ゲームの中ではキャッキャしてます。
BL風味。微妙にカオス。下ネタあり。
ナイア、霧、A、R=男アバ=薔薇(BLっぽい)
レナ、マロン、シーナ=女アバ=百合(GLっぽい)
「あ、もう霧さんインしてる。僕も早く同じクエストやろ」
僕が好きなとあるオンラインRPGゲーム。スマホってすごいね。
最初に男アバターが女アバターか決めれて、見た目も髪型・目型・口型を数種類の中から選べて、装備も本装備と見た目装備がある。
僕は中身も男だから普通に男アバターにしたけど、スマホ2台持ちの人とかは片方男、片方女アバターとかにしてるから、あんまり中身の性別は関係ないんだと気がついた。
そのゲームでは色んなジョブになれて、レベル100までどれもジョブレベルがある。
複数のジョブになることが可能で、どのジョブでもレベル50になった段階でジョブに関係なくつくパッシブスキルがついて、HP100プラスとか付いたりするから、だいたいの人はなれるジョブ全てについて、自分のメインジョブ以外もレベル50までくらいはあげてる。そんなゲーム。
さっき言った霧さんってのは、僕がこのゲームを始めた初期からよく一緒になってクエスト行ったりしてた人で、とても仲がいい。
たまたま入ったゲーム内のグループがすごく良くて、断られるかも…って思いながらも入りませんか?って聞いて入ってもらった。
もう僕がこのゲームを始めてかれこれ1年くらいになるから、霧さんもそれくらいかな?
@グループチャット
『ヤッホーです』
霧「ナイアさん!ヤッホーです♪
こんばんは(≧∇≦)」
A「おー。コンコン」
R「あ、ナイア君こんばんは。さっそくだけど、霧さんに構ってあげて!
俺とA君が霧さんが寂しい寂しいって泣くから渾身のギャグを言ってあげてるのに、『逆に寒いです』とか言うんだよ!」
A「そうなの!ひどいのよ!俺たちキイに弄ばれたのよ!(笑)」
捕捉説明:Aさんは霧さんのあだ名のキイを広めたい
R「まあ寂しい寂しいと泣きながら、一緒のクエスト行ってボス戦加勢してもらったから、ありがたかったけどね。」
『ボス戦ってデカキノコのとこですか?』
霧「それそれ!勝てたよ!
ネクロマンサー良いよね〜。攻撃力高いし範囲回復も出来るし。」
A「ネクロマンサー自身のHPは底辺じゃないっけ?俺まともにレベル上げしてないからよく知らね」
R「他のジョブと比べるとHPは確かに底辺なはず。今回のボスの攻撃力なら一発攻撃もらっただけで死ぬよね。あれ?二、三発受けてた様な…?」
『霧さん他のジョブもかなりあげてますもんね。パッシブでもらったスキルに良いのがあった感じです?』
霧「うん(≧∇≦)にゃああああぁ♪
何も言わずともなんとなく分かるとか、これはアレではないか!?以心伝心、長年連れ添った夫婦のアレ!」」
A「ハイハイ良かったねー。R君、俺らもいちゃいちゃしよう〜」
R「ああうん。その前に霧さんどのジョブのどのレベルで何のスキル?」
霧「あーっとね、ちょっと待ってね。
……
えーっと、
ナイトが
レベル50の時に防御力プラス100
レベルが75の時に防御力プラス100
レベルが90の時に防御力プラス200
ナイトの上位ジョブのパラディンが
レベル50の時に防御力プラス150
レベル75の時に防御力プラス150
レベル90の時に防御力プラス300
ヒーラーが
レベル50の時に回復力プラス100
レベル75の時に回復力プラス100
レベル90の時に回復力プラス200
ヒーラーの上位ジョブのハイ・ヒーラーが
レベル50の時に回復力プラス150
レベル75の時に回復力プラス150
レベル90の時に回復力プラス300
戦士が
レベル50の時に攻撃力プラス150
レベル75の時に攻撃力プラス150
レベル90の時に攻撃力プラス300
戦士の上位ジョブの狂戦士が
レベル50の時に攻撃力プラス200
レベル75の時に攻撃力プラス200
レベル90の時に攻撃力プラス500
ネクロマンサーが
レベル50の時に闇属性攻撃2倍
レベル75の時に光属性から与えられるダメージ半減
レベル90の時にHPプラス300
…だよ!メチャクチャ書くの大変だったよ!もう書かないから覚えてねー」
A「わぁww よく山籠もりしてると思ったら鬼の様なレベル上げしとるw ナイア君いない時、基本キイって山だよねー」
R「装備で攻撃力とか防御力、一気に1000くらいあげれるからわざわざ大量の時間使ってまでメインジョブ以外をレベル90まで上げようとは思ってなかったけど…ちょっと心揺れるなぁ」
『霧さん、他のジョブも軒並みレベル90まで行ってませんでしたか?』
霧「にゃああああぁ(≧∇≦)ナイア君が僕のこと覚えてくれてるー!嬉しい嬉しい嬉しいな♪
全ジョブ、レベル90まではいったよ〜。
レベル上げを間違えて、メインのネクロマンサーがレベル92で、山で経験値狩りするのに楽で、放置の時によく使うファーマーが94になってるけどw」
A「うわあww ファーマーとか、ジョブをとってすらいねえw あれ、ジョブとるのにイベントNPCと3日間くらい毎日畑仕事しないと取れなくないっけ?
