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バンジージャンブの前の阿鼻叫喚 下にいたと時に友達をバカにしていた自分を殴りたくなりました。

「じゃあ最初から、順を追って説明してくね。」


「はい。日向先生お願いします。」


照れるなあと小さな笑いを浮かべて、内心はがっつり照れていた。


「キャラクターシートを作るのにあたってまずは名前かな。本名のままでやるものいいんだけど・・・やっぱり今回はわかりやすく本名をつかおうかな?」


「わかりました。野口のぐち さくらと・・・」


シートの名前欄にかわいい丸文字で鉛筆が走る。


書き終わるのを待ってから、

「じゃあ次は年齢とか職業とか決めようか。」


「私は大手外資系の会社でバイトしてて大学卒業後、二年で独立。自分の会社を持つわ、業績はうなぎ登りで一周年で従業員は500人。持っているお金は一億以上ね。」


「さいですか。聞いてないです。とりあえず資産はダイス(さいころ)で決めるからその設定改めるかもね。」


「なんですと!?」


驚愕する沢西をきらきらとした目で見る野口さん。尊敬のまなざしでないことを信じたい。


「じゃ、わかりやすく高校生でやってみようか?普通に高校一年生。ゲームは不利になるけどやりやすいと思うよ。」


「わかりました。・・・今、何歳でしたっけ?」


顔を赤らめ質問する彼女に意外と天然だなぁと苦笑しつつ、15歳と伝える。


「すいませんありがとうございます。次は・・・STRえすてぃーあーる?」


Strengthストレングスの略だよ。キャラクターは色々な能力の値を決めるんだけどその中の筋肉量とか力の強さにあたるものだね。」


そうですかと、野口さんは自分の二の腕を揉みつつ残念そうにキャラシートに0と、小さく記入した。


「待ってまってよ!実際に自分のじゃなくて、キャラクターの筋力を決めるんだよ。それに0だとえんぴつも持てないレベルだと思うよ。」


泣きそうな目でシートを見つめる野口さんに直してもらおうと説明する。


「私は18だったわ出目は全て6。お金持ちでその上スポーツまでできちゃうとかってやっぱりあおい様に相応しいキャラクターになったわ。」


「不正がありそうなんで後で僕が作るよ。」


本当に出たのよーと必死に言う葵を尻目に野口さんへの説明を続ける。


六面のサイコロを三つ振って、出た目で能力値が決まることやその数値によって他のパラメータも変わることを説明した。


「わかりやすくて助かりました!後は一人でできますよ。」


それなら良かったと笑顔を浮かべて席に戻ろうとした時、一つ思い出す。


「今回のお話はホラー要素が強いんだよね。だからそれを楽しむために現実にいそうな感じでキャラクターを作って欲しいんだ。西洋鎧とかいらないから。」


その言葉を残して僕はこれからのお話の展開について改めて復習する。






「日本中探せばどっかいるわよ。」

むすーっとした顔で葵はキャラシートをつくりなおすのであった。


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