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―地球転星― 神の創りし新世界より  作者: 挫刹
第三章 「新世界の扉」(最終章)
43/82

41.燈す少年


 宵のお伽の町から離れた森の中を、

 少年が夜風を先頭にして歩いている。


 後につづいて往く章子たちは、みな暗い表情で俯いていた。


 目指しているのは今夜、寝泊まりするための宿だった。

 宿は麓にある町よりも離れた高所にあり、

 そこを目指して、現在は真っ暗闇の一本道を歩いている。


「案内をするといった割には、全部、真理マリ任せなのね」


 口を開いたのは章子よりも前方で歩いていたオワシマス・オリルだった。

 オリルは自分の飼い猫を腕に抱えながら、黙々と先を行く少年の赤い後ろ姿を睨んでいる。


「申し訳ないと思っているよ。

ボクも自分の世界をここまで知らないとは思わなかった。


本来なら、自分の世界を自慢げに君たちに紹介するものなのだろうけど……。

あいにく肝心のこの町のことでさえ、ボクはろくに知らない。


最初にこの場所を目的地に設定した者は、よくわかっていたんだろう。

たしかにここならキミたちの心を寵略するのは簡単だ。


実際、ボクまで夢見心地にさせてくれるのだからね……」


「今まで現世を忘れていて興味も無かった人が、よくも言いますね……?」


 章子と並んで歩く真理の言葉にも、少年は振り向かない。


「そこからボクを目覚めさせてくれたのはキミたちだ。


いや……『彼』と言った方がいいのかな?


ボクはいま非常に感謝しているんだよ。感謝と同時に憎悪もね。

告白すると、ボクの本当の目的はキミたちを案内することじゃない。

逆だ。

ボクを案内して欲しいんだよ。

ボクの進む道を教えてほしい。


だから替わって貰ったんだ。

彼女には悪いことをしたと思っている。

ボクの悪権を使って彼女の正当な権利を横領した。汚してしまったんだ。

もちろんこの権利の行使に対する拒否権はないよ?

彼女にはそこまでの身分はない。


でも意外だった。

彼女あのこ、笑ってたんだ。

ボクが権利を横取りしたにも関わらず笑っていたんだ。

笑ってこう言っていた。

〝きっと、良いことが起きますよ〟と」


「ジュエリンさん……」


 その台詞ことばを口にしただろう際の表情が目に浮かぶ。

 それほどに彼女は明るかった。

 そんな底なしに明るい彼女の居場所を章子たちから奪ったのが、この少年だった。


「……いいこと、か……。

そんな事が本当にあるのか?


この世界に生まれて、

やっとここがどこだか気が付くまで暮らしていた時までは、確かにそれなりの良い事があったように思う。

でも、この剣が現われた時(・・・・・・・・・)

この剣が現われた時も、良い事があると思っていた。

周囲の人間もそう言っていたから……。

だからそれを信じて、この剣を取った。

その後に現われたボクと同じ仲間だという人間たちも嬉しそうな顔をしていた。

確かに嬉しかったんだろう。

あいつらにはいい事(・・・)が起きたんだから。

仲間が増えたという「いいこと」が。

ボクもそれを信じたよ。

信じて、生まれた土地から離れて、彼らの領域に足を踏み入れた。


それから間もなくだ。


彼らの顔が、蒼白になっていく。

ボクにはそれが何故だか分からなかった。

彼らと「同じ」はずなのに、彼らはボクをボクと見なくなっていった。


そして、剣をボクに向ける。

ボクも剣を向けて応えて見た。

すると彼らは怯えるんだ。もしくは顔を引きつらせて離れていく。


最後に残ったのは「最初の二人」だけだったよ。

最初の二人だけが、ボクに語りかけてくれるのを止めなかった。

でもそれも次第に疎遠になっていく。

頻度は減り、時間の間隔は大きくなっていく

理由は、ボクの方が彼らを忘れたからだ。


彼らには、ボクが「簡単だ」と思う事ができなかった(・・・・・・)……」


 勝手に始めた昔話を勝手にやめて、

 少年は樹々の間から、遠くの星空を眺めている。


「それでも時々、ボクを心配して顔を見せにやって来てくれている。

今思えば、ボクはそれをもっと大切に思うべきだったのかもしれない。


でも、できなかった……。

ボクにはそれが、どうしてもできなかった。


それがなぜかなら……今なら分かるッ!

なんでそんな「どうでもいいもの」を、わざわざ大切に思う必要があるのかとッ!」


 怒鳴る少年は、それでもまだ章子たちには振り向かない。


「どうでもいい……?

