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13 侯爵家子息の隠し事

 離宮に咲くエーデルワイスは赤い。

 本来は「高貴な白」の名の通り白く可憐に咲くはずのそれは、フラぺ山にあって赤黒く野原を染めていた。

 それはそこに住む者の神をも恐れぬ行為のせいだと言われており、神の怒りだと言う者もいる。


「なぜ結果が出ない」


 マクラレン卿の声に身をすくませる若者。


「ももも申し訳ございません。それが何度やっても邪魔が入るのだそうです。はい」


 ひょろりとした姿を裏切らず、弱々しく高い声で答える若者にマクラレン卿の怒りは増加する。


「邪魔が入るなら排除すれば良いだろう」


「そ、それをやってはいるのですが、返り討ちにされるとのことで、排除は困難かと。なななんでも最近は王の持つ特殊部隊までもうろついているとかで、はい」


 マクラレン卿の指先がコツコツと机を叩く。


 風向きが変わったのはいつだったか。

 初めは些細なものだった。

 執事に私事の秘書をさせるのは普通のことだ。

 しかしそれが職場でも行われるのは公私混同であって、規律を乱すものだと問題になった。

 追及された当人は狼狽えることなく、己と部下だけでは仕事が終わらず、どうせ家に持ち帰って執事に補佐をさせるのだから最初から連れてきてしまった方が公益のためになると言い放ち、国庫からの支出もないからと容認された。

