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まさかまさかの連続更新。
まぁ、短いしね。
30分で書いたしね。
おだてられたしね。
閲覧数とか伸びたしね。
(;´д`)そういうことです。
部屋を荒らしたことで怒られ、小さく縮こまりながらしょんぼりしている綾香。私は悪くないとばかりに不貞腐れているフェルス。相変わらずぼーっとしているクゥ。
そんな3人に服を着せ終えた遥斗は遅い昼食を摂っていた。
「モグモグ……なんだ?」
昼食の最中フェルスから、どこか恨めしそうな視線を浴びた遥斗が言葉を投げ掛ける。
「……何でもないわよ」
遥斗の言葉にフイッと顔を背けたフェルスはブツブツと独り言を漏らしながら歩き出す。
「ん?どこに行くんだ?」
「トイレよ!!」
顔を真っ赤にしたフェルスがデリカシーが無いとばかりに遥斗を睨み、着せられた赤いワンピースの裾を靡かせながらトイレに向かって駆けていった。
まだ拗ねてるのか?……女心……いや幼女心は分からん。
にしても、改めて考えてみると……この子らが俺の伴侶ねぇ。
……何かと問題ありすぎだろ。年齢や生活、全てにおいて。
夢の中なら俺のロリハーレム(笑)とかバカな事言って楽しめるだろうが、現実となると不安しかないな……。
これから俺、どうなるんだろう?この子達とどう接していけばいいんだろう?
子育ての経験は元より、内気な性格が災いしてあまり異性との接触を経験してこなかった遥斗は突然現れ伴侶となった3人との距離感や、激変していくであろう今後の生活について悩んでいた。
「……」
「ん?どうした?綾香、クゥ」
食事の最中に暗い顔をして今後の事について悩む遥斗の元にトコトコと綾香とクゥがやって来た。
「え、えっと……元気出して下さい、お兄さん!!」
「……元気、出す」
「えっ?」
「お兄さんが暗い顔をしてると私達も悲しく……なるんです」
「……以心伝心、だから」
「お兄さんが何を悩んでいるのかまでは分かりません……けど」
「……私達が、居る。一緒に悩む。良いも悪いも共有。だから番」
「…………ククッ、アハハッ」
「お、お兄さん?」
「……壊れた?」
「――あー笑った、笑った。……ありがとな。もう大丈夫だから」
今日出会ったばかりの幼女に高校生の男が励まされているという状況に遥斗は無性に笑えてきて自分の悩みがどうでもよくなった。
しかし……何気にクゥは最後に酷い事を言っている。
ま、なるようになるか。
しかし、こんな小さな子に気を使われるようじゃ、俺もまだまだガキだな。
遥斗が感謝の意を込めて2人の黒と赤の頭を撫でると2人は目を細め嬉しげ笑っていた。
……そういや、フェルス遅いな。
昼食の片付けを終えた遥斗が、ふと気付くとトイレに行ったきりフェルスが帰ってきていない事に気が付いた。
トイレにしては長い気がするが……ッ!?
悪寒のような嫌な胸騒ぎを感じた遥斗が血相をかえ何かに突き動かされるように部屋から飛び出す。
「お兄さん!?」
「……?」
遥斗の奇行に驚く2人を居間に残し遥斗はドタドタと廊下を駆ける。
「フェルス!!」
そしてトイレの前に辿り着いた遥斗はトイレのドアを勢いよく開く。
『何勝手にドアを開けてるのよ!!このド変態!!』
用を足している最中に勝手にドアを開けられ激怒するフェルスがそこに――居なかった。
居ない!?どこだ!?
無人のトイレを見て遥斗の額から無意識のうちに汗が流れ落ちる。
(た、すけて……助けて)
ッ!?
頭の中に直接響く、幼女の酷く怯えた声に遥斗はパチンコで打ち出された鉄球のように走り出す。
向かう先は裏庭。
声が導く方角である。
そして救いを求める声に導かれ裏庭に躍り出た遥斗が見たものは、意識を失いかけているフェルスと、そのフェルスを肩に担ぐ異形の化け物であった。
急展開……デス。
ちなみに本作、大かなプロットはありますが細かい事を決めてないです。
そのため成り行き、行き当たりばったりで進んでいます(汗)
思い付くまま書いているため、これから先どうなっていくのか作者も知りません(笑)
……どうしよう(泣)