頑張って取得したのに攻撃力低いわ、命中率が紙で当たらんわ、回避率も低いから何も出来ずに死ぬパターンが多くて、あんまりとってる奴見たことない。」
R「ファーマーのレベル90越えとかすごいね。(自分もやろうとは思わないけど…)」
A「(かっこ)の中はツッコミ禁止。これテストに出るから!」
『アイアイサー(b・ω・d)』
霧「アイアイサー(*'ω'*) (くっ、ナイアさんと同じ顔文字がどこかにあるはずなのに見つからん!)」
レナ「いつも通りのよくわからないけど愉快な皆様こんばんは〜」
『こんばんは』
霧「こんばんはー」
シーナ「遅かったわね。薔薇メンが幅をきかせてたから、喋らずに黙々と石集めしてたのよね。さあ百合メンも語りましょう♪」
霧「薔薇メンって何!?ってかシーナさん、いたなら声かけてくれればもっと話楽しかったのに〜」
シーナ「見てる方が萌えるしー」
レナ「あっ、ちょっと!グルチャ遡って見たら、AがR君にいちゃいちゃしようぜ発言あって、R君が『ああうん』って言ってるんだけどおおぉ!」
R「その場の勢いで…(まさか本当にするなんてことは…)」
A「そっそんな…!俺、俺、ずっと前からR君のこと…すっすk
(男なら、言ったことは守ろうね((∩^Д^∩))」
レナ「ヤル気みなぎる貴方にこれを
(つ 色々元気になるドリンク
ホモォ…┌(^o^ ┐)┐)」
シーナ「戸惑い悩む貴方にこれを
(つ お尻を労わる軟膏
┌(┌*´ω`*)┐ホモォ...)」
『え、えっと…(僕まだ中学生だしちょっと宿題してきます(*´・ω・))』
霧「皆様、楽しいのは分かりますが、今の会話特に(かっこ)は、ナイアさんの様な健全で可愛くて天使で妖精な方がいる時は自重しましょう。
でないとナイアさんに会える回数が減るではないですか!許しませんよ!ナイアさんはピュアなんだからね!
(もうみんな、中学生の前なんだからちゃんとしようね☆じゃないと激おこプンプン丸なんだよっ!)」
A「ありゃ、本当にナイア君いったんログアウトしてるっぽいね
(ドリンクもらったから頑張ろうと思ったのに)」
R「本当に宿題がまだって可能性は?
(流れでもらってしまった軟膏、霧さんにあげますね)」
霧「いっつも宿題が終わってからゲームするって言ってたよ…ぐすんぐすん
(軟膏…今更必要かしらん。でも初めてとかの人はあった方がいいと思うよ!というわけでAさんほいっと☆)」
A「え?(え?え?)」
シーナ「え?(霧さん的には…!?)」
レナ「え?(A✖︎RならぬR✖︎A…だと!?)」
R「お?(胸がポイント高いからそもそも…いやA君の人間性は好きだけど…)」
シーナ「胸といえば…
(揉むと大きくなる?)」
レナ「胸といえば…
(ペチャパイの方が感度いいって!やったねA☆)」
霧「胸といえば…
(胸筋鍛えると胸大きくなるよ!マッスルマッスル!)」
マロン「胸といえば…これって何のお題?
