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望郷星227

その欠如分の存在は取りも直さず、多次元宇宙に無数に分散し存在している僕の分身が一人でも路傍の石として蹴られてしまえば、連鎖的に僕は絶対死を迎える事の証明に他ならない。

直面する現実をどのように打開するかは僕自身の心の問題に全てかかっている。




欠如分に甘んじ忘却していたが、田村の言葉通り僕は予言に則り、いつ何時路傍の石として蹴られ、絶対死を招いてもおかしくはないはかない存在なのだ。





それを裏付けるように僕は瞑想装置としての条件同時多発性を欠いている。




その欠如分の存在は取りも直さず、多次元宇宙に無数に分散し存在している僕の分身が一人でも路傍の石として蹴られてしまえば、連鎖的に僕は絶対死を迎える事の証明に他ならない。




二元論概念、及び三次元世界でしか生きられない人間存在には先が読めない絶対の欠如分があり、それが僕の恐怖心の根本的な原因になっている。





この欠如分を埋め合わせるには、同時多発的に且つ重複的に拡散している己の分身を鋭意統轄管理コントロール出来る完成された瞑想装置になるしか道は無いのだ。





だが僕の絶対的な欠如分はそれを許してはくれない。




この欠如分のせいで、僕は常に予言の成就に怯え、瞑想装置の完成体たる村瀬の影に怯えなければならない現実。





その境遇に臍を噛み耐え忍ばなければならない推移現状なのだ。





僕は自分自身に突き詰めるように再度問い掛ける。





何か妙策、打開策は無いのかと。

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