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よくある悪役令嬢ものだと思ったら……  作者: ユキア


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11/18

彼女の中身

その謎を解く必要があった。ブルームの一挙一動で全てが動いているのだ。ブルームの事を調べて見ることにした。ある日の舞踏会にて。ブルームを観察する。ブルームが舞踏会の参加者に挨拶した。


「!」


あの、癖。あの癖は……。ブルームが挨拶する時にお辞儀した後、髪をかきあげたのだ。


「嘘……。」


ルナは絶望した。その場から走って逃げる。


「嘘!嘘!嘘よ!!」


走っていると前方不注意になっていた。誰かにぶつかる。


「!?」


「!!」


「レディ、今夜は随分急いでいますね。そんなに急いでどこへ?」


そこにいたのはユーリだった。


「……貴方には関係ないわ。」


「そう睨まないでください。私は貴方の味方です。」


「そう。」


「良ければ急いでいる訳をお聞きしても?」


「愚問ね。急いでいるのにそれを引き止めるなんて。」


「これは失礼。」


「……ブルームには気をつけなさい。」


「はい?」


「ブルームは、もう……。」


「?どういう事です?」


「忠告はしたわ。さよなら。」


ルナはそのまま屋敷へと帰った。帰り道でルナはブルームを思い出す。否……。


「もう、ブルームなんていないのね。ブルームは……どこなの?」


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