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濁った蒼に、かわりはない。

作者: 悪之文学

悪現文学。

表現や感情を油絵のように塗り重ね、水彩画のよいにふんわりと…



そんな作品に仕上げました。


僕の身体を無意識に抜けて行ったその色は


ちょうど今沈みかねぬ太陽が夕暮れの昊を支配下に君と臨をしかねまいと朦朧の意を辿まぬばかりで


心底、清々と澄んでいた蒼い昊は紅の色に化して


毎労の私めの眼孔を奪い視界そのものを全て釘付けにした。


『美しい…』

の感情から溢れ出された視欲を解き放った一言を漏らすばかりの美。



けれど、毎労の私めの眼孔でさえ水死した魚の眼孔な上、心底感動しても


苦しい位に濁り、胸が圧迫の意図を辿るばかり…


死に損なった、蒼。

昊には紅に白、蒼に黒


やはり、濁り濁ったその蒼に恋も焦がれて狂おしい



私の眼孔には


蒼は、死んだ蒼は…濁って見えます。



さも美しく…。

一度、夕暮れ時の昊を見たくなったでしょうか…?

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