで」

「いいと思いますよぉ」

「我ながらいい考えだ。そうなると、崖のすぐ下に倉庫系? だとしたら崖に穿って、中の地下道と繋げるのもいいかも知れんね」

「おうさまー、立ち止まってねえで早く行ってくださいよう」


 とキシュクが言った。


「おう、こいつは失敬!」


 一行は階段を上がり、屋敷まで辿り着いた。台所脇の食品貯蔵庫まで行って、それでようやく荷運びが終わる。

 籠を下ろしたアルゲディが、ふうと息をついた。


「あー、重かった……でも昔だったらこんなの持てなかったかも」

「ですねえ。やっぱ王様の力のおかげなんですかね?」


 とキシュクが言うと、グリーゼが頷いた。


「だろうな。わたしも前より調子がいいよ」


 魔姫たちはホムンクルスだ。アクナバサクと同じく魔力エンジンを元に体を動かしている。

 しかし魔王であるアクナバサクと違って、魂が魔力を生み出すという事をしないから、食事などによってエネルギーを得なくてはならない。そして、魔力の質が体の能力にも直に影響して来る様だ。


 ネズミの一隊が出て来て、ちゅうと鳴いてぺこりとお辞儀をした。先頭に立っているのは羽飾りをつけた野ネズミだ。アルゲディが嬉しそうにネズミを手に乗せる。


「今日も倉庫警備? お疲れ様」


 ネズミたちはちっと鳴いて胸を張った。

 これは都市からここまで来た野ネズミの率いているネズミたちで、虫やいたずら妖精などから食品庫を守る役目を買って出ているのである。


 全部の籠が運び込まれる頃には、もう日が暮れていた。どたどたしているうちに、ホネボーンの研究室に出かけていたシャウラとハクヨウも戻って来る。二人は山盛りのリンゴを見てびっくりした。


「す、すごい量だな……」

「どど、どうするの、こ、こんなに、いっぱい」

「色々作るんですよぉ。お手伝いしてくださいねぇ」

「ホネボーンはどしたの?」

「取ったデータを元に色々調べるからって研究室に残ってるよ」


 今日はいつもの魔術式の刻み方の勉強とは別に、魔姫そのものの事を調べた様だ。ハクヨウたちの望みである、他の取り残された魔姫たちを見つける為に必要な事らしい。

 アクナバサクはリンゴを手に取ってひょいひょいとお手玉しながら言った。


「噂の検査ですね、どんな事されたの? 口に出せない様なあんな事やこんな事されちゃったの?」

「いや、台に寝かされて、何か魔導球みたいなものが周りを飛んで……なんかあったかくて寝てしまったな。気づいたら終わってて、ホッとしたというか拍子抜けしたというか」

「ハクにゃんいつもおねむさんよね。よく寝るからよく育ってるのかな?」

「え。い、いや、そんな事ないと思うけど……」

「王様、魔姫は体が育つこたねーですよ」

「こらこらキッシュん、そんなホネボーンみたいなツッコミをしちゃいかん」

「でもっ、そのせいでボクとアルゲディは将来性が……」


 とキシュクは悔しそうな顔で胸元に手をやった。アルゲディが悲しそうに言った。


「キシュクちゃん、わたしを巻き込むのやめてよ……」

「だってそうじゃねえですか。初代様とグリーゼとシャウラが羨ましいです」

「むう……」


 とアルゲディは年上三人の方をちらと見た。三人とも多少の差こそあれ、女らしいふくらみがある。

 アクナバサクがその頭をよしよしと撫でた。


「そう切ない顔をするでないよ。胸なんかでかくたって動きづらいだけでいい事ないぞ」

「王様もないじゃねーですか。知ったかぶりはやめやがれです」

「わたしはわざとやってんだよ! ほら見てろよ!」


 とアクナバサクは自分の胸を指でつついた。すると急に胸が風船の様に膨らんで、服を下から窮屈そうに押し上げた。魔姫たちは目をまんまるにする。アクナバサクは苦し気に呻いた。