そう、どうでもよかったんだ……。


あいつらは、殆どの人間から尊敬の念を集めるほどの存在だった。

その尊敬の念を世界中からかき集めていた存在たちが、ボクを疎みだしたんだ。

そんな崇高な存在たちがボクを疎めば、そいつらを敬っていた世界の全てまでが、

ボクを疎みはじめるのは自然の成り行きだったんだろうな。


ボクは、彼らの「仲間」ではなかった……」


「だから、あなたは……他の許約者ヴライドたちをその手に掛けた……」


 真理の放った一言が、少年の一歩を唐突に静止させる。


「……なにを……言ってる……?


他の許約者ヴライドたちは今も生きている。

誰も何も欠けてはいない」


「そうでしょうとも……。

それは、今より遥か太古、本当のあなた(・・・・・・)

かつてより実在した本当の熱の許約者(クベル・オルカノ・)クベル・オルカノ(ファーチ・ヴライド)、その人が実行した、誰も知らぬ事実しじつなのだからッ!」


 真理の突然の告発は、この場を急変させるだけの状況を作りだす。


「それがこの時代。

第二紀ヴァルディラ紀のかつて(・・・)の終わりの原因だったのです。


あなたが終わらせたのですよ?

この第二世界ヴァルディラの未来はね?


そしてそれは戦争でさえありはしませんでした。

それは戦争ではなく決闘・・で終わったのです。


あなたが一人、また一人として他の許約者たちをその手にかけていく。

その凶行によって、この第二世界はゆっくりと、だが確実に衰退を始めていった。


あなたはことごとく、第二に宝物する「魔動媒体」(マキス・ドライバー)を破壊していったのだから。

この意味があなたになら分かるはずだ。

第一種永久機関を持つ第二世界という時代の科学力が、

なぜ、「真理」でも「原理」でもなく「摂理」学なのか!

それは、

あなた方、第二世界の科学技術が、許約者ヴライドを頂点とする摂理テレタで成り立っているからに他ならないのだとッ!」


「……ぼくが……?

ほんとうに……?」


 なお少年の背中が問いかけてくる声に、真理は頷く。


「ええ。

ものの見事に達成させましたよ?


その計画を、今も、その心の奥底で温めているのでしょう?

これから許約者かれらをどうしてやろうか?と

どうやれば許約者かれらは変わってくれるだろうか?と!」


「……そうか……。

本当にやったのか……。


本物かつての…………ボクはッ!」


 断言が『剣』を呼ぶ。

 朱い紅い赤い剣が、常闇の空から降って刺さる!


「ボクは……「いつかやろう」と思っていた(・・・・・)


確かにいつかはやろうと思っていた。


でも、それが本当にできるかといえば不安だった(・・・・・)


誰もやったこと(・・・・・・・)がなかった(・・・・・)からだ。


ぼくには自信がなかった。

史上最強だなんて回りが勝手に言いふらしている事だ。

人の気持ちも考えないで、周りが勝手に決めつけていく!」


「それはあなたも同じでしょう?」


「そうだッ!

だからぼくも忘れていった。

それがこんな所で仇になるとは思わなかったよ!


まさか、

ボクが本当に欲しかったものを手に入れるためには、

人でいられないまま、人として振舞うことが必要だったなんてね!」


 怒りを、

 とてつもない怒りを少年の背中から感じる。


「そんな地獄が誰にできる?

他の許約者ヤツラでさえ、人と関わることは極力避けている!


人と関われば自分も相手も不幸になることが分かっているからだ。

ボクたちは人ではないことの「痛み」を!

彼らは人であることの「痛み」を、一身に背負い受ける出来事しか起きはしない!

ボクたちにはそれが何者にも耐え難い。


ボクの場合は、それがさらに許約者同士でも発生していたっていう話だ。


だからいつかはやろうとは思っていたが、

それには途方もない時間が掛かることも予想していた。


タガを外すほどの怒りでも溜め込まないと、こんなことなんて出来そうにもなかった。

永い時間をかけて、我を忘れてしまうほどの「怒り」を!

しこたまにね……?


