表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/47

第25話 春先ですしね



〜〜〜〜〜教室〜〜〜〜〜



「ふっ・・・厄日だぜ」


結局4時間目まで保健室で過ごした。


「いつもじゃない」


「美佳、最近冷たいな・・・昔は『ゆぅちゃーん♪』とか言って引っ付いて来たのに・・・お兄ちゃん悲しい、ホロリ」


「誰がお兄ちゃんよ!?」


「「雄二く〜ん♪ボクたちが慰めてあげるぅ〜」」


「アヤマヤ!!どさくさに紛れて抱き着くな!!」



う〜ん、やっぱり昼食は楽しんで食わなきゃなぁー。



「おっ!あれは」


「委員長じゃない」


屋上から見える弓道場に一人練習をする薫子がいた。


「お昼ご飯食べたのかな?」


「誘ってみる?」


ナイスアイディア、亜弥ちゃん。


「そだな、おぉ〜い!!薫子!!」


「きゃっ!!」


急に声をかけたせいか的を大きく外してしまったらしい。


「「「呼び捨て!?」」」


「一緒に昼メシ食おぉーぜぇー!!」


「ハ、ハイ!?雄二さんすぐに行きますわ!!」


薫子は返事するやいなや走り出した。


「うんうん、嬉しそうだ」


「「「雄二(君)!!」」」


ビクッ!!


「な、何でしょうか?」


「何で委員長を呼び捨てにしてんのよ!!」


「ボクたちだって“まだ”ちゃん付けなのに!!」


「さっきは手繋いでましたしね!!てぇーを!!」


いや、何でって。


「私が頼んだからですわ♪」


「「「「早っ!!」」」」


いつの間に来てたんだよ。


「私が初めて認めたお方ですもの」(ポッ)



「委員長あんたそんな性格じゃなかったでしょ」


俺は何を認められたんだ?



「「ムゥ〜雄二(君)!!」」


「な、何でしょうか?」


ボクたちも呼び捨てて!!」


「な、何故?」


「「いいから!!悔しいだけだよ!!」」


そ、そんなに切羽詰まった顔しなくても。


「あ、亜弥?」


「はぅ♪」


「ま、摩耶?」


「あぅ♪」


「アヤマヤ!!変な声出さないでよ!!変人みたいよ!!」


美佳今回はすっかりツッコミだなぁ〜。


「まぁ、春先ですしね♪」


か、薫子もキッツイなぁー。


「と、とりあえず昼メシ食うぞ、ほれ、薫子もこれ食え、家の母さんの手作りだ」


差し出したるは、ついにラストだ!!いなり寿司!!


「ありがとうございます雄二さん♪」


「ボクも食べる〜」

「私もぉ〜」


「じゃあ私も・・・」


うーん、なんか母さんのいなり寿司は人気あるなー、確かに旨いけど・・・何でこんなに必死なんだ?



((((雄二(君)(さん)のお袋の味!!花嫁修行!!しっかり覚えねば!!))))



うーん、謎だな・・・

短かったなぁ〜すみませんでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