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第16話 新種!?


〜〜〜〜校長室〜〜〜〜


「「「「「ハァハァハァ♪」」」」」


(はっ!何だこの今起きないと何か大切な物を失ってしまう予感は!?)


「「「「「ジュルリ♪」」」」」


ガバッ!!


「お、おはようございます!!」


「「「「「チッ!!」」」」」


し、舌打ちした!?


「雄ちゃんおはよーまだ寝てて良かったのに」


寝れないよ母さん。


「なんとも無いみたいねぇ〜安心したわぁ〜」


若菜さんそのカメラなんですか?


「あんなに気を出したのに、もう起きられるなんて、雄二!異常よ!!」


美佳も異常なほど顔が赤いぞ。


「ゆ、雄二!し、心配したよ!!」


亜弥ちゃん、なんで俺の腕に抱き着いてるの?


「雄二くぅ〜ん♪」


摩耶ちゃんヨダレ拭きなさい。




「それで、痛むところある?」


5分程で皆落ち着いたらしく今はソファーに座り話している。


「いや、別に、逆に調子いいし、今までに無い感じ」


起きてから異常に調子がいい。


「じゃあ成功みたいね♪良かったー自信無かったのよぉー♪♪」


「おい!?」


「じゃあ本番ね、いつも道理に霊力出してみて」


拒否も抗議も出来ないらしい。


ソファーから立ち皆に危なくないよう移動する。


「いくぞ・・・ハァ!!」


気合いを入れて霊力を出してみた。



・・・・・・・・・。



あれ?



「なんも変わらないぞ」


でも全身に霊力回せてるからいいかな?


「あ、あんたね、その霊力で変わらないわけないでしょ!!雄二のいつもの二倍以上でてるわよ!!」


へ?


「ぼ、ボクより多いよ」


「雄二君凄い・・・」


いつもと変わらない感じだけど霊力は上がったらしい。


「おかしわね」


「おかしいわねぇ〜」


母さんと若菜さんが不思議そうにしている。


「なにが?」


「半妖なのにぃ〜霊気に何も混ざってないなんてぇ〜ありえないのよぉ〜」


「じゃー失敗?」


「うーん、解除の時に妖気が出たし・・・なんかわかる雄ちゃん?」


わかるわけ・・・


「あ」


そういえば解除の時に感じた熱い感じがしたのって、確か・・・



ブワッ!!



「「「「「なっ!!」」」」」



「おぉ!やっぱり!!」


皆も驚いてるねぇー♪


「な、何したの雄ちゃん!?」


「解除の時に感じた熱い場所に意識を集中してみたんだけど、凄い調子いー」




・・・・・・・・・。




皆驚き過ぎでないかい?




こ、コメントプリーズ!!


「な、なんで」


「お♪なんだ美佳♪」


「なんで!?なんで霊気と妖気同時に出してるのよ!?」



へ?



「な、なんでって、なにが?」


「あ、あのね、半妖は混ざった気を出すのよ、例外は無し」


母さんよくわからんよ。


「つ、つまり!雄ちゃんみたいに異なった二つの気を同時に出すなんて有り得ないの!!」


凄いわよー!!と母さんが大絶賛する。



ズサーーーッ!!!!


おぉ!美佳いいコケッぷりだねえー。


「ち、ちが・・・」


「雄二君凄い!!」


「ボク感動だよ!!」


「ありがとう!亜弥ちゃん摩耶ちゃん!!」


亜弥ちゃん摩耶ちゃんも大絶賛してくれた。


お礼に二人を撫でると。


「「フニャ〜〜♪」」


ってなった。


「もう、いいや・・・」


なんか美佳が落ち込んでるな。


「元気出せ、な?」


「あんたのせい・・・てゆーか妖気抑えなさ!?」


「?なんだ?」

(ピコピコ)



・・・・・・・・・。




ピコピコ?



「雄二君かわいい!!」


亜弥ちゃんかわいいって?


「そういう趣味だったの?ぼ、ボクなら・・・」


摩耶ちゃん、趣味って?


「ゆ、雄二!鏡!!鏡!!」


か・が・み!?



「な、なんだこりゃー!?」



ピコピコ♪



「み、耳?」


鏡に写ったのはケモノ耳の生えた俺・・・


「い、イヤァーー!!?

そんな世界イヤァァー!!?」


「大丈夫よ雄ちゃん♪」


え♪マジ♪


「可愛いし♪」


イヤァーーー!!!?

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