……しかし、その必要はなくなった……」


 少年が意思だけで獲物を見定める。

 終末の自然災害と同じ力を持つ少年が、別の標的を見つけた瞬間だった。


「ボクはまだ迷っている。


この剣を振り下ろすことのできる場所を探している。

今まで、それだけしか考えてこなかった。


でも、やっと見つけた(・・・・)


キミだ」


 少年はまだ振り向かない。


「確かにボクは噂話を聞きつけてここまでやってきた。


ある噂話だ。


リ・クァミス人が得意気に話をしている小話を耳にしたんだよ。


ある人間が……剣を持っている(・・・・・・・)と」


 ときが、……止まる。


「その剣には凄い力が秘められているらしいんだ。


なんでも……、その剣は……、

戦を薙ぐ(・・・・)んだとか……?」


 遂に、少年は振り向いた。

 振り向いて、それを隠し持っているだろう存在を見つける。


「彼らは豪語していたよ。

その剣はあらゆる戦を薙ぎ払うんだと!

その剣なら!

きっと!

自分たちも恐れおののく、あの赤いボクでさえも止められるのだとッ!


笑いながら宴を開いてそう大口を叩いていた!


聞こえないフリをして、

なんとなく近づいてみたら、慌てふためいて口を噤んで去っていったよ!


見え透いた行動だ!


自分たちが何もできはしない現象を、人に何を期待しているのか?とね!」


 笑って言う少年が、最後尾にいる少年を見る。


「見せてくれないかな?


そして、

是非!その剣の力を行使して欲しい!

その絶大な剣の力を使って、

このボクを止めて欲しいんだ!


全てを滅ぼそうとしているこのボクをね!


キミの持っている剣とボクの持っているこの剣!

この二つの剣のどちらがより強力で優れているのかを今から戦って決めようじゃないかッ!


キミになら、それができるんだろう?


半野木……昇……ッ!」


 自然災害と同じ力をもつ少年が、一人を見つめる。


 章子もオリルも真理もトラも、

 その睨みに任せて最後尾に立つ、その存在に振り向いていた。


「昇……くん」


 章子はその名を呼ぶ。

 呼ばれた同郷の少年の顔は明瞭だった。

 明瞭に、

(なんだ、この状況?)と嫌味ったらしいほどの外連味タップリな凄い嫌悪な顔をぶちまけている。


「……琿无エクサム……」


 嫌々最後尾に立つ日本人の少年が唱えると。

 掲げた手の上の中で、緑色の光学線で輪郭を象った一振りの剣が出現する。


「……わかっていると思いますけど……これ、

ただの法律(・・・・・)ですよ……?」


「らしいね……。

そのただの「法律」が、戦を薙ぐのだと聞いている。

にわかには信じられない話だ。


ただの法律が……!

そんな、ただの文字の文が……!

あらゆる「戦争」を薙ぎ払うだなんて!」


「平和が……欲しいんですか?」


「平和?

そうか……っ、平和かっ。

ボクは平和が欲しいのか……?


どうすれば、その「平和」を与えてくれる?」


「ぼくの平和を用意してください……」


「キミの……?」


 クベルが訊ねると、昇は頷く。


「ぼくの平和を用意してくれれば、

ぼくはあなたに、あなたの平和を用意できます……。


ぼくの為に用意する平和は、なんでも構いません……。

しかし、それを選ぶ権利はぼくにもある。

あなたの用意してくれた平和が、ちゃんとぼくの平和でもあれば、

ぼくはあなたに、ぼくの平和を渡せるでしょう。


その平和が……きっとあなたの「平和」にもなる……っ!」


「ほんとうなんだな……?」


 クベルが念押しすると昇も頷く。


「わかった。

それはすぐにでも用意できる。

君に渡せる。


喜んでくれ!


今すぐにでも君の前に持ってくることができるだろう!


だが!

その前にいいかな?


そのよそよそしい言葉遣いはなんとかしてほしい!

そのバカ丁寧な言葉遣いはボクの機嫌を不愉快にさせてくれるんだ。


もう少し砕けた口調を使ってもらえないかな?

ボクとキミは対等なんだから……!

そこのリ・クァミス人や真理人と同じようにね?」


 首を傾げながらクベルが言うと、昇もそれには大人しく頷く。


「……それも、そっちの平和のウチか……」

「なんだって?」


 クベルが更に問いただしてくると昇はすぐに首を振った。


「何でもないよ。これでいいんでしょう。

敬語はなるべく控えるよ。こちらとしてはまだちょっと違和感があるけど、

きみの平和の為ならしょうがない。


それで?

ぼくに渡せる平和っていうのは、

どういう平和なんだい?」


「それはね……?」


 似たもの同士が、似た者同士の手札を探っている。


 章子たちの先頭で、赤い衣を纏う少年は、

 自分の様子を伺う最後尾の少年を笑いながら、そばに突き刺さった剣に近づこうとする。


「ちょっと待ってもらってもいいですか……?」


 そこで唐突な声がして、一番いい所で遮ったのは真理だった。


 突然に重大な進行を横から割って入って止められて、

 おあずけをくらった格好の赤い少年は明らかな不機嫌を顕わにする。


「急になんだい?

