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望郷星233

「お前は自分の心を偽り偽善者よろしく上辺だけの建前、美辞麗句を論っているだけだ。お前はどの多次元空間に行こうとも、己の本性たる悪魔性に素直に眼を向けず、自分を偽り、偽善で正当化し、周囲に媚びを売る鼻持ちならない輩ではないか。そんな悪魔の本性を素直に認識し認めたらどうだ。真正の悪魔め」と僕が抗っても、僕のもう一人の自我は矛を収めはせず、執拗に責め立てて来る。

僕は敵愾心を顕にして内なるもう一人の自分に抗った。




「俺は破壊神になどならないからこそ、成美ちゃんと合流したいのだ。俺は建設神たる成美ちゃんに寄り添い、村瀬の破壊し尽くした宇宙を再生したいと本気で願っているのだ。それが俺の成美ちゃんに対する恩返しではないか!」




「そうだ。お前は心の底から成美ちゃんに寄り添い、村瀬をおとしめ破壊し、略奪愛及び不倫を正当化し完璧にしたいと願っているならば、それは正に欺瞞としてのさかしらの建設的な愛の狩人ではないか。だがお前は己の空腹感を満たす為に狩人になるのではなく、略奪願望不倫願望を、その貪婪なる強欲で満足させたいからに他ならないではないか。違うのか?」





「俺は断じてそんな願望は抱いていない。成美ちゃんの心は俺には向かないのは分かっている絶対の既成事実ではないか。ただ俺は成美ちゃんに助けて貰った。その恩返しをするのが、何処が不倫願望略奪願望の目論みなのだ?!」





「お前は自分の心を偽り偽善者よろしく上辺だけの建前、美辞麗句を論っているだけだ。お前はどの多次元空間に行こうとも、己の本性たる悪魔性に素直に眼を向けず、自分を偽り、偽善で正当化し、周囲に媚びを売る鼻持ちならない輩ではないか。そんな悪魔の本性を素直に認識し認めたらどうだ。真正の悪魔め」

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