狂気ヲ舞フ華
突然ですが、みなさん。
ヤンデレなお姉さんは好きですか?
すみません。つい最近『ヤンデレ』という言葉を知ったのでどうしても使ってみたかったのです。
このお話は少しですがグロテスクな表現を含めていますので、苦手な方はご遠慮ください。
詳しい構成も立てず、頭に浮かんだまま書いています。読みづらいかもしれませんがご了承ください。
ご意見・感想・ご要望、頂けたらとても嬉しいです。(辛口ももちろん歓迎します)
では、乱文ですがどうぞお楽しみ下さい。
ちなみに僕は、ヤンデレよりツンデレ派です(笑)
ガチャリと響く音と同時に隙間から冷たい空気が侵入する。
「あれ?起きてたんだ」
買い物袋を片手に妖しい笑みを浮かべる女。
あぁ、俺はこの女をよく知っている。
「おう、お帰り。待ってたよ」
俺の口元が自然と笑った。
「今ご飯作ってあげるからね」
随分楽しそうだな。
「今日はビーフシチューだよぉ。祐輔、大好きでしょ?」
「確かにお前のビーフシチューは美味いからな」
でもよ、知ってるか?
「じゃあ食いながらでもゆっくり話そうじゃねェか」
目は口ほどにものを言うって言うだろ。
「えー?何を?」
女はゆっくりと振り返り笑顔を作る。
「俺が血ィ流して繋がれてる理由をさ」
お前の目、全然笑ってねェんだよ。