こっちはいま大切な決闘の最中なんだ。


部外者はすこし黙っててくれないかな?」


「部外者?

決闘?


か弱き女子たちをここまで、圏外放置に扱っておいて、

よくもそこまで手前勝手な事が言えますね?


しかし、そんな我々の不満も、

とある願い事を聞き届けてくれれば帳消しにしてあげましょう。


いいでしょうかね?

熱の許約者クベルクベル・ファーチ・ヴライド?」


 片目を瞑って訊ねてみると、

 罪悪感は少なからず残っている熱の許約者もおどけて、いいよとその先を促す。


「実は現在、これより先でキリのいい日がちょうど近づいていましてね?


この貴重な「決闘」は、是非、

その「キリのいい日」にして貰いたいのですよ?」


「キリのいい日?」


 赤い少年の問いに真理は頷く。


「そうです。

キリのいい日です。

その日はまさに、今の彼が持っているあの「剣」が生まれる根拠にもなった日でもある……」


「あの剣が、生まれた日……?」


「正確には生まれた日ではありませんが、まあ、似たようなものです。


だから、あなたにも是非、その生い立ちや成り立ちを知ってもらいたいのですよ?

クベル・オルカノ?」


「……まさか……、またっ?」


 真理の思わせぶりな語り口調に、

 敏感に反応したのは半野木昇だった。


 半野木昇にはこの展開の顛末が一瞬で予測できていた。

 直ぐに察しがついていた。


 また、アレ(・・)をやれと言うのだ。


 昇はそれを鋭敏に察知してウンザリしていた。


「しかし今回はその他に、

それ以前にあった、もう一つの「ある日」も新たに迎えようと思っています」


「もう一つの「ある日」?」


「そうです。それが「沖縄の日」……」


 沖縄……。


 この剣の出自に関わる、広島、長崎、そして日本と同じように、

 血と哀しみと怒りと叫びと憎しみと、……恐怖。


 そして、

 「痛み」に全てが呑まれていき、

 また、今も呑まれ続けているはずの土地の名前。


「その沖縄の話は、いまここで致しましょう。


このお話は、今のあなたが耳に入れたとしても決して損にはならないはずだ。


どうです?

あなたも一枚、この話に噛んでみては?」


 試して見る真理に、熱の許約者(ヴライド)であるクベルもやや怪訝気味の頷きを返す。


「ありがとうございます。

これはなかなかにいい返事をいただいた。


では半野木昇。

あなたにはこれから語って頂きましょう。


その手に携えている「剣」には今も様々な問題がある。


そうですね?


それを今から語って頂きます。


我が主、咲川章子も、きっとそれを望んでいる……」


 伺い見る真理の視線を受けて、章子も昇に頭を下げる。


「……お願いします……っ」


 だが昇の返答は返ってこない。

 頭を下げた下から伺って上目づかいで見上げて見ると、昇は本当に嫌そうな顔で章子を見下げていた。


「……昇くん」


 章子がなおも呼ぶと。

 昇も観念してはぁとため息を吐く。


「……また……泣くことになるよ……?」

「え……?」


「また、きみが泣くことになるんだよッ!


ぼくがこれから言わされることは、そういう事だっ!


それを頭下げて、言ってくださいって、


どうかしてるよぉッッッ!」


 昇の身体は震えている。

 怒りに震えて訴えている。


 それは宣告であり宣言だった。

 昇はこれから章子を傷つけると。


 これからきみの心を傷つけると言っている。


 でも残念かな、

 章子はそれが恐くない。


 どれだけ少年から苦しみを強いられ、

 どれだけの耐えがたい傷を受けることになったとしても、


 章子にはそれが全然、恐くなかった。


 きっとこの少年は、

 その受けた「痛み」を章子と一緒になって苦しんでくれるのだから……。


「いいよ……?」


「は……?」


「いいよ?

泣かせても?


だって、わたしを泣かせたら……、

責任はちゃんと取ってもらうんだからっ!」


「な……ぁ、

なぁっ……?」


 わなわなと振るえる昇に可愛くベロを出し。

 終いには章子は下瞼を引っ張りピンクをみせる。


「女の子が男の子に泣かされたら、

責任を取ってもらうのは当たり前でしょ?


だからいいよ?

泣かせて?


お母さんには教わってるから。


女の子を傷モノにした後の男の子の責任の取り方は……あとでしっかり、

教えてあげるっ」


  震える少女と、怯む少年の闘いが始まる。




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