 おそらくそれがそもそもの間違いだったのだ。

 戦争のどさくさに紛れ気付けば私的な女使用人が王城を歩き回っており、手を打とうとした時にはそれを問題視する者がいなくなっていた。

 女使用人に給仕をさせるのは不思議ではない。

 執事でなく女使用人を手元に置くのも好き好きだ。

 女使用人が執事の役割をするならば、職場で秘書業務を行うことも容認されるべきである。

 確かに、筋は通っている。

 しかし、その女使用人はあまりに表に出すぎていた。

 本来ただのお茶汲であるはずの人間が秘書として王城を歩き回り、果ては第一王子と食事を共にする。

 明らかに異常な事態だった。


「その邪魔とやらを消せないなら男をけしかけるなり実家に圧力をかけるなり、とにかく奴らから離せ。女なんて結婚させてしまえばどうにでもなるだろう」


「そそそれは」


「無理ならおまえが娶れ。殿下の御為だ」


 哀れな若者に反論する自由は与えられていない。

 カタカタと震える若者を嘲笑うかのように窓ガラスに大粒の雨が叩きつけ、雷鳴がとどろく。

 窓の外では血に濡れたかのような赤い花が雨に打たれていた。



 ◇


 夏は恋の季節だ。

 国会が夏休みとあれば、婚約者がいない名家の当主は催し物に引っ張りだこ。

 ガーデンパーティーは婚活パーティー。

 令嬢を連れたママンたちは娘をけしかけ、なんとかして素敵な結婚相手をゲットさせようと鼻息を荒くする。

 貴族の恋、それは親達の戦いでもある。


「そろそろ兄上も年貢の納め時ってね」


 採れたてのイチゴをつまむトーリ。

 ディファイン侯爵領でのガーデンパーティーは例に漏れず大盛況だ。

 なんせ、ディファイン侯爵家は美形揃い。

 それだけでなく長男である次期当主は第一王子の近衛でもある騎士団所属、次男は次期宰相と名高い宰相補佐官とあっては、娘を持つ貴族たちにとってとびきりの餌なのである。

 もちろん一番人気は長男で、今も令嬢たちに囲まれていた。

 群がる令嬢たちは彼の趣味が何かを知らないだろう。

 サラはディファイン領でのメイド生活でうっかり知ってしまったあれこれを胸にしまい、心の中で合掌しつつケーキに手を伸ばす。


「トーリ様はどうなさるのです」


 クリームと共にふんだんに乗ったベリーは味が濃くて美味しい。


「僕はまだいいよ。まずは兄上に結婚してもらって、さっさと当主を継いで貰わないと」


 少しカジュアルに装った礼服はトーリを物語の王子様のように見せている。

 トーリの見た目に誘われてドレスを纏う蝶たちが近づいてくるのを感じたサラはそっとトーリと距離を取った。


「サラ? 虫除けの意味はわかってる?」


「青虫ならまだしも、蝶は害虫ではございませんよ」


「あ、待て! サラ! ヒューズ子爵令嬢!」


 若草色のドレスを芝生に溶け込ませるようにその場を離れる。

 サラが離れるのを待っていた令嬢とその親達が食いつくようにトーリを囲むのをサラは含み笑いと共に眺めた。

 主が令嬢に囲まれて困っているのを見るのは楽しい。

 彼をよく知らない人からは顔色を変えずに少女をあしらっているように見えるかもしれないが、三年も一緒にいるサラにはその微細な表情の変化がしっかりと見て取れた。

 侯爵夫人のお下がりのドレスを着させられた時は何が起こったかと思ったが、メイドとしてではなく招待客として参加するのも楽しいものだ。

 特に、用意された軽食を堂々と食べられるのが良い。

 侯爵家の料理人たちの腕は一流だし、食材の入手経路も一流だ。新鮮さはそれだけで美味しさを保証する。

 サラはご機嫌だった。


「こんにちは、ご一緒してもよろしいですか」


 だから同年代の青年に話しかけられても、不機嫌そうな顔などしない。


「ええ。どうぞ」


「ありがとう。今日は幸運だった。あなたのような人に会えたのだから」


 最初からクライマックスの勢いで甘いセリフを吐く青年の口に香草を突っこんでやろうかと思ったが、今日はヒューズ子爵家次女としての参加だ、妹の婚活のために自制する。


「そんなこと言って、他の令嬢が悲しみますよ」


「まさか。僕にガールフレンドはいません。僕はただあなたと話せることが嬉しいんですよ、サラ嬢」


「……あなたは?」


「ルイ・アベーヌ。最近は軍事局にいらっしゃらないので寂しい思いをしていたんですよ」


 軍事局、ということは軍事大臣の書記官だろうか。

 見覚えのない顔だが、とルイを観察するサラにルイは距離を詰め、その腰に手を回す。


「ずっと、こうして話したかった。あなたにはいつもあの人でなしがくっついているから」


 耳元に寄せられた口。

 そこから発せられる甘ったるい声と主の悪口に鳥肌が立つ。

 嫌悪感をあらわに睨みつけるサラをルイは心底嬉しそうに見つめた。


「良い目だ。今はそこに僕しか映っていないというのも最高」


 青年が空いた右手でサラの二の腕を掴み、二人の距離がゼロに近づく。


「お戯れはおよしになって」


 サラはうつむき、ルイの胸を優しく押した。

 いや、優しく押したように見せた。

 ふらりと後ろに倒れる青年。

 数歩距離をとったサラは口元に両手を当て、


「きゃーーーー!」


 とりあえず叫ぶ。

 仰向けに倒れている青年に使用人たちが近づき声を掛けるも青年は意識を戻さない。

 サラはおろおろと「突然お倒れになったのです」と目をうるませ、自身も倒れそうな様子を見せる。

 使用人たちは「大丈夫ですか」とサラを気遣いつつ青年を運んでいった。


「ごめんなさい、動揺してしまって」


 そう言って小さく体をすくませるサラはまさにか弱いご令嬢。

 周りにお礼を言ったサラは無駄に注目を集めてしまったことを反省し、しかし後悔はせずにその場を離れることを決める。


「なるほど、サラ君は前よりも強くなったようだね」


 聞き覚えのある男性の声に振り向けば、白っぽい金髪を輝かせたディファイン侯爵がいた。


「旦那様、失礼をいたしました」


 子爵令嬢としてではなく使用人として礼をとるサラを制し、侯爵はサラにグラスを渡す。


「今日はお客様だからね、ほら笑って笑って。うちの危なっかしいのは元気にやってるかい」


「はい、ドスを効かせる宰相様にも動じず仕事をこなされてます。でも女性関係はさっぱり。一度調合士の方と噂になったのですが、残念ながらデマだったようで」


「相変わらずだな、冷血の悪魔は。サラ君は知ってるかい? 宰相閣下の昔のあだ名が冷血の悪魔だったっていうのは」


「はい。穏やかな微笑で貴族たちを没落させてゆく様が恐ろしく、人間味が感じられないというのでつけられたと伺っています」


「うん。じゃあ、宰相閣下とうちののあだ名の由来が別だって言うのは?」


 首を横に振るサラ。

 侯爵は目を細めてトーリを見る。

 数十メートル先で令嬢をあしらいつつも、時折こちらに視線を向けてくる様子に侯爵の悪戯心が刺激される。


「あれはね、社交界に出始めた18の頃に表情を変えずに令嬢たちを振りまくったんだよ。外見はもちろん家柄も関係なく一切合切バッサリとね。それで付いたあだ名が冷血の悪魔さ。幸い宰相補佐官という立場のおかげで次期宰相として宰相閣下の二つ名を継いだとか言われてるけどね、出処が領主たちか令嬢たちかっていう大きな違いがあるんだよ」


 ほほう、と目を三日月に細めるサラに侯爵はもう少し面白いことを教えてやろうかとトーリを一瞥する。

 トーリが何かを勘づいてこちらに向かおうとするのを確認してから、侯爵は「内緒なんだけどね」と声を少し落とした。


「あれは初恋の相手が忘れられないんだよ。見合いをことごとく断るから問い質したらそう言われてね。毎月確認してるんだが、まだ好きらしい。昔あれに頼まれて初恋の女性の写真を手に入れてやったことがあったが、まだ持ってるはずだから探してみるといい」


