第4話 再会・出会いは突然に
あらすじ。
雄二は鈍感だ!!
(また馬鹿にされたような・・・)
「「「カッコイイ!!」」」
(((絶対殺す!!)))
(・・・俺、此処でやってけるかな?)
ガタン!!
(?)
「ゆ、雄二?」
「ん?・・・お!?“美佳”じゃん!!久しぶりー元気だったか?」
コイツは若菜さんの孫、桜井 美佳俺の幼馴染でかれこれ4年ぶりの再会だな、コイツは変わんねーな。
「う、うん、元気・・・じゃなくて!!な、なんで雄二が此処にいるのよ!!」
「なんでって、若菜さんの策略・・・」
美佳は西部のガンマンより早く携帯を取り出し若菜さんに電話し始めた・・・一応授業中なんだぞ美佳・・・
「お婆ちゃん!!どういうこと!!」
(あ〜、雄ちゃんのことねぇ〜、私“も”会いたかったから呼んじゃったのよぉ〜)
「私“も”って何!!私“も”って!!私は雄二になんか・・・」(別に貴女が会いたがってたなんて一言も言って無いわよぉ〜、そぉ〜貴女も会いたかったのねぇ〜)
「な!?」
(まぁ〜そういうわけだからぁ〜雄ちゃんと仲良くねぇ〜)
プツ、ツーツーツー・・・
「ちょ!?お婆ちゃん!!」
「ほー!!神楽寺君と桜井君は知り合いだったのか!!」
「まあー幼馴染ですね」
(((桜井さんは強敵ね・・・)))
(((我らのアイドルまで!!)))
「じゃあ席は桜井の隣でいいだろ!!さっさと座れ!!」
((((何言ってんの[だ]岩ゴリーーー!!))))
「わ、わかりました」
「ま、まーここしか開いて無いし、しかたないわね」
((殺気が・・・殺気が・・・))
「と、とりあえずまたよろしくな美佳」
(ニコッ)
ボッ!!
「う、うん・・・」
やっぱり久しぶりに会えてうれしいな・・・でも、なんでそんなに顔が紅くなってんだ?
〜〜〜昼休み〜〜〜
「「つ、疲れたー」」
休み時間のたびに質問攻めに俺とそれとなぜか美佳まで疲れていた、なんでも俺と美佳の関係を詳しく聞かれたとか。
「あんたのお陰で疲れ切ったわよ」
「なんで俺のお陰なんだよ・・・」
「・・・もういい」
?全くわからん。
「「お疲れ様〜」」
机に伏せていた顔を上げると全く同じ顔が2つ・・・
「助けてくれてもよかったじゃない・・・」
「だって楽しかったし〜」
「お、お姉ちゃんが楽しいから助けるなって・・・」
「・・・おーい」
俺を置いてかないでくれー
「「「さて、お昼ご飯だし・・・」」」
「無視すんなあー!!」
「んで、このマ〇カ〇みたいなお2人はどなた?」
「私の友達の」
「「雪村 亜弥と雪村 摩耶だよ(です)よろしくね」」
亜弥ちゃん(姉)は元気で活発、摩耶ちゃん(妹)は恥ずかしがりがりらしい、ちなみに、この2人は一卵性双生児で今まで2人を見分けられた人はいないらしい・・・まーとりあえず
「よろしく亜弥ちゃん摩耶ちゃん」
ニコッ
ポッ
「「う、うん」」
「はー、また増えた・・・」
2人とも顔が紅いな風邪でも流行ってんのか?