東京の狭い空
あの頃の東京
狭い空を思い出す
青春というほど明るくはない
悶々とした息苦しい気持ち
生きるのが精一杯
水槽でいきているような苦しさ
溶け込んだ空気が足りなくなった金魚のように、
淀んだ水の中でなんとか息をしようと、
ぱくぱくと口を開き、
もがくように水を掻き、
身をくねらせていたあの頃のことを、
いきぐるしかったあの頃をおもいだす
愛しい人
進みたい道
輝くせかい
どれにも届かない力
折れかけた心と
刺激的なせかいと
明るい外と
暗い内を見つめて
身を縛り
狭い空を眺めていた
青春というほどきれいではない心と
狭い空のせかい
その頃よりも広い蒼空を眺めながら
あの頃の狭い空を懐かしむ
手の内にあったものに気づかなかった頃の狭い空
今よりももっといろいろが、
手の届くものが近くにあった狭いと思うせかい
先にはたくさんの道が
気づかないままに広がっていた
東京の狭い空
いきぐるしかったあのせかいで
たしかに
わたしはいきていた
わたしのとうきょうという
もうひとつのふるさとで
あとがき追加です(^_^;)
寝不足ですねぇ( ´・ω⊂ヽ゛←寝る寸前、寝ていた途中で起きての創作、文章記述は、実は自分はダメなんです。以降眠れなくなるので(苦笑)
でも、書きたい想いはなかなか止められないのですね(^_^;)
今回この詩ができたのは、やはりバトンでしょね(苦笑)
こまの柚里さまの「よければ教えてくださいバトン」
バトン、好きなんです(^ω^)←指名されてなくても、勝手に頂いてやってたりしますね(苦笑)
良作でした~(*´∀`)♪ 楽しませていただきました!o(^o^)o
ですから、
こまの柚里さまに感謝を。
はからずも、原点回帰ができた思いですね(*´∀`)♪
もしかしたら、そのうち出させていただくかもです。←バトン(笑)