「それは大スクープですね旦那様」


 サラの目がこれ以上無いくらいに輝く。

 侯爵はその反応に満足し、後ろで殺気を放っている息子に場を譲る。


「さあ、私は他のお客様と話してくるからね」


「お待ちください父上。あなたはサラに何を言ったのですか」


「ん? 他愛ない会話を少しね」


「他愛ない会話でサラがこんな顔をしますか」


 侯爵とトーリに見つめられ、サラはもじもじと目を泳がせる。


「自分が喜ばせられないからって嫉妬は良くないぞ?」


 ぽんぽん、とトーリの肩を叩いた侯爵は話し相手のいない独身者に近づいていく。

 夫人と同様に顔合わせの手伝いをしようというのだろう、話しかけられた青年は嬉しそうに侯爵の後についていった。


「それで、僕を飢えた獣の群れの中に放り込んで何の話をしていたのかな?」


「トーリ様が令嬢を切り捨てまくった結果悪魔になったというお話を聞かせていただきました」


「仕方ないだろう、サラみたいに気絶させて逃げるわけにいかないんだから。まあ、お嬢さんたちはルイ・アベーヌみたいな露骨なスキンシップはしてこなかったけど」


 まるで最初から見ていたと言わんばかりのトーリにサラは溜め息をつく。

 ガーデンパーティーはまだ始まったばかり。

 心に思う人がいる主を令嬢の群れの中に置き去りにするのは気が引け、サラはトーリの側にいることを約束して軽食のテーブルに向かう。


「ところで、トーリ様はお母様を異性として好いていらっしゃるのですか」


 侯爵との会話でトーリがマザコンである可能性に思い至ったサラは断定を匂わせながら尋ねる。

 しかし予想に反しトーリは意味が分からないと言った様子だ。


「もしかして僕が見合いを断るのは母上至上主義だからっていう噂でも聞いた? 期待に沿えなくて悪いけど、それはデマだよ」


「そうでしたか」


 夏の日差しと共に令嬢たちの視線がトーリへと降り注ぐ。


(初恋なんてとっとと諦めて交際相手を見つければいいのに)


 サラは年下の少女たちの視線に焦がされるような気分になりながら残りの時間を耐え抜いた。



『21時に部屋に来てくれ』


 手元のカードに書かれた簡素な文。

 胸ポケットから懐中時計を出して時刻を確認すると、サラは目的のドアを叩いた。

 そのカードに気付いたのは五分前。

 使用人仲間との夕食を終えてあてがわれた部屋に戻ると、扉にカードが挟まっていたのだ。

 差出人は書かれていないが、ちまちまとした文字やカードに付けられたヨモギのような香りがこれでもかと差出人を主張する。

 まったく、こんな時間から仕事を言いつけるだなんて人使いが荒い。

 入室を促す声にドアを開けると、そこには綺麗なドレスを身につけたむさくるしい男性が立っていた。

 そう、ドレスを着た男性だ。


「いらっしゃい、サラ。扉を閉めて?」


 逃げ道を自分で塞ぐような気分でドアを閉める。

 いまのサラはさながら売られていく子牛だ。もしくは背水の陣。


「予想はしてましたが刺激が強すぎて……。えっと……クオリティが向上なさいましたね?」


 サラの目の前にいるのはディファイン侯爵家次期当主である長男のユリウス・L・ディファイン。

 令嬢たちからの熱いアタックが殺到するその人である。


「瞳の色に合わせて濃青のドレスを用意したんだ。似合うでしょう?」


 くるりと回る中年手前の男。

 金髪のカツラは綺麗な縦ロールで、がばりと開いた背中では逞しい小麦色の筋肉が主張している。

 胸元は筋肉と詰め物で適度な膨らみを出しているが、鍛えられた上腕がそれを台無しにしていた。


「サラはうちのメイドなのにずっとトーリについてて全然こっちの屋敷に来ないでしょう。だからこの機会は逃しちゃいけないと思ってね」


「不義理致しまして申し訳ございません。ですが、騎士団寮のお部屋にでも呼びつけてくだされば」


「サラに一度ドレス姿を見て欲しくてね。寮にはドレスを置く場所はないし。それに、寮では町娘の格好をしてるけど、あんな男ばっかの所にサラを呼ぶわけに行かないでしょ。襲われたらどうするの」


「寮では町娘なんですか……騎士団員なのに町娘……」


「ごめんごめん、町娘姿も見たかった? 今度一緒に町へ遊びに行こうか」

 

