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トルネード  作者: みつ
3/10

3

畑中のアパートに着く。

まぁ、入れよ!と言われ、彼の部屋で二人座り、コーヒーを飲む。


畑中は、高校時代からの友達で現在まで交流が続いていた。

畑中は、大学に進学して四年で卒業。

22から、社会人として働き、今年42に、なった。

彼は、とにかく転職が多く、その過程で、しばしの無職をしているわけだが、トータルとしては、

のべ18年間くらいは社会で間違いなく働いていた。

そして、現在は仕事は、しておらず、

何をしているのかを聞いたところ、小説をしたこま書いているということだった…。


僕から、そこについて彼に触れてみた。

「小説、順調?」


少し沈黙があった後、畑中が素っ気なく言ったことは、

実は学生時代から執筆はしていて、それらを公にしてはいない、ということだった。


彼は、続ける。

「女性に愛の告白をするとき、俺は、やはり、それなりの身なりで花束を手に、それを差し出し、面と向かって『好きです!』というのが、一番だと思っている。

長々と書いたラブレターや、友達を介して、それとなく伝える、とかよりもね。

あくまで、個人的な意見だよ。」


畑中は、コーヒーを飲みながら、話を続けた。



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