最後の日と最後の日の次の日
掲載日:2025/03/30
31日が月曜日だから、最後の1日が土日でプツンと分断され際立って、より最後らしくみえる。
数年分が詰まったデスク周りを1日だけで完璧に片付けるのは無理に思えて、その前の一週間をかけ、最後の1日に不要な物はあらかた処分するなり引き揚げるなりした。
重くパンパンだった引出しは軽くスカスカになり、引いた瞬間の手応えが全然違っていて、何だか心がスカスカするようで、その軽さが心許なくて不安が膨れ、胸の奥がずしんと重くなったりした。
伝えることは伝え、残すものを考える。
毎年そうした新陳代謝が人は違えどあるのだから、今回もきっと問題なく流れ、自分が居なくなっても上手く廻っていく。
最後の1日の最後には、全てカラにし、アルコールで拭いて綺麗にする、机のリセット。
仕事の終わりも人の終わりも似ている気がして、自分の終わりを想像する。
最後の1日の次の日からは次の場所になるのだから、さながら異世界転生だろうか。
そう思えば悪くない。
前の人生経験を活かし、チートで無双出来たらいい。




