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チート


 そもそも俺は元異世界の人間で記憶を持ったまま今の世界の猫に転生した(猫としては)天才猫である。


 天才…そう、天から与えられた才能を持っている。


 先ず、産まれた直ぐに目が見えた。

 赤子にあるまじき能力で直ぐに歩いて母の母乳を授かった、この時未熟児で母の元辿り着けなかったタマを俺が介添えして移動させてやったりもした。

 乳離れも早かった、生後3日で母乳でなく肉を食べた。

 一週間もすると母の代わりに狩りをしていた。

 恐らく現代ゲーム的に云うと[身体能力上昇]、[早熟]、[攻撃力上昇]、そして[魔力上昇]といった所か?

 そう[魔力上昇]だ、異世界といったら魔法だろう?

 俺にも在ったんだよ[魔力]ってヤツが!

 ただ、此れがまた曲者だった。

 猫と云う生き物は元来[飽き性]だ。

 俺もご多分に洩れず[飽き性]だった。

 故に扱える魔法はたったの3つだけだ。


 ①魔力の武器化(大体刃渡り30cmくらいの不可視の刄、硬度は鋼クラス?)。


 ②魔力で瞬間だが見えない小さな壁を創る(空中に創れるから三角飛びの要領で空を駆けれる)。


 ③魔力に依る見えない手を創る(所謂触手、大体10㎏を持ち上げれる、伸ばせる距離は50cmくらい)。


 魔法って云うより魔力操作みたいな能力だ。


 うん、猫が持ってて良い能力じゃないね!


 そして魔力量はどうなんだろ?多分人族のそこそこな魔法使いくらいは在ると思うけど測ったこと無いからな…。

 あっ因みに魔力量は冒険者ギルドや魔術士ギルドで測る事が出来る、所謂ギルドカードに数値化して表示されるらしい。

 うーん、人族に転生してたらきっと冒険者に成っていたので興味は在るんだけど………猫を冒険者にはしてくれないよなぁ~。


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