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「といっても具体的に何すんだよ?」


「あぁ、思いあたる節はあるんだ」


「それって?」


「ちょっとの俺の昔のことでな。二人は当日に何か怪しい人物がいなかったか聞き取りをしてくれないか?」


「わかったわ」


「おう!」


 俺の考えがあっていたらいいのだが、確証は今のところにはない




 俺がいますることは


 おばあちゃんのメンタルケア


 警察からの形式的な取り調べ


「……で、あなたは当日家にいなかったんですね?」


「はい」


「あー、わかりました。これで取り調べは終わりです。もうおかえりください」


「何か手掛かりは?」


「お話しすることはできません」


 またこの答えかよ


 俺がひねくれてるだけかもしれない


 メンタルがおかしくなっているのかもしれない


 だが今はひとを信用するなんて到底できやしない


 俺はつい最近、記憶を少し失ってしまったらしい


 みんなのことを覚えてないのもその影響


 けどわかる


 俺は何かを失った。大切な、忘れちゃダメな。


「帰ろう」


 普段より帰路が長く感じた




「冷斗……お前はだから……あんまり調子に!」


 やめろ


「だいたいお前が……!」


 やめろ……


「わかってんのか……!」


「やめろー!」


「冷斗や、起きたのかい?」


「あれ……?」


 あぁ、悪い夢でも見てたのか


「うなされてたけど大丈夫かい?」


「大丈夫だよ。心配かけてごめんね」


 おばあちゃんにまた心配かけてしまった


「今日の夢……嫌な感じだな」


 別に初めて見たわけじゃない


 前々からこういう夢はたくさん見た


 けどここに来てから特に見るようになってしまった


 見た覚えがある人がでてきて


 何か暴言を吐かれてて……


「考えるのやめよ……」


 今こんなこと考えたらまたメンタルやられちゃう




 一通り葵と翔太に近所の人に聞き込みをしてもらった


 これといった情報は得られなかった


 ……いや、一人俺と話したい人がいるらしい


 どうやら数軒先の……


「今上さん?」


「あぁ、あの人雰囲気が苦手だから俺話しかけるの勇気出したんだぜー?」


「ありがとな」


「それじゃ、今上さんって人のところに今から?」


「あぁ、片っ端からやっていかなきゃ」


 とはいっても、今上さんなんて覚えてない

 どんな人だったか……


 _________________

「君誰だい?」


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