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巫ism  作者: 巫 九
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 絹の擦れる音。床に無造作に布キレと化した衣服が滑り落ちる。長い黒髪は濡れた羽の色。それが、白いシーツの上に広がり深い闇を思わせる。広がる黒髪の上に、シーツ以上に白い肢体が投げ出される。

 「桜舞い散るひらひらと………さぁ、貴方も████のように…みだれ咲き、舞い散る……ふふ…愛おしい…♡」

 先程たっぷりと服の上から可愛がったからか、ぷっくりと胸の蕾は膨らみ、耳元で囁く度に股を擦り合わせて蜜を垂らしている。甘い蜜を掬い取り、じゅると音を立てて舐める。

 「…欲しいですか?欲しいですよね?………ふふ♡その目、嗚呼……♡ええ、もっと望んでください。私ならばあなたの望むものを与えてあげられる。だから、……さぁ。私の為だけに乱れ咲いてくださいませ……♡♡」

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