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第8話 やっぱり性格!!

〜〜〜屋上〜〜〜


「ん〜いい天気だねー♪」


今は昼休み、天気がいいから屋上で昼食ってわけです、メンバーは俺、美佳、亜弥、摩耶、の4人だ、やっと男友達が出来たんだが、なぜか一緒に昼飯は食べたことがない、誘っても美佳達が睨むと断ってくる・・・なぜ?



「そういえば雄二」

「ん?なんだ?」

「今日暇?」


美佳が自作弁当を食べながら尋ねてきた。


「ん〜〜暇だぞ」


「それじゃーさ♪放課後付き合わない?」

「ああ、いい・・・」

「「ダメ〜〜〜!!」」


な、なんで双子が断ってんの?


「な、なんで二人が答えんのよ!」


美佳も驚いてるな・・・


「「デートはダメ(です)!!抜け駆け禁止!!」」


抜け駆けってなに?


「で、デートじゃないわよ!!」


「「じゃあなに(なんですか)!!」」


なんで俺はほっとかれてるの?

「そ、それはお婆ちゃんがそろそろ雄二に“仕事”見せてあげろって言うから」

「「な、なーんだ」」

((デートじゃないんだ))


「な〜仕事って退魔か?」


やっと話しに入れる・・・(涙


「う、うん“一応”霊力使えるようになったみたいだし、本物見ときたいでしょ」



そうなのだ先日の美佳との戦闘(?)以来右手だけ霊力を纏えるようになったのだ!!


「・・・危なくないよな?」


流石に右手だけじゃ命は守れんからな。


「大丈夫よ簡単な仕事だってお婆ちゃん言ってたし」


「・・・若菜さんか」


なんか不安だな・・・


「じゃあ!ボク(私)達も行く(行きます)!!」


あ!亜弥にはボクと呼ばせることにしました!!


「・・・やっぱり来るのね二人とも・・・」

(せっかく雄二と二人だけだったのに!!)


「「当たり前だよ(です)!!」」

((抜け駆け禁止!!))


「不安だなー・・・」



死なずに帰れるかな・・・



「そういえばさ、三人はどうやって戦うんだ?」


昼食も食べ終え落ち着いた頃、ふと気になったことを聞いてみた。


「私たち?」

「おう!」



「まーいいけど、ね?」

「「うん(はい)」」


ちょっとワクワクするな。

「じゃあボクからだね、ボクは昔から剣術やってるから剣を基本としてたたかうことが多いよ♪」「へぇー」


今は持ってないがかなりの長刀らしい・・・こんな背が小さ・・・やめとこ。


「えっと、私は後衛が基本ですね」


運動苦手なんですーと照れている。


「後衛って何すんの?」


「結界を張ってみんなを守ったり、ヒーリングしたり、いろいろですね♪」


なるほど、術を覚えたりするのが大変らしい、俺には無理だな・・・


「最後は私ね♪」


「いや、美佳は薙刀だろ」

この前使って俺の意識刈り取ったし・・・


「ふふーん♪違う違う、私は、その場その場で、前衛行ったり、後衛行ったりするの♪いろんな道具使ったりするんだからね、まあ何でも屋みたいなもんね♪♪」


つまり美佳はオールラウンダーってわけだ。


「でも美佳は前衛ばっかりだよ」


「やっぱり性格がでるのかな?」


「美佳は昔からそんなだもんなー」



「う〜!!みんながいじめる〜!!」

俺はどう戦うかな〜・・・って俺は元々基礎練習だけのはずじゃあ・・・“仕事”するなんて一言も言ってないし!!ハッ!!これも若菜さんの策略じゃないよな!?



「ふふふぅ〜♪逃がさないわよぉ〜雄ちゃん♪♪」

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