 ユリウスが女装に目覚めたのは22の時。

 初めは騎士団での宴会芸だったが、女装をした時に感じた胸の高鳴りが忘れられず、ちょっとした飲み会でも女装芸をするようになった。

 そのうち、飲み会では飽き足らず寮内でも女装を始め、今では騎士団寮のマスコットキャラクターとしてなくてはならない存在となっている。

 実家では隠れて女装を楽しんでいたユリウスだが、25歳の時にメイド服を失敬するところをサラに見咎められ、女装癖がバレてしまった。

 しかしサラの「趣味は人それぞれですから」という言葉に慰められ、女装姿を見せても坦々と改善点を述べる姿に心を打たれたユリウスは決意した。

 サラを女装アドバイザーにしようと。

 そんなわけで、今日も今日とてサラを呼びつけて女装を披露しているのであった。


「さ、今日もサラちゃんチェック! よ・ろ・し・く」


 ウィンクをバチンとする侯爵家長男。

 これによりサラのメンタルは一気に削れたが、これも仕事だと気合を入れる。


「そうですね、体つきは変えられませんから、胸をもっと詰めましょう。素材はお持ちですか?」


「あるよあるよー」


「それと、もう少し腰を締めましょう。貴婦人は死ぬ気でコルセット締めてますから、ユリウス様も死ぬ気で締めましょう。ってことで脱いでください。着せ直します」


 サラがユリウスの背後に回る。

 留め具とリボンをほどいて上半身だけ脱がせ、ゆるゆるのコルセットに手をかける。


「ご自分で着られるなら前で締めるタイプを発注した方がいいですよ」


 靴を脱いでユリウスの尻に右足をあて、ユリウスが倒れてこないように押さえる。


「締めますよ!」


 ぎゅっと紐を引き、ギリギリと締めあげる。

 もう無理だの内臓が出そうだのと騒ぐユリウスを無視してサラができる限界まで引き絞るとサラはしっかりと紐を結んだ。

 良い筋肉は柔らかいと言うが、なるほど柔らかい腹筋は締めることで多少細く見えるらしい。

 満足したサラはユリウスを四つん這いにさせる。

 戸惑いながら指示に従うユリウスに「ドレスの胸元部分が床についてるので作業がしやすいです」と座り込んだサラはドレスの内側に布をあてていく。

 そしていざ縫わんと後ろ手で裁縫道具を取ろうとした時だった。


 バンッ


 まるで蹴破ったかのような音と共にドアが開き、鬼のような形相をしたトーリが踏み込んできた。


「なにやってんだよ!」


 事情を知らないトーリの目には上半身裸の兄が四つん這いでサラに迫り、それをサラがのけぞって逃げようとしているようにしか見えない。

 おまけに、廊下にまで聞こえていたユリウスの「もう無理」「出そう」「限界」という言葉がより一層トーリの誤解を強めていた。


「ちが、違うんですトーリ様」


「何が違うんだ! そんな男かばう必要ないだろ!」


 トーリがユリウスの顔を勢いよく殴り付ける。

 それをサラはすんででとめ、トーリをユリウスから引き離した。


「いけませんトーリ様」


「なんでだよ、サラは兄上が好きなのか?」


「ペンを持つ手で殴られては業務に支障をきたします。ユリウス様を痛めつけたいのでしたら左手か足をお使いください」


 真顔で言うサラにトーリの思考が止まる。


「あー、トーリ? 俺のドレス姿そんなに駄目かな? でもいまサラに直してもらってるから、完成したらトーリにも見て欲しいな」


「……兄上」


「なに?」


「兄上は女装野郎だって殿下が言ってたんですが……嘘じゃなかったんですね……?」


 冷静さを取り戻してきたトーリはユリウスの姿を改めて目に入れ、美しい輝きの縦ロールやコルセット、腰から広がる青色のドレスを認識した。

 目の前が暗くなってきたトーリの手をサラがぎゅっと握る。


「トーリ様、お気を確かに」


 背伸びをしたサラがトーリの耳元に口を寄せる。

 ふわりと感じるホワイトローズの香りにトーリの胸が跳ねた。


「ご自分だけ逃げようなんて、許しませんよ」


 耳をくすぐる吐息混じりの声。

 ぞくっとした感覚に思わず目を閉じてやり過ごす。

 静かに、静かに。

 トーリの人知れぬ努力がそこで行われていることにサラは気づかず、「トーリ様? 大丈夫ですか」と胸をぺたぺたと押してくる。


「うん、大丈夫、大丈夫だから離れよう、いいね」


 やっとのことでサラを引き剥がし、トーリは近場の椅子に前傾姿勢で座る。

 余程落ち込んでいるように見えるのだろう、サラがちらちらと視線を送ってくるのがわかるが、トーリは「終わったら教えてくれ」と顔に手を当てる。


 ディファイン侯爵家の夜はまだ始まったばかりだ。




各話タイトル末尾において話のまとまり毎に連番を振りました。

本文内容は変わっていません。

ブクマや評価、誤字報告有難うございます。

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