表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/47

第35話 突貫です・・・

〜〜〜〜試合中〜〜〜〜


『試合開始です!!・・・二度も言わせんな!!』


繋ぎなんだからしかたがないだろ、我慢なさい。


「逝くわよぉ〜♪」


「死ぬ気で頑張ってね♪」


若菜さん字が違うし・・・母さん、シャレにならないから。


「ああ!!もう!!良くわよ皆!!」


「美佳さんやけっぱちだね、若いのに大変だね」


「雄二!!現実逃避しない!!」


知恵を持つ人間の,心を守る最大の防衛術なのに・・・



「雄二と亜弥は前衛!!」


「「ええ!!」」


危ないやん!!


「うっさい!!黙れ!!」


「「は、ハイッ!!」」


怖ぇよ美佳、亜弥なんか涙目だぞ!!


「摩耶と薫子は後衛!!」


「「は、ハイッ!!」」


断れないよね・・・死にたくないもんね。


「私は両方やるからね!!」


「質問!!」


「受け付けません!!GO!!!」


「「「ひでぇ(ひどい)・・・」」」


とりあえず突貫です・・・




「行くぞ亜弥!!」


とりあえず、やれるだけやるぞ!!


「おうよ!!」


もっと女の子らしい掛け声は無いのかねぇ・・・


「行くわよ〜ん♪」


「・・・」


「あれ?」


「・・・」


「雄二ツッコミは?」


「・・・行くぞ」


・・・いくらなんでもそりゃあ〜ないだろよ、全く似合わね。


「ツッコンでよぉ〜!!」


亜弥の叫びを無視し、二人に向かって走る。


「おりゃ!!」

「ツッコミ入れてもらえなかった怨みぃ〜!!」


俺は母さんに掌打を、亜弥は若菜さんに抜刀して切り・・・八つ当たり(?)をする・・・が。



スカッ♪



・・・むっ


「せいっ!!はっ!!てりゃ!!」

「えい!!やっ!!はりゃ!!」


「よっ♪はっ♪よいしょ♪」

「わぁ〜よぉ〜わぁ〜」



・・・・・・・・・・・。



「「当たんねぇ(ないぃ)〜〜〜!!!」」


俺たちの攻撃を、何かやる気の無い掛け声とともに交わすお二方・・・。


「当然よぉ〜♪亜耶ちゃんは剣筋が甘くてぇ〜遅いしぃ〜♪」

「雄ちゃんは、遅いし、型は、成ってないし、駄目駄目よ♪」


・・・・だそうです。


・・・・くそっ!!



「雄二さん!亜耶さん!避けて!!」


ヒュッ!!ヒュッ!!


俺と亜耶の横すれすれで飛んでいった二本の弓矢、おそらく薫子が放ったものだろう、人間には反応できないはずのスピード・・・なんだけどなぁ〜。


パシッ♪キンッ♪


「破魔矢ね」


らくらく素手でキャッチする母さん。


「危なかったわぁ〜」


まったく危なげなく持っていた短刀で弾く若菜さん。


この人たちはまともな人間じゃないからなぁ〜、片方は妖怪だし・・・


「う〜ん、スピードは普通だけどまだまだね、教科書道理の弓じゃ簡単な除霊にしか役に立たないわよ♪」


「っく!!」


手厳しい母さんの言葉に薫子は顔をしかめる、そりゃ悔しいだろなぁ。


・・・って見てないで攻撃しないと。


少し卑怯な気もしたが母さんの後ろから攻めることにする。


「せいっ!!」


不意打ちだ、これなら避けられないはず!!


・・・と思ったんだが。


スカッ♪


避けられましたよ、見えないとこから攻撃したのに・・・さらに・・・


ドスン♪


「「痛っ!!」」


母さんの前にいた亜耶と激突してしまいました・・・。


「ゆ、雄二ぃ〜こんなとこじゃ恥かしいよぉ〜」


はい?


状況確認!!


・目の前には顔を赤らめながらイヤイヤしている双子の片割れ。


・他の人が見たらおそらく・・・


・・・状況確認終了。


・・・俺押し倒してます?



・・・このパターンは死を招くような気がするぞ、うんうん。


状況を逸早く感ずいた俺はすぐに亜耶から離れようとしましたよ、ええしましたとも。


「雄二・・・退きなさい」


間に合わなかったけどね(泣)


「・・・ハイ」


前と後ろから立ち上る濃厚な殺気が1,2,・・・5つ、何故?



「雄二、試合終わったら話しがあるから」


美佳さん、死の宣告に聞こえるのは勘違いでしょうか?


「それより、作戦変更よ」


変更ったって・・・


「作戦なんかあったか?」


『とりあえず突っ込めぇ〜!!』作戦か?


「もともと実力が違い過ぎったから・・・霊力全開で短期勝負よ!!」


うわー、俺を無視したうえに作戦あんまり変わってねぇ〜


「摩耶は全力で委員長守って!!後話した通りにね!!」



話したって、俺達が弄ばれてた時になんか打ち合わせしてたんか?


「ハイッ!!」


「委員長!!皆に注意しながら撃って!!」


「・・・わかりましたわ」


「雄二!!妖力も全開ね!!」


「絶対いや

「何?」やりますです、ハイ」


観客がいるなかで耳出せってか・・・


「行くわよ!!」


「明日から変な目で見られませんように」


心の底から神に祈りながら霊力と妖力を開放した。

また遅くなってしまいました・・・駄目駄目ですわ。

やっとパソコンの扱いに慣れ始めた今日この頃です、これで更新ペースあがったらなぁ〜

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