絆
記憶を擦り落としながら
切り傷の季節を歩き
風の中に答えはないとわかった時
君に会えた
ぼくらを揺さぶる出会いは
うたかたを信じない
朝もやに消えたりしない
無くしたくない恋なんだ
君の手の温もりと
僕の思いを込めながら
朝日のあたる場所へと
ゆっくり歩いてゆく
絆と言う名の幸せを掴めるように
どんなに傷ついても
喜びは巡ってくて
明日の闇に怖がっていても
夜は明けてきて
繰り返す痛みは
いつも僕らに強さをくれた
握り返す君の手に
青い鳥を感じた
君の指の優しさと
僕の強さを込めながら
朝日のあたる場所へと
ゆっくり歩いてゆく
絆と言う名の幸せを掴めるように