(鶏胸肉が美味しいです(≧∇≦))」
レナ「マロンキタ━(゜∀゜)━!
特に意味のある会話じゃないから遡って見なくていいから!てか見るな!」
マロン「うん、分かった〜+゜。*(*´∀`*)*。゜+」
『あ、また戻ってきました。ナイアです。マロンさんこんばんは』
マロン「あ、ナイアさんおこんばんは〜。
やっぱりいいですね、このグループって。仲良しのレナちゃんとシーナさんもいるし、霧さんはナイアさん、A君はRさん、私はレナ、シーナさんはニコニコ見てるってグループの人間関係の構図が出来上がってて、分かった上で話が進むから。」
シーナ「うちのグルさあ、マロンやR君を除けばみんな無課金にしちゃすごい強いからさ、入れて欲しいってのも多いんだよね」
霧「なんで?」
レナ「えええ?w 霧さんがそれを聞く?
霧さんよくレベル上げしてるから『ボス戦手伝って』とか他の人に言われるでしょ?」
霧「言われるけど手伝わないよ?だいたいのところは僕が加勢すれば、やりやすくなるとは思うけど、僕ってオールマイティーと言えばカッコイイけど、本当に強いランク入りしてる人から比べたらまだまだだし。
今から挑むってのに、装備もジョブも属性もきちんとしてない人に付き合ってやっても、僕が蘇生出来るのをいいことに、うちのグルなら三分で終わるクエストを1時間かけてやったりするんだ。」
A「1時間ww え?それマジで?w爆笑」
R「霧さんさえ当たらないようにすれば、蘇生も出来るし範囲回復でダメージほとんど無いに等しいし…出来ないことも無いけど。
ずっと蘇生かけて回復かけて攻撃して…お疲れ様でした。」
『あっもしかして、前『なんかヘルプウザいから行ってくるー!終わったら一緒に遊びましょうね、ナイアさん(≧∇≦)』って言ってたけど、『まだ終わらない終わらない終わらないーー!』って時のですか?』
霧「そう、それ!あれ終わったら遊べると思ってたのに、僕の都合が悪くて遊べなかったアレ!
そっから『自分のグルメンとしかボス戦は行きません』って断ってる」」
R「あ。だからうちのグルに入りたがるんだ。霧さん狙いで」
A「そう、皆、霧を背後から狙ってるのさ。アーーッされないように気をつけろ(笑)」
霧「僕の身体は別として僕の心は全てナイアさんの物!生まれ変わっても僕はナイアさんが大好きだよ!」
A「身も心もじゃねえのかよwww」
レナ「なんでいきなり転生後w」
霧「なんか僕の小学校1年の頃からのストーカーに、厨二病中年で自称魔王がいるんだけど、そいつが僕に『ずっと側にいさせてくれ』って言って、ワチャワチャしてる間に魂に細工したらしくて、死んだら異世界に行って新しく長生き出来る人間に生まれ変わるんだって。」
『霧さんって創作するの上手ですよね。この前も、『実は僕は私立のBL的王道学園に高校から入ったんだけど、入学式から3日目から同室の生徒会長に監禁されてるんだ!』って言ってましたよね。』
シーナ「私は前『実は僕はとても優しい魔法使いを悪い魔法使いだと間違えて、悪い悪魔に騙されて…気がついたら身体が縮んでしまっていた!』って聞いたけど?」
マロン「最後まで作って話すともっと楽しいですよ!」
霧「・・そうだね。全部全部僕はうっそぴょーん♪今日はもう寝るね。おやすみナイアさん、皆の衆」
『おやすみなさい。霧さん』
何か変だなと思いつつ、わからないまま、楽しい時間を過ごしてた。僕はこのゲームの中だけは霧さんを筆頭に優しくて楽しいメンバーの1人だった。霧さんがいると楽しくて、嬉しくて、僕のネガティヴな心が出る隙がなかった。
うっそぴょーん♪
はどこでしょうね