「やっべ、やり過ぎた。服がぱつんぱつんだ」

「なんですかそれはあ! ずっこいです! このっ、このっ!」


 とキシュクが乳をぽすぽす殴る。


「やめたまえ! やめっ、やめたまえ! このお、不敬罪でくすぐりの刑に処してやる!」

「うわっ、やめるです! ひゃわわっ!」


 力で劣るキシュクはたちまちアクナバサクに捕まって、首筋や脇腹を容赦なくくすぐられた。


「ほーれほれ、ここか? ここがええのんか?」

「にゃはははは! かっ、勘弁! 勘弁ですぅ!」


 アルゲディとグリーゼがそれを見てけらけら笑っている。


「それでぇ、他の魔姫ちゃんたちを見つけるのは上手くいきそうなんですかぁ?」


 ナエユミエナが眼前の騒ぎを無視して、言った。シャウラがもじもじしながら答えた。


「し、師匠は出来るって言ってた、から……た、た、多分、だだ、大丈夫」

「へえ、いつの間にか信頼関係が出来てるんだ」


 とグリーゼが言うと、シャウラは頬を掻いた。


「べべ、別に、違うけど、そういう事に、か、関しては、師匠は嘘つかない……」

「確かに。宰相殿はそんな感じだな」


 とハクヨウもうんうんと頷いた。ナエユミエナが首を傾げる。


「ホネボーンさんは、ちょっとは優しくなったんですか?」

「いや、そういう事はないけど……」

「むむ、むしろ、最初よりも、き、厳しい」

「あららぁ、そうですか……ちょっと安心しましたぁ」

「なんで?」

「だってわたしにもちっとも打ち解けてくれないんですよぉ。わたしだけだったらどうしようって思ってたんですけど、みんなにそうなら特別嫌われてるわけじゃないかなって」

「ああ、そういう事……確かにそう考えるとわたしもホッとするかも」


 基本的にホネボーンは誰に対しても素っ気ない。たまに妙な嘘をついたりするが、笑っていいのか何だか解らないから、みんないつも困惑している。

 ひとしきりくすぐられて息も絶え絶えになったキシュクが、アクナバサクの腕の中でぐったりしている。アクナバサクはからからと笑いながらキシュクの頭を撫でた。


「わっはっは、参ったか。キッシュん、これを教訓に今後は王様をもっと敬いまくる事だ」

「うぐぐ……王様覚えてやがれです。暴君は下剋上で滅びるのが世の常です」

「なぁにぃ? そんなこと言ってるともっとくすぐっちゃうぞ、こら」

「わー、勘弁です!」


 キシュクはじたばたと暴れたが、アクナバサクに捕まっていて逃げられなかった。

 そのキシュクを肩に担いで、アクナバサクは胸をつついて元通りに小さくした。そうして貯蔵庫をぐるりと見回した。


「とりあえずリンゴはこれで大丈夫だな。諸々の加工は明日?」

「そうですねぇ。明日も大忙しですよぉ」

「シャウラは明日もホネボーンさんの手伝い?」


 とグリーゼが言った。シャウラは頷く。


「き、基本的には、しし、師匠のお手伝い……は、ハクヨウも、よ、呼ばれてる」

「ハクヨウも?」

「うん。早いうちに魔姫探索の術式のひな型を組みたいって言ってくれて」


 ハクヨウはそう言ってはにかんだ。アクナバサクがうむと頷く。


「ははーん、ホネボーンのやつ、張り切ってるな? 骨だけに」

「え?」

「うーん、やっぱり魔姫ちゃんたちには優しい様な気がしますねぇ。わたし、嫌われちゃってるんでしょうか?」

「……いや、うん、まあ、大丈夫だよ。あいつもナエちゃんのいい所はよく解ってるから」


 とアクナバサクは曖昧にフォローした。ホネボーンは基本的に人間とその信仰を集める上位存在が嫌いだと明言している。さほど態度には出さないが、やはり微妙な線引きがあるのかも知れない。ただ、それを差し引いてもやはり相手によって態度が変わる様には思えなかったが。


 ナエユミエナはちょっと拗ねた様に口を尖らしていたが、やがて気を取り直した様に顔を上げた。


「明日は瓶とか壺がいっぱい要りますねぇ。アクナちゃん、作ってもらってもいいですかぁ?」

「おお、いいよ。そんなの朝飯前……いや、この場合夕飯前だな。台所の隅の方にまとめときゃいいかな?」

「いえ、それだと狭いですから、隣の部屋にお願いできますかぁ?」

「おー、了解。ちゃちゃっとやっちまおう」

「いい加減に降ろしやがれですー!」


 担がれたままのキシュクがばたばたと手足を動かした。アクナバサクはそれを担ぎ直す。


「だめー、降ろさなーい。今日のアクナちゃんは暴君でーす」

「うわぁーん、アルゲディ、助けてー!」


 アルゲディは苦笑してひらひらと手を振った。


「頑張って、キシュクちゃん」

「裏切者ーっ!」


 アクナバサクはキシュクを担いだまま行ってしまった。それを見送った面々は、さて夕餉の支度をしようと銘々に台所に向かった。

 どこからか風が吹き込んで来る。もう秋の風だ。


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― 新着の感想 ―
[一言] リンゴ酒。魅惑的な響きですね。 今度誰か魔姫を助けて来たらリンゴ酒で宴会かな?
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